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【フランス基本情報のまとめ】これさえ知っていれば大丈夫!〜電圧・祝祭日・気候・治安・トイレ事情・チップなど〜

フランスのガイドブック

私はフランスが大好きでこれまで渡仏歴17回です。

ここではフランスの基本情報全てを紹介します。

フランスの基本情報

フランスの国旗

フランスの基本情報(言語・電圧・プラグ)

フランスは日本よりも0.3倍ほど土地が広く、人口は日本の半分ほどです。

首都 パリ
面積 約55万㎢(日本はフランスの約7割の面積)
人口 約6450万人(日本の約1/2)
公用語 フランス語
通貨 ユーロ(€)
宗教 カトリックが約80%、イスラムが約7%、プロテスタントが約1.5%
時差 日本より -8時間 ※サマータイム(3月末〜10月末)時は-7時間

フランスの公用語はフランス語ですがパリなどの大きな都市のショップやレストラン、4つ星以上のホテルでは英語は通じます。

でも田舎へ行くと駅であってもほぼ英語は通じないと思ったほうがいいです。

フランスでは英語が苦手な人や本当に話せない人も多いので、フランス語で話す努力をこちらからも見せたほうが親切にしてくれることは多いです。

元旅行会社勤務の筆者が教えるフランス旅行の手配の超基本

フランスでは電圧は220Vで周波数は50Hz、プラグはCタイプです。

日本国内の電化製品は電圧が異なるのでそのままでは使えないのですが、スマホやカメラの充電器は最近では海外でも使える仕様になっているのでプラグを持って行くだけで利用できます。※メーカーによるので事前に確認してください。

電圧とプラグについては以下の記事で詳しく紹介していますので、参考にしてみてください。

フランスで充電器を使うには?フランスの電圧は220VでプラグタイプはC!海外旅行で充電器を使うには電圧とプラグをチェックする

フランスの祝祭日とバカンスシーズン・日曜の状況

フランスの祝祭日はキリスト教に関するものが多いです。

祝祭日にはほとんどのお店は閉まります

お土産を買う日と決めていた日が祝祭日と重なった場合、お店が閉まっていて買えなかった..とならないように気をつけます。

祝祭日 日本語 2019年 2020年 2021年
Jour de l’an 元旦 1/1(火) 1/1(水) 1/1(金)
Lundi de Pâques* 復活祭 4/22(月) 4/13(月) 4/5(月)
Fête du Travail メーデー 5/1(水) 5/1(金) 5/1(土)
Victoire du 8 mai 1945 1945年5月8日戦勝記念日 5/8(水) 5/8(金) 5/8(土)
Ascension* 昇天祭 5/30(木) 5/21(木) 5/13(木)
Lundi de Pentecôte* 聖霊降臨祭の翌日の月曜日 6/10(月) 6/1(月) 5/24(月)
Fête Nationale 革命記念日 7/14(日) 7/14(火) 7/14(水)
Assomption 聖母被昇天祭 8/15(木) 8/15(土) 8/15(日)
Toussaint 諸聖人の日 11/1(金) 11/1(日) 11/1(月)
Armistice 1918 1918年休戦記念日 11/11(月) 11/11(水) 11/11(木)
Noël クリスマス 12/25(水) 12/25(金) 12/25(土)

* 移動祝日
* 引用元:在日フランス大使館オフィシャルサイト

上記に加えて7月から9月までの間はバカンスシーズンで、期間中(例えば1ヶ月間とか)お店をクローズにするところも多くなります。

例えばリヨンにある大好きなレストラン101は夏の間はお休みになるため、夏にリヨンを訪れたときには行けなくて残念な思いをしたことがあります。

大きな都市ではレストランは開いていますが、ほとんどのお店が閉まってしまうためお土産を買う場合は前後にするとか田舎では非常食を持参するなど私たちは工夫しています。

アルファ米おにぎり海外旅行の達人たちに聞いた!食事にストレスを感じないために海外旅行に持っていく非常食

バスの時刻表を見るときには祝祭日は【Fête】と書いてあり、平日よりも運行が少なくなる点も注意です。

フランスを含むヨーロッパでは日曜もお店はお休みになるところが多いです。

スーパーも午前中だけの営業だったり、日本のような24時間営業のコンビニもありません。

オット

パリやリヨンなど大きな都市の駅にある日本でいうキオスク(Relay)は日曜でも開いているよ。

フランスの地理と気候・主要都市

フランスはもともと22の地域圏(州)に分かれていたのですが、2016年に再編されて18の地域圏(州)になりました。

フランスの地域圏マップ2016年以降

フランスの地域圏は全部で18ある。ヨーロッパ大陸に位置する本土およびコルシカ島(イタリアのリグーリア州とサルデーニャ島に挟まれて位置する)を含む周辺の島嶼からなるヨーロッパの領土に13、ヨーロッパ以外の海外の領土に5つある。Wikipediaより

  1. オー・ド・フランス(リール)
  2. ノルマンディ(ルーアン)
  3. ブルターニュ(レンヌ)
  4. ペイ・ド・ロワール(ナント)
  5. イル・ド・フランス(パリ)
  6. サントル=ヴァル・ド・ロワール(オルレアン)
  7. ヌーヴェル・アキテーヌ(ボルドー)
  8. グラン・テスト(ストラスブール)
  9. ブルゴーニュ=フランシュ=コンテ(ディジョン)
  10. オーヴェルニュ=ローヌ・アルプ(リヨン)
  11. オクシタニー(トゥールーズ)
  12. プロヴァンス=アルプス・コートダジュール(マルセイユ)
  13. コルス地方公共団体(アジャクシオン)
それぞれの地域には特色があり、街並みも特産品もそれぞれにあります。※徐々に追記していきます。

オット

オクシタニー地方だったらフォアグラの産地として有名だし、ブルターニュならガレットが有名など見どころがそれぞれにあるところがいいよね。

気候は日本と大きな違いはないので、着て行く洋服は東京の季節とだいたい合わせて行きます。

但し夏でも朝晩は冷えることがあるので上着は必ず持参します。7月〜9月は夜の9時頃まで明るいです。

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>> AccuWeatherでフランスの地域ごとの天気をチェックする

フランス国内の交通手段

フランス周遊をするならフランス国鉄(SNCF)は必須で、バスを利用すると旅の幅が広がります。

フランス周遊する時の移動方法個人旅行でフランス周遊をするときの移動方法【鉄道・バス・レンタカー】ポイントと注意点

パリやリヨンでは『メトロ』『バス』『トラム』のチケットが共通で使えます。※パリではチケットプリュ(Ticket +plus)、リヨンではTCLのチケットを利用します。

パリメトロ(地下鉄)切符の買い方パリのメトロ(地下鉄)を乗りこなす!初めてのパリ観光向け切符の種類と買い方

リヨンでトラム・メトロ・バスのチケットの買い方フランス・リヨンの市内交通TCL【トラム・メトロ・バス】チケットの買い方と乗り方を紹介!路線図を利用して便利に使いこなす

フランスの田舎巡りをする場合は車を運転できるならレンタカーを借りてまわった方が便利です。レンタカーについては以下の記事を参考にしてみてください。

フランスでレンタカーを借りる【フランス(ヨーロッパ)でレンタカーを利用する手順のまとめ】事前の手続き・車を運転をするときの注意点・おすすめ便利グッズを実例から紹介

事前にGoogle Mapをダウンロードしてオフラインで使えばバスや車で移動している時でも現在位置を確認できて安心&便利です。※バッテリーの減りが早くなる点だけ注意です。

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フランスの治安

私はフランスへ20回近く行っていますが、治安が悪いと言われている地域へ近づかなければそれほど怖くはありません。

  • 都市部ではスリに注意する(特にパリ、マルセイユ)
  • 治安が悪いと言われている地域へは近づかない(特にパリ、マルセイユ)
  • 夜の1人歩きはしない(夜は極力外出しない)

これまで行ってきた街の中で緊張したのはマルセイユで、緊張はしないけどスリに気をつけているのはパリです。

パリは地区によっては治安が悪いので(パリ在住のフランス人友人から聞いた)、私は悪いと言われている場所には昼間でも行きません。

オット

クリニャンクールも日本のガイドブックには普通に紹介されているけど、実際行った時はちょっと怖かったから気をつけたほうがいいと思う。

フランス・パリの治安の良い地域・悪い地域を渡仏歴17回トラベラーが解説!女性一人旅の安全対策もフランス・パリの治安の良い地域・悪い地域を渡仏歴17回トラベラーが解説!女性一人旅の安全対策も

パリはフランス人も気をつけているというくらいにスリが多いので、特にメトロでは気をつけるようにしています。

パリフランス、パリの基本情報(平均気温・メトロの乗り方&切符の買い方・空港からの移動・治安)のまとめ

パリメトロ1番線パリ・メトロで実際にスリ集団を目撃!スリに遭わない対策を渡仏歴10数回トラベラーが紹介

>> 在フランス日本大使館ホームページで渡航安全情報をチェック

パリのシャルル・ド・ゴール空港からパリ市内への移動は複数の選択肢がありますが、私たちは安全を期して空港バス一択です。

LE-BUS Directシャルル・ド・ゴール空港(CDG)からパリ市内への移動はバス(LE-BUS Direct)が安全でおすすめ!

パリやマルセイユ以外の都市は基本的に安全だと思います。※それでも夜の一人歩きはしないようにしています。

フランスの田舎ではあまり被害にあったということは聞きませんが、移民の多い町は気をつけたほうがいいです。※国境近くの町リールなどは移民も多いので個人的には気をつけたい場所と考えています。

フランスの通貨と物価

フランスの通貨はユーロです。

物価は東京よりも少し高くランチはパリやリヨンの都市部では18〜20ユーロくらい(約2,000円から2,500円)、田舎でも10〜15ユーロくらいが平均です。

オット

日本ではワンコイン(500円)や1,000円前後で食べれるランチもあるけどフランスにはないし、それと比較すると物価は高いよね。

ただワインやチーズは日本と比べると安くて美味しいので、スーパーで買ってホテルで飲んだり食べるという楽しみ方もあります。

Une Pauseの設備

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フランスの公衆トイレ事情

フランスをはじめヨーロッパでは公衆トイレをあまり見かけない&あまりの汚さに入れないことも多いです。

システム的なトイレも多く使い方がわからなかったりすることもあるので、以下の記事を参考に事前に心の準備をしておくことをオススメします。

フランスのトイレ事情フランス(ヨーロッパ)でトイレはどうする?トイレ事情と使い方・持って行くと便利なもの

チップは基本的に不要

海外旅行へ行くのに気になることの一つがチップだと思います。

チップを払うシチュエーションは以下のようなときだと思いますが、基本的にフランスではチップは不要です。
  • ホテル(掃除やベッドメイク)
  • レストラン
  • 現地発着のオプショナルツアーに参加するとき
  • タクシー

レストランでのチップについてはパリに住むグランメゾンで働いていた友人とも議論したことがあるのですが、義務ではないので渡さなくてもいいと結論づけました。※但し特別なことをお願いしたときには気持ちとして渡すと嬉しいみたいです。

オット

ホテルでは何度か枕元に1ユーロを置いてみたこともあるけど持っていかれたことは一度もないよね。

現地発のオプショナルツアーに参加して快いサービスを受けた時は、最後に車を降りるときに握手しがてらチップを渡すこともあります(5ユーロ札くらい)。

タクシーを利用したときにも料金の5〜10%くらいのチップ込で支払います。

フランスでコインランドリーを利用する

私たちは日程に余裕があるときや期間が長くなる時は途中でランドリーを利用します。

使い方を知っておくと便利です。私はあらかじめ洗剤を持参するようにしています。

フランスでランドリーの見つけ方と使い方図解で紹介!海外旅行先(フランス)でコインランドリー(Laverie)の見つけ方と使い方を紹介!

フランスの観光・食事・ショッピング

フランスで食事をする

フランスにあるレストランやカフェなどの種類やオーダーの仕方を紹介しています。

レストランでの注文方法図解で紹介!フランスのレストランで注文をする!初心者向けの会話&メニューの見方と選び方

パリのレストランフランスにあるレストランの種類とドレスコード(服装)を知って食事を楽しむ!

フランスのスーパーで買い物をする

フランスのスーパーマーケットで買い物をする!買い物の仕方とスーパーで買うもの

フランスのおすすめお土産フランスで買うおすすめお土産を公開!渡仏歴17回のフランス大好きトラベラーが選ぶもの

フランスへいく時にはエコバッグを持参するのが普通です。

レジ横で買ったエコバッグは日本で買い物をする時にも利用できて長く使えるので一つあると便利です。

ショッピングバッグフランスやヨーロッパ旅行にはエコバッグ / ショッピングバッグを持って行くと防犯にも買い物にも便利!

フランスならではの楽しみ方(蚤の市・マルシェ・田舎巡り)

フランスではショッピングやアート以外の楽しみ方もあります。

ここにこそフランスを味わえる楽しみ方があると思っています!

フランスのマルシェを楽しもう !朝市からアンティーク市・クリスマス市まで

フランスの蚤の市フランスのアンティーク市(ブロカント市)・蚤の市(Marché aux puces BROCANTE)を楽しむポイント&各地の蚤の市情報まとめ

フランスの美しい村コンクフランスは田舎にこそ魅力がある!フランスの最も美しい村(Les plus Beaux Village de France)とは?

フランスのシャンブルドットフランスでシャンブルドット(B&B)やアパルトマン(アパートメントホテル)に泊まる時のメリットとデメリット

フランスの通信

空港では無料wifiが使える

シャルル・ド・ゴール空港では無料wifiが使えます。

CDG空港乗り継ぎをスムーズにするためにパリのシャルル・ド・ゴール(CDG)空港を攻略する

他にもホテルやTGVなどでは無料wifiが問題なく使えるので、必要な情報はホテルでネット検索すれば十分です。

フランス国内でスマホを普通に使うには?

iPhoneやアンドロイドなど、スマホを無料wifiエリア以外でフランスでも普通に使うには3つの方法があります。

プリペイドSIMフランスで無料WiFiが使える場所は?レンタルWiFiが必要かどうか迷ったら読む!現地で困らない通信手段の選び方

SIMロック解除されたスマホを使っている場合

SIMロック解除されたスマホを使っている場合は現地でSIMを買う方法が一番安いですが、事前に日本でSIMを買って設定する方法もあります。

SIM2Flymineo利用iPhone XSユーザーが海外旅行(フランス)で使うプリペイドSIM2Flyの渡航前&帰国後の設定

フランスでSIMカードを購入mineo / iPhoneユーザーがフランスでプリペイドSIMカードを購入したときの手順や設定、帰国後の再設定について

SIMロック解除されたスマホを使ってない場合

「SIMって何?設定とかよくわからないよ。」っていう場合は、イモトのwifiGlobal wifiなどのモバイルwifiを事前に日本で借りていくほうがいいです。

Global wifiは成田空港や羽田空港にも貸出カウンターがあり出発前に申し込みが可能ですが、事前に申し込んだほうが割引がありオススメです。

フランスのおすすめガイドブック

私自身が参考にしている&持っているガイドブックです。

基本的なことを抑えるならやっぱりこれでしょう。1冊は欲しいガイドブックです。

フランスの地方へ行くなら地方ごとのガイドブックの方が詳しい情報があるのでオススメです。

フランスへ行くのに手放せない1冊が【旅の指差しフランス語】。私はもう何年も持参していますが(フランス語が上達しないのでww)、重宝しています。

フランスの田舎が好きな方には以下の本もおすすめです。

基本情報まとめ

フランスの基本情報を紹介しました。

最後に、私自身が個人旅行で利用しているサービスを紹介します。

フランスへ行く時の行き方、手配方法フランスへ行くのに利用しているおすすめサービス一覧(航空会社、ホテル手配、レンタカー、鉄道)

ホテルの予約ならここ一択!

フランスの風景やフランスの田舎を目指している自宅のガーデンをインスタグラムでも発信していますので、よかったらインスタグラムも見てみてください。

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