そのため2019年の旅では事前にプリペイドSIMカードを買って使いました。
海外旅行先でスマホを普通に使う方法については以下の記事も参考にしてみてください。
ここではプリペイドSIMの帰国前の設定から帰国後の設定、実際に使ってどうだったのかを紹介していきます。
海外でスマホを使うならプリペイドSIMがおすすめ
ヨーロッパ(フランス)行きにプリペイドSIMカード(SIM2Fly)を購入
ヨーロッパで対応するSIMカードの種類は検索するといくつか出てきますが、その中でも口コミが多かったプリペイドSIMカードは3つありました。
- Three / 3GB 最大90日間/1740円 *イギリスを含む42ヵ国
- docodemonet / 3.5GB 15日間/2680円 *ヨーロッパ他国
- AIS-SIM2Fly / 4GB 15日間/3339円 *世界70ヵ国
フランスだけでなくヨーロッパ各国で繋がり問題なかったという口コミ内容が多い+アジアも含まれているので、ヨーロッパ+アジアを組み合わせる場合にもおすすめです。
SIM2Flyの対応国
SIM2Flyの対応国は日本を含む世界70ヵ国です。
- ヨーロッパ主要国
- アジア各国(日本含む)
- アメリカ ※グアム・サイパン除く
- ロシア
- オーストラリア
- 南アフリカ
※複数国へ渡航する場合でも渡航先によっては1枚のSIMカードでOKなので、挿し替えの手間もかからず便利です。また日本でも利用ができるので出発空港から利用開始する事も可能です。
APNの設定方法が英語と中国語で、【iOS】【Android】【Windows Mobile】それぞれの説明文があります。
使うために必要なこと&設定する際に必要な環境
プリペイドSIMを使う条件は1つです。
使っているスマホのSIMロックが解除されていること
プリペイドSIMを海外で設定するときにはwifiが繋がっている状況であること(空港やホテル)も必要です。
SIM2Flyの設定
SIM2Flyを使うための手順です。
- 日本でプリペイドSIMカードを調達
- iPhoneの設定→一般→プロファイル→mineo auプラン→プロファイルを削除
- 電源を切ってSIMカードを差し替える
- 設定→通信のオプション→ローミングON
- SIMカードが自動的にアクティベイトされて使える状態になる。
- 万が一繋がらない場合はAPN設定を確認する
- 帰国後プロファイルを再インストール
1. 現地または出発前にSIM交換
現地に着いた時点で(または出発前に日本で)SIMを交換します。
注意点1:SIMピンまたはクリップを持参すること
私はSIMピンをいつも持参していますが、クリップでも問題ありません。
iPhoneの電源を切ってからSIM交換をします。
注意点2:取り出したSIMは失くさないように大事にしまっておくこと
旅行から戻ったらSIMを入れ替える必要があるため、取り替えたSIMは大切に保管しておきます。
SIMカードはSIMピンと同様に小さいので、同じ場所にマスキングテープを貼って留めておくと安心です。
2. データローミングをオンにする
説明書を参考に設定を行います。
> 設定 → モバイル通信 → 通信のオプション → ローミングオンにする
3. APN(Access Point Name)の設定
インターネットに接続するための設定を行います。※iPhoneの場合は大抵不要
注意点1:wifiがつながっている環境で行うこと(例:ホテルや空港)
- 設定→一般→プロファイル
- 見慣れないプロファイルが入っていたら削除する
- APNが”Internet”になっていることを確認または”Internet”を選んで設定する
急いで設定したくない場合はホテルで設定します。
注意点2:格安SIM会社を利用している場合は、プロファイルを削除すること
もしSIMを挿してもネットワークに繋がらない場合は、APNを設定する前にプロファイルを削除します。※キャリア利用の場合は必要ありません。
私の場合はプリペイドSIMを挿し替えただけではつながらなかったので、プロファイルを削除したら自動でアクティベイトされて繋がりました。
設定 > 一般 > プロファイルからプロファイル削除
プロファイルをタップ(削除した場合はプロファイル自体が表示されません)。
プロファイルを削除した後、もし自動で繋がらなかった場合は「設定」→「モバイル通信」→「通信オプション」→「モバイルデータ通信ネットワーク」でAPNを設定します。
※大切なのはSafariでアクセスするという点です。
APNインストール先リンク: www.unlockit.co.nz/
「APNを作成します」を選択して必要項目を入力し、インストールします。
私自身はフランス・リヨンの空港に到着して荷物が出てくるまで待っている間にSIMカードを差し替えました。
SIM3FlyはSIMカードを挿し替えた時から日数がカウントされるので、旅行期間によって調整することをオススメします。私の場合は8/2から帰国日までがちょうど15日間だったので、フランスに到着後荷物が出てくるまでの間にSIM カードを挿し替えました。
ネットワークにつながるとSMSで英語とタイ語でメッセージがいくつか届きますが、特に何もしなくて大丈夫です。
帰国後の設定
※入れ替える際は電源をオフにします。
引用元:mineo利用でフランスでプリペイドSIMカードを購入したときの手順や設定、帰国後の再設定について
>> mineoユーザーサポート – プロファイルの削除&インストール
mineoスイッチは2019年8月末にサービスを終了し、mineoアプリでの稼働となりました。
Mineoアプリを開いたら右下にある設定をタップします。
プロファイル設定を選択します。
SIM2Flyを実際に使ってどうだったか
通信状況はというと、フランスのリヨンでは4Gでしたがリヨンから鉄道に乗り30分ほど程度の小さな村へ行ったりする時はときどき3Gになりました。
AISから届くSMSのメッセージにも書いてあるのですが(下記参照)、MAXで4Gとなるのでその場所の状況により通信の速さは変わります。
You can enjoy WH_SIM2Fly899 Bundle, SIM2Fly899 WH_Non-Stop Max Speed 4GB 14Day.
SIMを買ってよかったと一番思ったのは、田舎をレンタカーでドライブしていた期間でした。
ついていたカーナビの設定がフランス語のみでよくわからなかったので、Google MAPをiPhoneで確認しながらナビとして利用しました。
mineo利用iPhoneでプリペイドSIMの設定から使用レビューまとめ
プリペイドSIM【SIM2Fly】の設定を紹介しました。
※SIM2Flyは通信のみで通話は含まれません。
スマホが海外で使えるとかなり便利ですが、iPhoneは高価で狙われやすいので海外で使うときは気をつけてください。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
海外でスマホを使うならプリペイドSIMがおすすめ