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mineo利用iPhone XSユーザーが海外旅行(フランス)で使うプリペイドSIM2Flyの渡航前&帰国後の設定

SIM2Fly

私はこれまでスペインで一度フランスでは二度、現地でプリペイドSIMを購入してiPhoneを現地で普通に使いました。

フランスでSIMカードを購入mineo / iPhoneユーザーがフランスでプリペイドSIMカードを購入したときの手順や設定、帰国後の再設定について

スペインでSIMカードを購入して使うまでのまとめ。mineo / iPhoneユーザーがスペイン・マドリードでプリペイドSIMカードを購入したときの手順や設定について

スペインでは問題なかったのですがフランスではiPhoneの設定がうまくいかなくて時間がかかり、2度目の利用ではプランを間違えて設定されてしまって途中から使えなくなりました。

そのため2019年の旅では事前にプリペイドSIMカードを買って使いました。

SIM2Fly

理由等は後述しますが、私はSIM2Flyを選びました。結論から言うと特に問題なく使い勝手がよかったので次回も同じものを買います。

海外旅行先でスマホを普通に使う方法については以下の記事も参考にしてみてください。

プリペイドSIMフランスで無料WiFiが使える場所は?レンタルWiFiが必要かどうか迷ったら読む!現地で困らない通信手段の選び方

ここではプリペイドSIMの帰国前の設定から帰国後の設定、実際に使ってどうだったのかを紹介していきます。

私が使っているiPhone XSで説明していきます。

海外でスマホを使うならプリペイドSIMがおすすめ

ヨーロッパ(フランス)行きにプリペイドSIMカード(SIM2Fly)を購入

ヨーロッパで対応するSIMカードの種類は検索するといくつか出てきますが、その中でも口コミが多かったプリペイドSIMカードは3つありました。

  • Three / 3GB 最大90日間/1740円 *イギリスを含む42ヵ国
  • docodemonet / 3.5GB 15日間/2680円 *ヨーロッパ他国
  • AIS-SIM2Fly / 4GB 15日間/3339円 *世界70ヵ国
私はフランスで使いたいので、フランスでちゃんと繋がったのかレビューを一つ一つ読んで複数の会社から決めたのがAIS-SIM2Flyです。

Amazonで口コミを読む

フランスだけでなくヨーロッパ各国で繋がり問題なかったという口コミ内容が多い+アジアも含まれているので、ヨーロッパ+アジアを組み合わせる場合にもおすすめです。

SIM2Flyの対応国

SIM2Flyの対応国は日本を含む世界70ヵ国です。

  • ヨーロッパ主要国
  • アジア各国(日本含む)
  • アメリカ ※グアム・サイパン除く
  • ロシア
  • オーストラリア
  • 南アフリカ

※複数国へ渡航する場合でも渡航先によっては1枚のSIMカードでOKなので、挿し替えの手間もかからず便利です。また日本でも利用ができるので出発空港から利用開始する事も可能です。

日本語簡易マニュアル付きと書かれていましたが、実際に届いたSIMカードに日本語の説明はありませんでした。※英語と中国語のみ

SIM2FlyをiPhone XSで使う

APNの設定方法が英語と中国語で、【iOS】【Android】【Windows Mobile】それぞれの説明文があります。

使うために必要なこと&設定する際に必要な環境

SIM2FlyをiPhone XSで使う

プリペイドSIMを使う条件は1つです。

使っているスマホのSIMロックが解除されていること

SIMロック解除については以下の記事を参考にしてみてください。

格安SIM会社はmineoがおすすめ!海外旅行にも便利な格安SIMにするメリットとデメリット!iPhone利用でauから格安SIM会社mineoAプランに乗り換えたときの記録と手順のまとめ

プリペイドSIMを海外で設定するときにはwifiが繋がっている状況であること(空港やホテル)も必要です。

SIM2Flyの設定

SIM2Flyを使うための手順です。

  • 日本でプリペイドSIMカードを調達
  • iPhoneの設定→一般→プロファイル→mineo auプラン→プロファイルを削除
  • 電源を切ってSIMカードを差し替える
  • 設定→通信のオプション→ローミングON
  • SIMカードが自動的にアクティベイトされて使える状態になる。
  • 万が一繋がらない場合はAPN設定を確認する
  • 帰国後プロファイルを再インストール
詳しく説明していきますね。

1. 現地または出発前にSIM交換

現地に着いた時点で(または出発前に日本で)SIMを交換します。

注意点1:SIMピンまたはクリップを持参すること

SIMピンとクリップ

私はSIMピンをいつも持参していますが、クリップでも問題ありません。

iPhoneのSIMを入れ替える

iPhoneの電源を切ってからSIM交換をします。

注意点2:取り出したSIMは失くさないように大事にしまっておくこと

旅行から戻ったらSIMを入れ替える必要があるため、取り替えたSIMは大切に保管しておきます。

私はどこに保管したかわからなくなり帰国後に再発行したことがあるので、わかりやすい場所に保管しておいた方がいいです。

オット

あの時は再発行した後に見つけて、無駄遣いになったよね。

iPhoneの自動設定をオンにして海外旅行先で自動で時間を変更する

私はSIMピンと予備のクリップを紛失防止にSDカード専用ケースに入れて持っていってます。

SIMカードはSIMピンと同様に小さいので、同じ場所にマスキングテープを貼って留めておくと安心です。

2. データローミングをオンにする

説明書を参考に設定を行います。

SIM2Flyの説明書にはデータローミングをオンにする、と書かれていたのでオンにしました。

> 設定 → モバイル通信 → 通信のオプション → ローミングオンにする

3. APN(Access Point Name)の設定

インターネットに接続するための設定を行います。※iPhoneの場合は大抵不要

もしAPN設定が必要な場合はこの設定が一番ややこしい箇所かもしれません。

注意点1:wifiがつながっている環境で行うこと(例:ホテルや空港)

iPhoneの場合は世界各国のBandに対応しているので自動でアクティベイトされますが、万が一繋がらなかった場合はプロファイルを削除します。
  1. 設定→一般→プロファイル
  2. 見慣れないプロファイルが入っていたら削除する
  3. APNが”Internet”になっていることを確認または”Internet”を選んで設定する
ヨーロッパの空港ではフリーwifiが使えるのですぐにでも使いたい場合は待ち時間に行います(盗難の観点から搭乗ゲートを出る前の方がいいです)。

急いで設定したくない場合はホテルで設定します。

注意点2:格安SIM会社を利用している場合は、プロファイルを削除すること

もしSIMを挿してもネットワークに繋がらない場合は、APNを設定する前にプロファイルを削除します。※キャリア利用の場合は必要ありません。

私の場合はプリペイドSIMを挿し替えただけではつながらなかったので、プロファイルを削除したら自動でアクティベイトされて繋がりました。

設定 > 一般 > プロファイルからプロファイル削除

iPhoneでプロファイルを削除する

プロファイルをタップ(削除した場合はプロファイル自体が表示されません)。

iPhoneでプロファイルを削除する

 

プロファイルを削除した後、もし自動で繋がらなかった場合は「設定」→「モバイル通信」→「通信オプション」→「モバイルデータ通信ネットワーク」でAPNを設定します。

続いてSafariで下記のリンクにアクセスします。

※大切なのはSafariでアクセスするという点です。

APNインストール先リンク: www.unlockit.co.nz/

「APNを作成します」を選択して必要項目を入力し、インストールします。

私自身はフランス・リヨンの空港に到着して荷物が出てくるまで待っている間にSIMカードを差し替えました。

注意

SIM3FlyはSIMカードを挿し替えた時から日数がカウントされるので、旅行期間によって調整することをオススメします。私の場合は8/2から帰国日までがちょうど15日間だったので、フランスに到着後荷物が出てくるまでの間にSIM カードを挿し替えました。

ネットワークにつながるとSMSで英語とタイ語でメッセージがいくつか届きますが、特に何もしなくて大丈夫です。

帰国後の設定

帰国後はSIMを差し替えてからプロファイルを再設定します。

STEP.1
SIMカードを入れ替える
プリペイドSIMを抜いてもともと使っていたSIMと入れ替えます。
※入れ替える際は電源をオフにします。

STEP.2
設定を確認
差し替えたら自動で設定が変わりますが、変わらない場合はネットワーク設定を確認します(※mineo利用の場合は変わらないはずです)。

STEP.3
ネットワーク設定を確認
設定→一般→【プロファイル】が入っているか確認。【プロファイル】が入っていない場合は再インストールする必要があるので、wifiが繋がっている状態でmineoの【マイネオユーザーサポート】ページからプロファイルデータをインストールします。

STEP.4
確認
プロファイルをインストールしてネットワークにつながっていることを確認します。

引用元:mineo利用でフランスでプリペイドSIMカードを購入したときの手順や設定、帰国後の再設定について

私は到着した羽田空港で荷物が出てくるまでの間に設定&SIM挿し替えをしました。

>> mineoユーザーサポート – プロファイルの削除&インストール

mineoアプリを入れておくとプロファイルをすぐに選べるので便利です。※メニュー→プロファイル

mineoアプリ

mineoスイッチは2019年8月末にサービスを終了し、mineoアプリでの稼働となりました。

海外旅行でSIMカードの設定

Mineoアプリを開いたら右下にある設定をタップします。

海外旅行でSIMカードの設定

プロファイル設定を選択します。

SIM2Flyを実際に使ってどうだったか

結論から言うと快適でした!今まで利用した中で一番便利だったと思います。

通信状況はというと、フランスのリヨンでは4Gでしたがリヨンから鉄道に乗り30分ほど程度の小さな村へ行ったりする時はときどき3Gになりました。

AISから届くSMSのメッセージにも書いてあるのですが(下記参照)、MAXで4Gとなるのでその場所の状況により通信の速さは変わります。

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フランスのブルゴーニュ地方周辺の田舎巡りをしたときも場所によって3Gになったりはしましたが、田舎でも意外と4Gが多く不便は感じませんでした。

SIMを買ってよかったと一番思ったのは、田舎をレンタカーでドライブしていた期間でした。

ついていたカーナビの設定がフランス語のみでよくわからなかったので、Google MAPをiPhoneで確認しながらナビとして利用しました。

iPhoneをカーナビとして使うヨーロッパ(フランス)旅行でレンタカーを借りるときにiPhoneをナビとして活用する!必要なこと&持っていると便利なものを実録から紹介

通信量の目安通信量はどのくらい?海外旅行でスマホを利用するときの通信量の目安と使うシチュエーション

mineo利用iPhoneでプリペイドSIMの設定から使用レビューまとめ

プリペイドSIM【SIM2Fly】の設定を紹介しました。

フランスでは田舎ではときどき3Gになることもありましたが、大抵は4Gで通信環境はよかったです。特にエラーもなく問題なく使えたので次も同じSIMを買って使う予定です。

※SIM2Flyは通信のみで通話は含まれません。

スマホが海外で使えるとかなり便利ですが、iPhoneは高価で狙われやすいので海外で使うときは気をつけてください。

iPhoneが盗難に遭った時の対応方法iPhoneは特に狙われている!ヨーロッパで盗難に遭ったらやる手続きの手順を実体験に基づき紹介

Google MAPをオフラインで海外旅行にも便利!iPhone/iPadでGoogleMAPをダウンロードしてオフラインで確認&経路も検索する方法

最後まで読んでくださりありがとうございました!
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

海外でスマホを使うならプリペイドSIMがおすすめ

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