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【2016年12/27〜2017年1/4】リスボンとアレンテージョ地方の村々(モンサラーシュ、オビドス、エヴォラなど)旅行記のまとめ

ポルトガルの旅のまとめ。

2016年12/27〜2017年1/3までの7泊9日で、個人旅行(2人)でポルトガルへ行ってきました。

私自身は2005年と2006年にバックパックでひとり旅をしたことがあり、2016年は3度目の10年振りのポルトガルでした。

夫にとっては初めてのポルトガルだったので、主要観光地から少し田舎の村までリスボンを中心にまわりました。

オット

ロカ岬とシントラ遺跡巡りは思った以上によかった。次はポルトにも行ってみたい。

哀愁を漂わせたポルトガルの街や村、人懐っこいポルトガルの人たち、どこへ行って何を食べても美味しかったポルトガルの旅をここではまとめて紹介します。

1冊あると役に立つ

旅のコースとスケジュール

ポルトガルは小さな国だけど見どころがたくさんあります。

今回のコースを決める際はけっこう悩みました。私が2005年と2006年に旅したときは、次のようなコースで行きました。
  1. 【2005年】リスボン→エヴォラ→ロカ岬とシントラ(日帰り)→コインブラ→ポルト(+オランダ数日間)
  2. 【2006年】リスボン→ファティマやナザレなどの近郊の街(1日ツアー)→カステロ・ブランコ→モンサント→ヴィゼウ→ラメーゴ→アマランテ→ポルト(+オランダ数日間)※カステロ・ブランコからポルトまでは、バスをいくつか乗り継いで移動

初めてのポルトガルでは主要な観光地を訪れて、2度目のポルトガルでは田舎の小さな村や街をバスで乗り継いで移動する旅でした。

3度目のポルトガルではスケジュールを組む上でポイントを置いた点は2つです。
  • 小さな村を1カ所、どこかに入れたい(私の希望)
  • 初めてのポルトガルなので『ロカ岬』は絶対行きたい。リスボンもいろいろ見たい(夫の希望)
私たちは2人で旅するときはいつも、それぞれが行きたい場所を1〜2カ所決めて線で結ぶ形で旅程を組んでいきます。

モンサラーシュの夕陽

今回は『ロカ岬』とリスボン近郊のアレンテージョ地方にある『モンサラーシュ』という村、この2つを中心にスケジュールを組んでいきました。

日程 スケジュール
12/27(火) (私)成田空港発KLMオランダ航空でアムステルダム経由リスボンへ(リスボン泊)/ (夫)(深夜)羽田空港発エールフランス航空でパリ経由リスボンへ(機中泊)
12/28(水) 合流後、リスボン→エヴォラへ移動(エヴォラ泊)
12/29(木) エヴォラでレンタカーを借りて近郊の村巡り(モンサラーシュ泊)
12/30(金) エヴォラ→リスボンへ(リスボン泊)
12/31(土) オビドスへ(リスボン泊)
1/1(日) ロカ岬、シントラへ(リスボン泊)
1/2(月) リスボン市内観光(リスボン泊)
1/3(火)  KLMオランダ航空でアムステルダム経由成田へ
1/4(水)  成田着

出発前にちょっとしたトラブルが発生して、行きは別々の出発になりました。

出発の10日前にパスポートの残存期間が足りないことに気付いたときの対処法

ポルトガル個人旅行、スケジュールの詳細

12/27(火):成田空港からKLMオランダ航空で出発(私)

私は成田発のKLMオランダ航空で出発しました。
  • 12/27(火)KL862  11:25 / 15:30   成田 / アムステルダム
  • 12/28(火)KL1697  21:10 / 23:10  アムステルダム / リスボン

アムステルダムで約5時間のトランジット(乗り継ぎ)時間があったので、空港から外へ出てアムステルダムの街を2時間くらい散策しました。

Amsterdamトランジット(乗り継ぎ)に余裕があるとき2時間で楽しむ!アムステルダムのおすすめ観光スポット6カ所を紹介!

アムステルダムを出発してリスボンに到着したのは深夜。

深夜に1人で公共交通機関を利用するのは不安だったため、空港からホテルへの移動は事前に宿泊するホテルに依頼してタクシーを手配しました。

  • リスボン国際空港から市内ホテルまでタクシーを事前に手配
  • 料金:30ユーロ(深夜料金込み)
  • 所要時間:15分くらい

待ち合わせをしていた到着ロビーで感じのいい運転手さんと合流して、ホテルへ移動しました。空港からロシオ広場近くのホテルまでは約15分くらいでした。

12/27(火)※深夜:羽田空港からエールフランス航空で出発(夫)

夫は12/27(火)の朝9:00にパスポートを受け取って一旦自宅に戻り、夕方羽田空港へ向かいました。

チェックイン時に有償アップグレードのチャンスがあり(29,080円)、ビジネスクラスへのアップグレードになりました。

エールフランスビジネスクラス【2019年8月版】エールフランス ビジネスクラス搭乗記(B777-300BEST)羽田発パリ行き293便

12/28(水):リスボンからエヴォラへ移動

私がリスボン市内のホテルに到着した翌朝の早朝に、夫は乗り継ぎ先のパリに到着しました。

  • 12/28(水)AF293  0:35 / 5:30 羽田 / パリ
  • 12/28(水)AF1024  9:35 / 11:05 パリ / リスボン

オット

リスボン空港からは空港バスを利用したぜ。ロシオ広場までは思ったよりも近かった。

リスボンの風景ポルトガル・リスボン国際空港(ポルテラ空港)からリスボン市内へは空港バスが便利でおすすめ!

ロシオ広場で合流してホテルに1度戻り、2人の荷物を1つにまとめてスーツケース1つをホテルに預けてチェックアウトしました。

リスボンからエヴォラへ行くにはバイシャ・チアード駅から地下鉄1本でジャルディン・ズーリズコ駅まで行き、セッテ・リオス・バスターミナルから出発します。

リスボンからエヴォラへの移動は本数が多いバスが便利!バスでの行き方・切符の買い方

エヴォラの街並み

旧市街は世界遺産にも登録されているエヴォラの街で1泊しました。

ポルトガルへ行ったら一度は泊まりたい!エヴォラのポサーダ【Pousada Convento de Evora】は便利なのにコスパもよくて豪華気分を味わえておすすめ!

エヴォラの街並み旧市街はユネスコの世界遺産!実際に行ってよかったエヴォラ(Evora)の観光スポット

12/29(木):エヴォラから周辺のアレンテージョの村へ

翌朝チェックアウトして向かったのは、エヴォラの少し郊外にあるレンタカーオフィス。エヴォラでレンタカーを借りて、周辺の村をまわりました。

ポルトガルのアレンテージョ地方でレンタカーを借りて小さな村巡り。エヴォラで実際に借りた時の手続きから返却までを紹介

マルヴァオンポルトガルをレンタカーで楽しもう!アレンテージョ地方の可愛い村の効率的なまわりかた

この旅で一番行きたかった場所は『沈黙の村』と呼ばれるモンサラーシュ。

今回の旅のハイライトで、なんとかぎりぎり夕陽の沈む時間帯に間に合いました!

この村から見る朝陽や夕陽は、それはもう美しいです。この村へ行って本当によかったと思いました!

モンサラーシュの夕陽ポルトガルで最も美しい村と呼ばれるモンサラーシュの行き方と見どころ

モンサラーシュの村モンサラーシュでホテルに泊まるなら【Casa Dona Antonia – Turismo Rural em Mosaraz】がおすすめ!

12/30(金):モンサラーシュからエヴォラ、そしてリスボンへ

宿泊したホテルでの朝食時にレストランで使っていたお皿がかわいくてオーナーに聞いたら、近くの陶器の村の工場で作ってもらったとのこと。

場所を教えてくれたので、チェックアウトした後陶器の村へ行ってきました。

アレンテージョ地方陶器の村へ

直接買いに来るお客さんもちらほらいて、絵付けの作業風景も自由に見させてもらいました。

アレンテージョ地方陶器の村へ

陶器の村からエルヴァスへ移動してエヴォラへ戻り、15:30頃エヴォラのレンタカーオフィスで車を返却しました。

その後バスターミナルへ徒歩で移動して、17:00発のバスでリスボンへ戻りました。12/30〜1/3まで宿泊したホテルは、初日に泊まったホテルと同じTHE BEAUTIQUE HOTELです。

リスボンのおすすめホテルを紹介!ロシオ広場近くにある【Figueira by The BEAUTIQUE HOTEL】が観光にも移動に便利!

チェックインしたら、近くにあるシーフード・リゾットが美味しいと評判の大衆食堂へ行きました。絶品のリゾットでした!!

リスボンへ行ったらここへ行きたい!観光地以外のおすすめ5選〜泥棒市やコスタノバの食器など〜

12/31(土):オビドスへ

リスボンから日帰りで行けるオビドスへ行きました。

オビドス

リスボンから日帰りで行くのもおすすめ!中世の面影を残す可愛い村オビドス(Obidos)への行き方

オビドスリスボンから日帰りで行く!城壁に囲まれた中世の面影を残す可愛い村オビドスは城壁の上からの眺めがいい

13:45にはリスボンに戻り泥棒市へ行き、夜にはリスボンの年越しを見に外へ繰り出しました。

リスボンの大晦日の夜【2016年末】リスボンの大晦日の年越しを見に行ってきました!

1/1(日):シントラ経由でロカ岬へ

ポルトガルへ来たらここは外せない!ロカ岬へ行ってきました。

ポルトガル ロカ岬

元旦だったため、シントラのほとんどの場所がクローズでした。元旦にシントラへ行く場合は気をつけてください。

ポルトガル ロカ岬ポルトガルへ行ったらここは外せない!ユーラシア大陸の西の果てにあるロカ岬とまるでRPGの世界のような洞窟があるシントラ観光が楽しい

シントラ経由でロカ岬へ行き、帰りはカシカイス経由で14:00にはリスボンへ戻りました。

リスボン近郊にある有名な観光地、ベレンの塔や発見のモニュメントについては、後日記事にしたいと思います。※ジェロニモス修道院は元旦はクローズしていました。

1/2(月):リスボン最大のコロンボショッピングセンターへ

旅も残すところあと1日。翌日には帰るので、お土産調達も兼ねてショッピングセンターへ行ってきました。

リスボンショッピングセンターリスボンでお土産を買うならここがおすすめ!ポルトガルで一番大きいコロンボ・ショッピングセンターに行ってきた!

スーパーで買い物をした後はもう1つの目的だったコスタノバのお店へ行きました。

コスタ・ノバ食器ポルトガルへ行くならチェックしておきたいコスタ・ノバ(COSTA NOVA)の食器とリスボンのショップを紹介

1/3(火):リスボンからアムステルダム経由で成田へ

最終日は、朝6:30にチェックアウトして、前日にホテルのフロントにお願い手配していたタクシーで空港へ移動しました。

ホテルから空港までのタクシー料金:18ユーロ(約2300円)

リスボン市内のロシオ広場から空港バスが発着していますが、空港バスの始発は7:30からです。私たちは7:20には空港にいたかったのでタクシーで移動することにしました。
  • 1/3(火)KL2610  9:20 / 13:25  リスボン / アムステルダム
  • 1/3(火)KL861  14:30 / 9:45 + 1  アムステルダム / 成田

フライト時間が早くない場合は便利で料金もお安いので、空港バスがオススメです。時刻表については以下のサイトを参考にしてみてください。

Aerobus : Lisbon AIRPORT BUS Transport (空港バス)

ホテルを出発して、約20分くらいで空港に到着しました。

タクシーの運転手さんから『ターミナルはどこ?』と聞かれたところで、私たちは事前にターミナルを確認していないことに気付きました。

出発するターミナルは事前に確認しておいたほうがいいです。

国際線が多いターミナル1で降ろしてもらいましたが、リスボンからアムステルダムへ行くフライトはLCCで、LCC専用のターミナル2からの発着ということに1時間後くらいに気付きました。慌ててシャトルバスでターミナル2へ移動しました。

ターミナル間は無料のシャトルバスが運行していますが、それほど頻繁には出ていないので、私たちのようなことにならないように、利用する飛行機がどのターミナルから出発するのかは、事前に確認しておいたほうがいいです!

リスボンからアムステルダムまでのフライトは、提携のトランザビア航空でした。

リスボン空港ターミナル2

トランザビア航空

トランザビア航空

濃霧で飛行機が遅れていたため50分遅れの出発で、アムステルダムのスキポール空港への到着予定時間が成田行き飛行機の出発の30分前でした。

このままだと間に合わないので、飛行機に乗った直後にクルーに乗り継ぎ便があることを説明し他ところ、クルーの方たちは機長と相談して到着前に前の座席に移動して移動がスピーディにできるようにしてくれました。

オット

トランザビア航空はLCCだから機内も最低限のサービスしかないけど、クルーも機長もとてもフレンドリーで親しみやすい航空会社だと思った。

遅延で遅れたときの対処法は以下の記事も参考にしてみてください。

Transit国際線の飛行機が乗り継ぎ(トランジット)で遅延や欠航したときの対処法と対応策を実例で紹介

かかった費用のまとめ

ポルトガル旅行でかかった費用のまとめです。

ポルトガル2016旅にかかった費用

  • 航空運賃:134,220円(燃油サーチャージ14,960円込み)
  • 宿泊合計:977ユーロ(127,010円)/ 1人あたり63,505円
  • レンタカー含む交通費:53,430円/ 1人あたり26,715円
  • 外食合計7回:約200ユーロ(26,300円)/ 1人あたり13,150円
  • その他雑費:約310ユーロ(40,000円)

※1ユーロ=130円で計算しています。

航空運賃・宿泊・交通費を差し引いた額:約53,150円(お土産代含む)
※外食やスーパーではクレジットカードは使ったり使わなかったりです。

以下の記事も参考にしてみてください。

旅に持って行く現金の目安海外旅行に持って行く現金の目安を実例で紹介!実際にかかった費用を全て見せます – ヨーロッパ西欧編

ポルトガル旅行のまとめ

最後まで読んでくださって、ありがとうございました!
この記事が、少しでも旅の参考になると嬉しいです。

ヨーロッパの風景やフランスの田舎を目指している自宅のガーデンをインスタグラムでも発信していますので、よかったらインスタグラムも見てみてください。

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