海外旅行へ行く前に悩ましいのがパッキングだと思います。
パッキングは機内持ち込み手荷物にするものと、預け荷物にするものの2つに分けます。行き先や航空会社によっては規制がある場合もあります。
- 機内持ち込みにする液体物には制限がある
- リチウム電池は預け荷物に入れることはできない
- 危険物(刃物やスプレー類)は機内持ち込みできない
私は旅行会社で海外渡航業務を担当していたのでお客様に案内していた経験&20ヶ国40回以上海外旅行に行ってる経験から厳選した、機内持ち込み手荷物を紹介していきたいと思います。
海外旅行で着る服装については以下の記事も参考にしてみてください。
機内持ち込みバッグに便利
機内持ち込み手荷物リストを図解で紹介
私が海外旅行(主にヨーロッパ)へ行くときに機内持ち込みにする手荷物の中身です。
- iPad mini + iPhone
- パスポート + e-ticket 類
- 財布(海外用+小銭入れ)
- 一眼レフカメラ+カメラ用トートバッグ
- 海外用プラグ、セキュリティグッズ
- 周辺機器類(充電器やモバイルバッテリー、イヤホンなど)
- 1-2泊分の着替え
- スリッパ
- ガイドブックや手帳
- 化粧品などの液体物や歯磨きセット *眉毛カット鋏は機内には持ち込みません。
- 常備薬
機内持ち込みにするバッグ
機内持ち込み手荷物はほとんどの航空会社でサイズ・重さの制限があり、手荷物と身の回り品の2つと決められています。
- 身の回り品をまとめたバッグ:貴重品や電子機器類・カメラなど
- 機内持ち込み手荷物:サイズは3辺の合計が115cm以内
飛行機に乗るときはリュックに貴重品や身の回り品を入れてその他のものを手荷物のバッグに入れます。
身の回り品(リュックやハンドバッグ)
旅行先の街歩き用を兼ねて飛行機に乗るときは貴重品やカメラ・手帳などはリュックに入れます。
街歩きにも便利なリュック
リュック派ではなくショルダーバッグ派はこちらの記事を参考にしてください。
防犯を兼ねたショルダーバッグ
手荷物バッグはレスポのボストンバッグ(折り畳み可能)が軽くておすすめ
レスポートサックのバッグは軽くて畳んで小さくまとめられるところが重宝するのと、ボストンのラージウィークエンダーは3辺の合計が100cmいかないくらいです。
大きくてかさばるものをレスポのボストンに入れて、空港への移動時はスーツケース(またはキャリーケース)のハンドルに「バッグとめるベルト」で固定して移動します。
レスポボストンに入れるもの
- 1-2泊分の着替え+薄手のパーカー
- スリッパ
- 周辺機器類セット
「バッグとめるベルト」は荷物を重ねるときに何かと使えるので、1つあると便利です。
複数荷物まとめに必須
機内持ち込みに軽くて便利
機内持ち込み手荷物の中身
機内持ち込み手荷物の中身を1つ1つ紹介していきます。
iPad mini + iPhone
私はタブレットは必ず持っていきます。
旅先で情報を仕入れるのに画面が大きく便利&一眼レフカメラで撮った写真をアップロードしてSNSに投稿するためです。
それともう1つ、ヨーロッパ行きの飛行機は乗っている時間が長いので、観たい映画が機内サービスにないときにiPadにダウンロードしておいた映画やドラマを観ています。
私はAmazonのプライム会員になっているので、見放題の映画・ドラマをあらかじめダウンロードして出発に備えます。
パスポート+e-ticket類
パスポートはスキミング防止のカバーに入れて、e-ticketやホテル確認書はクリアファイルにまとめて入れてリュックに入れます。
旅行先に到着したらパスポートはウェストバッグ(手作りタイツのウエストバッグ&ジョギングにも使えるホールドチューブ)に入れて衣服の下に身につけます。
自分の身はしっかり守ろう
財布(メインの財布+小銭入れ)
財布はふだん日本で使っている財布から海外旅行用のナイロン財布に入れ替えて使っています。
小銭入れには小銭+何枚かお札も入れてカメラバッグなどの脇に無造作に入れています。
海外ではスキミング犯罪が多発しているので、クレジットカードは必ずスキミング防止のカバーに入れます。
カメラ
一眼レフカメラはカメラバッグに入れたままリュックに入れます。
ふだん使いのカメラバッグについては以下の記事も参考にしてみてください。
海外用プラグ、セキュリティグッズ
海外用プラグは周辺機器類とセットで使うものなので、必ず機内持ち込み手荷物にしています。
- ヨーロッパ用プラグタイプC
- 防犯ブザー
- 2USBポート ACアダプター(海外国内両用タイプ)
セキュリティグッズはいくつか持っていきます。
- ワイヤーロック各種
- 南京錠
- カラビナ
ワイヤーロックは荷物のロックに使っていますが、電車での移動時に荷物と柱を固定させるため(=盗難防止)に使うこともあります。あると便利なグッズの1つです。
カラビナはリュックに常につけてペットボトルホルダーをかけたりするのに使います。大きめのほうが使いやすいです。
周辺機器類
1度飛行機遅延で荷物を取り出せず充電に困ったことがあったので、それ以来周辺機器類は全て機内持ち込み手荷物にしています。
- カメラの充電器、メモリ、フィルター、掃除セット
- iPhone、iPad miniの充電器
- モバイルバッテリー
- イヤホン
- SIMピン
- iPadとカメラを繋ぐUSB
- USBハブ
- カードリーダー(SDカードとコンパクトフラッシュ対応)
機内で充電できる航空会社は多いので(エールフランス航空&KLMオランダ航空では可能です)、スマホの充電器は機内持ち込みにした方が精神的に安心だし便利です。
イヤホンは機内で配られるイヤホンがあまり心地よくないので、いつも使っているiPhoneのイヤホンを必ず持参します。
SIMピンは海外でSIMカードを買って利用するときにあると便利です。
SIMカード購入手続きの手順については以下の記事も参考にしてみてください。※国によって手続き方法や状況が異なります。
1〜2泊分の着替え
私は過去に飛行機遅延を何度か経験しているので、機内持ち込み手荷物には必ず1〜2泊分の着替えを入れるようにしています。
旅行先ではデニム1本で動くので、ロストバゲージに備えてデニムも機内持ち込み手荷物にしています。
スリッパ
少し前までは折り畳みの旅行用携帯スリッパを使っていたのですが、最近では低反発の軽いルームシューズを機内用に使っています。
低反発のルームシューズは足に優しいので機内だけでなくホテルの部屋でも使っています。
軽くて足に優しい
ガイドブックや手帳
ヨーロッパへ行くときに必ず持参するのが「旅の指差し言語シリーズ」です。
旅の手帳については以下の記事を参考にしてみてください。パスポートコピーや保険証書なども手帳に入れて『この1冊があればなんとかなる手帳』として使っています。
化粧品など(液体物)
機内の乾燥対策やロストバゲージ対策に小さいボトルに入れた保湿クリームやシャンプー類を必ず機内持ち込みにします。
- フェイスパック
- 歯磨き粉
- ハンドクリーム
- 化粧水、美容液
- 小分けにしたシャンプー、トリートメント、クレンジング
フェイスパックは便利なのでふだんから使っているのですが、旅行時には1枚1枚小分けにされたものを持っていきます。
女性なら眉毛カット鋏をどうするか迷うと思いますが、没収された友人もいるため機内持ち込み手荷物にはしていません。
しっかり保湿
機内持ち込みの液体物に関しては以下の記事も参考にしてみてください。
サコッシュバッグ
長時間過ごす機内の中で、常に携帯しておきたいものを入れるのに私は使っています。
海外旅行の機内持ち込み手荷物の紹介まとめ
海外旅行へ行くときの機内持ち込み手荷物を紹介しました。
>> 旅の準備のまとめ(出発が決まってから出発するまでを時系列で紹介)
最後まで読んでくださりありがとうございました!
この記事が少しでも役に立つと嬉しいです。
機内持ち込みバッグに便利