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私自身はフランスへは16回ほど、ヨーロッパ周遊を含めると約30回くらいほぼひとり旅をしてきました。


もともと旅行会社で国際線の予約・発券を担当していてオランダ在住含めて7年間働いてきたので、ある程度の知識がありヨーロッパにも慣れている方だと思います。
ここでは、
- フランスの地方へ行ってみたい
- 自分で旅行の手配をしたい
- やり方がわからない
という方へ向けて、私自身の経験をもとに少しでも参考になるように実際に利用している方法などを紹介していきます。


これからフランスを旅したいという方へ向けて、参考になると嬉しいです。
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フランス国鉄(SNCF)
フランスを旅するのに欠かせないのがフランス国鉄(SNCF)です。
フランスのメイン都市はほぼ網羅していて高速鉄道(TGV)も走っているので、例えばパリからちょっと遠出してシャンパーニュ地方のランスへ行く(約40分)ということも便利で私自身もよく利用します。
地図引用元:Rail Europe
私たちが実際に鉄道を利用して行った場所はいくつかあります。
- アルザス地方ストラスブール(パリから)
- シャンパーニュ地方ランス(パリから)
- ノルマンディ地方ルーアン(パリから)
- ローヌ・アルプ地方リヨン(パリから)
- リヨンからディジョンへ
- 南西部(トゥールーズを拠点にルルドやカルカッソンヌ他)
- スイス・ジュネーヴからパリへ
他にもマルセイユやアヴィニョン・ナントなど各方面へ行くのに便利なので、フランスを周遊するのにフランス国鉄は欠かせないです。
- TGVではwifiが利用可能
- アプリ利用で移動ルートを確認できる(TGVのみ)
- QRコードで検察できる *事前予約した場合
便利だけど注意点もあります。
- サイトは英語またはフランス語のみ
- ストライキがわりとある(その場合、鉄道に限らない)
- たまに遅れる *空港への移動に利用する場合は注意
- スケジュールが変わる *3ヶ月以上前にプランを立てる時は注意
ストライキが旅行期間に起きてしまう場合は淡い期待はせず、回避策を考えたほうがいいです。
フランス国鉄(SNCF)サイトから直接予約をするにはちょっと敷居が高い…という場合には、日本語で対応している
レイルヨーロッパはフランスだけでなくヨーロッパ全体を網羅しているので、かなり便利です。
私は旅行会社で働いていた頃に当時は英語のみ対応だった頃からよく使っていて、数年前にスペインへ行った時もレイルヨーロッパからチケットを手配しました。
スケジュールを立てる時の注意点
私は大抵の旅行は半年以上前にプランを立てますが、鉄道を利用する場合は度々チェックして直前にもプランを見なおすようにしています。
理由はフランス国鉄は季節によっても度々スケジュールが変わるためです。


急な変更があっても対応できるように日にちや時間に余裕を持たせるなど、多少緩やかにスケジュールを組むことも大切なポイントです。
移動の日はスケジュールの前後に余裕を持たせる
TGVの予約は3ヶ月前から可能で安い席から埋まっていくので早めの予約をおすすめします。
ストライキ情報をチェックするには
私はツイッターを活用しています。
Rallier l'Essonne à Paris (ou inversement) à vélo le jour de la grève du 5 décembre, à la place du RER B et de la ligne 13 : une association a testé un itinéraire > https://t.co/HAygQwgEWL pic.twitter.com/sVrbqArGrB
— Le Parisien (@le_Parisien) December 1, 2019


ほぼフランス語のみという点がありますが「Grève「グレーブ」で検索すると最新の情報が出てくるのでおすすめです。
バス
バスの種類には大きく分けると2種類あります。
- 長距離の移動バス
- 短距離バス(路線バス含む)
長距離バス
例えばバイヨンヌからボルドーや国をまたぐ移動などを含めて、格安の長距離バスが運行しています。
私はスペインバスク地方のサンセバスチャンからバイヨンヌとバイヨンヌからボルドーまでの移動にBla Bla Busを実際に利用しました。


Bla Bla Busのサイトの見方や予約方法については以下の記事を参考にしてみてください。
短距離バス(路線バス)
ちょっと難易度は上がりますが、フランスの田舎へ行く時はバスを利用するとフランス周遊の幅が広がります。
フランスの田舎というのは例えば、
どれも人気のある村で日本から行く人も増えている場所です。私自身もこの全てに行きましたが、バス情報を探すのには苦労しました。


- 地方によってバス時刻表の見方や表現が異なる
- 時刻表はフランス語のみ
- 日に1本か2本というスケジュールが一般的
- 学校が休みの期間は運休になる
スケジュールを立てる時の注意点
難易度が高いと思うのは、バスの時刻表の表現や見方が地方によって異なる点です。※パリやリヨンなどの都市ではシンプルなのであまり心配しなくてもいいです。


それでもどうしても行きたいという時に私自身がやっていることは、行きたい地方の観光局に直接問い合わせるか現地発のツアーを利用することです。※現地発ツアーに関しては後述します。
現地の観光局に問い合わせる(英語のみ)


コツとしては「●月●日にどこからどこまで行きたいのだけど、この日はバスの運行があるか」など、具体的に聞くことです。
また、現地に着いたら必ずバス乗り場を確認すると同時に時刻表も確認します。
事前に聞いたことが100%正確ではない場合を考えて、利用する前日か当日早い段階で現地でバス停の場所と時刻表を確認する


祝祭日やクリスマス・元旦は休みであることが多いので注意
フランスの祝祭日は以下の記事を参考にしてみてください。
フランスの田舎は情報があまりないので、鉄道と同様に万が一のことを考えて移動する日は前後に余裕をもたせます。一人旅の時はなおさら気をつけてます。


レンタカー
実はフランスの田舎のかわいい町や村は距離的にはそれぞれが近い場合が多いので、車を運転できるのならレンタカーがオススメです。


レンタカーを利用するポイントや注意点については以下の記事に詳しく書いてあるので、興味のある方は参考にしてみてください。
まとめ:バスを制する者フランスを制す
フランスを周遊しようと思ったらフランス国鉄(SNCF)は必須で、バスを利用できればさらに旅の幅が広がります。
パリやリヨンではメトロとバスを利用すると便利
但し、パリやリヨンのような大きな都市ではバスはメトロと同じ感覚で利用できます。


フランスの風景やフランスの田舎を目指している自宅のガーデンをインスタグラムでも発信していますので、よかったらインスタグラムも見てみてください。
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