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スペイン国鉄【renfe】と総合予約サイト【レイル・ヨーロッパ】のメリットとデメリットを比較検討!

renfeとRail Europeの比較

2017年12/26〜2018年1/4まで、個人旅行(2人)でスペインへ行ってきました。

バルセロナからマドリードなどスペインの国内の移動手段は列車やバスを利用しましたが、列車の予約は事前に予約をして出発しました。

時間が無くて手っ取り早く日本語表示のレイルヨーロッパ経由で予約をしたのですが、その後スペイン国鉄【renfe】のサイトを確認したら違いがあることがわかりました。

オット

1等の座席で予約をしたいときはレイルヨーロッパ経由では予約ができないことがあるので注意だぜ。

私たちは2等が空いてなかったので1等を選んだら、実際は1等の座席ではなくプレミアム2等の座席でした。

renfeでは座席の種類は3種類あります。

  • Turista(2等)
  • Turista Plus(プレミアム2等)
  • Preferente(1等)

自分たちの失敗談を含めて、renfeで予約をする場合とレイルヨーロッパ経由で予約をする場合との比較を紹介していきたいと思います。

予約を最後まで完了したのは【レイルヨーロッパ】、【renfe】は支払い画面前までの検証となります。

スペイン旅の全体のスケジュールについては以下の記事を参考にしてみてください。

【2017年12/26〜2018年1/4】マドリード・トレドとアンダルシア地方(セビリア、ロンダ、マラガ)スペイン旅行記のまとめ

格安航空券にホテル、レンタカーを一括で予約!

スペイン国鉄【renfe】のサイトの見方と予約方法

スペイン国鉄の時刻表確認や予約は【renfe】のサイトから直接行います。

>> renfe Official site

サイトのトップページにある、下の画面に必要項目を入力していきます。

renfe 手順1

 

  1. 出発地(例:Barcelona – Sants駅)
  2. 行き先(例:Madrid – Puerta de Atocha駅)
  3. 出発する日(往復の場合は、すぐ下に戻る日を入力)
  4. 人数

1から4までの項目を入力したら【BUY】をクリックします。

クリックしたら列車の時間帯のリストが表示されます。

このリストから希望する時間帯を選びます。(例えば以下では、8:00発 / 11:10着の列車を選んでいます。)

列車により高速列車AVEだったりローカル列車だったりするので、出発時間だけでなく到着時間も必ず確認します。

renfe手順2

  1. 希望する時間帯の右横にあるプラスボタンをクリック
  2. 予約クラスを選択(Turista: 2等、Turista Plus: プレミアム2等、Preferente:1等)
  3. 料金を選択

Turista(2等)とTurista Plus(プレミアム2等)の違いは座席の広さです。
Turista Plusのほうが座席が広くなっています。

3)のFare(料金)は3種類あります。
往復で選んでいる場合は【Ida ya Vuelta(往復割引適用)】を加えた4種類の料金が出てきます。

  • Promo : プロモーションの格安料金、変更不可、払戻し不可
  • Promo + : 変更やキャンセルが可能  ※条件の詳細はサイトを確認
  • Ida ya Vuelta : 往復割引
  • Flexible : 変更やキャンセルが可能なチケット

renfe 手順3

 

1)から3)までを選択したら「NEXT」ボタンをクリックします。

次の画面で、氏名・座席指定の有無・支払方法を選んでいきます。

renfe 手順4

  1. 料金の選択 ※最初に選んでいるのでここでは選びなおす必要はありません。
  2. 乗車する人の詳細情報を入力
  3. 座席の希望がある場合はチェックを入れる(Automatically assigned: コンピュータで自動で選択、Seating Preferences: 自分で座席指定、Window:窓側、Aisle:通路側)
  4. クレジットカードかペイパルを選択して支払い方法を入力
  5. 全ての必要項目を入力したら、【PURCHASE(購入)】をクリック
MEMO

手順3で選んだ料金のリストがここでも出てきますが、ここにある料金は、スペイン在住の方向けの学生割引とか青年割引のようで日本に住んでいる人には該当しないと思われるので、無視してOKです。

※気になる方のために、以下でおおまかに説明します。

renfe手順4の詳細

  • Promo : プロモーションの格安料金、変更不可、払戻し不可
  • Promo + : 変更が可能 ※条件の詳細はサイトを確認してください。
  • Flexible : 変更可能なチケット
  • Tarjeta Dorada : シニア割引
  • Carne joven : 青少年割引
  • Congresos/Ferias : (議員割引?)
  • +Renfe joven : renfe青少年カード
  • Nino : 子ども料金

ここまで入力したら、支払いの詳細入力画面へ行き終了となります。

公式代理店【レイル・ヨーロッパ】のサイトの見方・予約方法からチケット受け取りまで

私は以前はよくレイルヨーロッパのサイトを活用していました。当時は英語表示だったのですが、今は日本語での表示も可能になりました。

レイルヨーロッパでスペイン国鉄の予約をする際には、気をつけないといけない点があります。この点をポイントに説明していきたいと思います。

まずは、レイルヨーロッパのトップページへアクセスします。

Rail Europe 手順1

レイルヨーロッパのサイトは、シンプルで見た目にもわかりやすいです。

行き先(日本語も可能)・出発日と帰着日(片道の場合は出発日のみ)・人数を入力して【チケット検索】をクリックします。

Rail Europe 手順2

【renfe】と同じように時刻表が表示されます。

【renfe】と違うところは、ローカル列車は含まれず高速列車(AVE)だけ表示されるところです。

この中から、希望する時間帯の座席を選択します。

Rail Europe 手順3

ここで注意しないといけない点があります。

レイルヨーロッパの料金表示は、格安料金の2等と1等・フレキシー料金の2等と1等の4種類で表示されます。

プレミアム2等と1等の選択がない点がrenfeと違う点です。

例えば上記では、フレキシー1等の18,900円のクラスを選択しています。1等と記載されているのですが、ここで【利用条件】をクリックすると次の表示が出てきます。

Rail Europe 手順3

1 x Turista Plus Cl Flexi Adult

この項目に関しては、実際はTurista Plus(プレミアム2等)クラスとなります。

試しに他の時間帯で、同じ【フレキシー1等】の26,500円の表示のほうをクリックすると、1 x Preferenteという1等の表示が出てきます。

私の推測ですが、レイルヨーロッパの料金表の<1等>では、プレミアム2等(Turista Plus)の座席が先に表示されて選択されるようになっていて、レイルヨーロッパが確保しているプレミアム2等の座席が売り切れになったら、本物の1等(Preferente)が表示されるのではないかと思います。

試しにレイルヨーロッパと同じ日程と時間で、【renfe】で確認してみたら、レイルヨーロッパでは座席がなくても、【renfe】ではプレミアム2等も1等も選択が可能でした。

なので、もしレイルヨーロッパで1等を予約したいときは、注意が必要だと思います。
でも1等は高いので、関係ないよっていう場合は気にしなくていいです。

1等を安く予約できた。バルセロナのサンツ駅でラウンジ使えるし、食事も出るよ!ひゃっほ〜い!うきゃっきゃ。

オット

と喜んでいた夫でしたが、実際はTurista Plus(プレミアム2等)だったので、ぬか喜びに終わったという結末でした。(・Θ・;) 出発前にわかってよかったけれども。

1等で予約をすると、バルセロナ・サンツ駅にあるラウンジを使えてバルセロナからマドリードの移動中には食事も出ます。※プロモフェアの場合は、ラウンジは使えないそうです。

私たちは本当のところは、できるだけ安いチケットを取りたかったところ既に売り切れだったので止むを得ず1等を選んだら、それが実際は1等ではなくプレミアム2等のTurista Plusだったのですが、後で確認したら【renfe】 では格安料金のクラスも空いてました。

というようなことがあるので、私たちのように誤解のないようにするためには、予約をする際に、利用規約を見て、どのクラスになっているかを確認したほうがいいです。

希望する時間帯・運賃を選んで【カートに追加】をクリックすると下の画面が出てきます。

Rail Europe 手順4

レイルプロテクションですが個人的には必要ないと思います(そもそもこの区間、e-ticketなので必要ないです)。

チケットを受け取ったら余分にプリントアウトするか失くさないように保管します。

1)レイルプロテクションの欄をチェック 2)【お支払いに進む】をクリック

 

rail Europe 手順5

氏名・性別を入力して、【カートに追加】をクリック。

Rail Europe 手順6

再度、氏名・住所・E-mail・電話番号を入力して、【お支払いへ進む】をクリックして、支払い画面へ進みます。

Rail Europe 手順7

  1. 詳細内容を確認 ※間違いがある場合は修正ボタンから修正します。
  2. お支払い詳細(クレジットカード詳細)を入力
  3. 利用規約に同意して、【決済】

これでレイルヨーロッパの予約は完了です。

この後、入力したE-mail宛てに確認書が届くので内容を確認します。
E-ticket の場合は、届いたPDFをダウンロードして印刷します。

予約区間によっては、E-ticketの場合もあれば、紙のチケットの場合もあります。

注意

レイルヨーロッパを通して予約をする場合は、1案件に付き1500円の手数料がかかります。

予約をした路線

私たちが実際に予約をしたのは、以下の路線です。

  • バルセロナからマドリード(片道)@18800円
  • マドリード – トレド(往復)@1600円 x 2

バルセロナからマドリードはe-ticketでしたが、セビーリャ- トレド間のチケットは郵送されてきました。そしてなぜかチケットの発行がSNCF(フランス国鉄)になっていました。(・_・?)

renfeで予約をする場合は手数料はかからず、料金はその日のレートで換算されます。

【renfe】と【レイルヨーロッパ】それぞれのメリットとデメリット

それぞれのメリットとデメリットをまとめました。

【renfe】で予約をする場合

  • 予約手数料がかからない(メリット)
  • 日本語表示がない(デメリット)
  • サーバーが安定していなくて、予約がなかなか完了できないという噂がある(デメリット)

【レイルヨーロッパ】で予約をする場合

  • サイトが簡単明瞭、日本語表示でわかりやすい(メリット)
  • 案件1つにつき、予約手数料1500円がかかる(デメリット)
  • 予約クラスの1等の認識がサイト上で違っている(1等で予約をしたいときにはデメリット)

スペイン国鉄renfeとレイルヨーロッパの比較まとめ

【renfe】と【レイルヨーロッパ】で予約をする場合のそれぞれの比較 – メリットとデメリットを紹介しました。

個人的には、renfeで予約をしたほうが手数料がかからずお安いのですが確実に予約をしたいので【レイルヨーロッパ】での予約をオススメします。

【renfe】のサイトはサーバーがダウンして支払いがうまく進まないという噂もあるので、時間がかかって進まないなら、1500円払ってレイルヨーロッパで予約したほうが時間の無駄がありません!

>> renfe  – Official siteをみる

renfeマドリードのアトーチャ駅からトレドへの移動についてまとめ。

最後まで読んでくださりありがとうございました!
少しでもこの記事が旅の参考になると嬉しいです。

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