南フランスのプロヴァンス地方にリル・シュル・ラ・ソルグ(L’Isle sur la Sorgue)という小さな街があります。
この街はアンティークではパリに次いで大きな街として知られてます。


リル・シュル・ラ・ソルグは南仏プロヴァンスの拠点の1つであるアヴィニョンからバスや鉄道で約30分で気軽に行ける街です。
ここではリル・シュル・ラ・ソルグの蚤の市の様子や行き方を、ヨーロッパで旅行手配をしていて実際に行ったトラベラーの観点から紹介していきます。
- アンティークに興味がある
- プロヴァンスの小さな街にも行ってみたい
という方にも興味を持って読んでいただけると思います。
南仏プロヴァンスへ行くなら必須
目次
リル・シュル・ラ・ソルグ(L’Isle sur la Sorgue)
リル・シュル・ラ・ソルグは南フランスのプロヴァンス地方にある街です。
プロヴァンス地方にはいくつかの見どころがありますが、アンティーク好きな人にとっては外せない場所の1つです。


リル・シュル・ラ・ソルグのアンティーク市とマルシェ
毎週日曜日にマルシェが開催されます。
日用品から新鮮な果物や野菜のマルシェと別に川沿いにアンティーク市が並びます。常設のアンティークショップも数が多いので併せて見ると楽しいです。
※月曜日はショップの多くは休店日なので、もし宿泊して行かれる場合は気をつけてください。
リル・シュル・ラ・ソルグへの行き方
リル・シュル・ラ・ソルグは国鉄駅もバス停も街のすぐそばにあるのでアヴィニョンから比較的行きやすいです。
- アヴィニョン市内バスターミナルから6番バスで約40分
- アヴィニョン駅から鉄道で約30分(駅名:L’ISLE – FONTAINE-DE-VAUCLUSE)
本数はどちらも日に何本かありますが、アンティーク市が行われる日曜は本数が少なくなるので、行くときには事前に確認したほうがいいです。
アヴィニョン(Avignon)のバスターミナル(PEM Avignon)
アヴィニョンのバスターミナルはアヴィニョン国鉄駅の数分先にあります。
アヴィニョンの街自体は落ち着いていて雰囲気も良く治安も悪くない街なのに、バスターミナルだけは暗くて雰囲気があまりよくありません。
暗くて雰囲気がよくなかったのですが、2014年に改装されました!


待合室のあたりは昼間でも暗いので、私は1人で行った時も夫と2人で行った時も待合室ではなく外でバスを待ちました。(古いバスターミナルは外も雰囲気はあまりよくありませんでした。)


リル・シュル・ラ・ソルグへ行く6番バスが出発するプラットフォームはバスターミナルの入り口にある電光掲示板で確認します。
▲上記の場合はリル・シュル・ラ・ソルグ行きは9時発でプラットフォームは13番とあるので、13番と書かれたホームにバスが到着します。
- PEM Avignon(旧:Gare Routière)
- 所在地:84000 Avignon
バスターミナルについては以下の記事を参考にしてみてください。




リル・シュル・ラ・ソルグ行きのバスの経路と料金
リル・シュル・ラ・ソルグ行きは6番バスです。乗り込むときに運転手さんに料金を支払ってチケットを受け取ります。
- リル・シュル・ラ・ソルグ行き6番バス
- 料金:2.6ユーロ(片道)※2018年6月現在
6番バスはリル・シュル・ラ・ソルグの「Robert Vasse」が終着点です。


引用元:Avingonからリル・シュル・ラ・ソルグ行き6番バス時刻表(PDF)
>> ヴォークリューズ県 観光局オフィシャルサイト – Transfer
バスの本数は平日は日に数本ありますが、日曜は2本です。
バスの時刻表の【dimanche】が日曜日となります。
アヴィニョン在来線駅(TER)
アヴィニョンの国鉄駅の在来線(TER)は城壁を出た正面にあります。(※アヴィニョンTGV駅は市街地からバスで約15分離れた場所にあります。)


鉄道は1日に5本運行があり、片道料金は5.20ユーロです。(※2018年6月現在)
SNCFの時刻表と料金の確認の仕方については以下の記事も参考にしてみてください。




リル・シュル・ラ・ソルグの駅とバス乗り場
リル・シュル・ラ・ソルグの国鉄駅もバス停も市街地にあり便利です。
- リル・シュル・ラ・ソルグ国鉄駅(Gare de L’lsle Sur la Sorgue Fontaine de Vaucluse)
- バス停(Robert Vasse)
私自身は2度リル・シュル・ラ・ソルグへ行きましたが、2度ともバスを利用しました。理由は料金が安いからということとバス停がより街に近かったからです。
万が一バスに乗り遅れたとしても鉄道もあるという安心感から、帰りもバスを選びました。
日曜はバスも電車も本数が少ないので、事前に時刻表をチェックすることをおすすめします。
リル・シュル・ラ・ソルグの街自体が美しい
リル・シュル・ラ・ソルグはソルグ川とその支流が街を網羅していて運河や水車がいたるところにあるのですが、この清流がものすごく美しいです。
マルシェの人混みで疲れたら運河沿いの家並みやカフェを眺めながら散策してひと休みするのもおすすめです。
水の色がこんなに澄んでいる運河も珍しいと思います。見ているだけでも癒されます。
日曜に開催されるアンティーク市の様子
リル・シュル・ラ・ソルグの通常の日曜のアンティーク市は、アンティーク市というだけあってこれまで行った蚤の市と比べても品揃えも豊富で質がすごくいいです。


リル・シュル・ラ・ソルグは常設のアンティークショップもたくさんあるので、アンティーク市と併せて見ると時間がいくらあっても足りません。
ただお値段はパリと同じで少し高めです。
リル・シュル・ラ・ソルグへの行き方とアンティーク市まとめ
南仏プロヴァンス地方にあるアンティークの街リル・シュル・ラ・ソルグのアンティーク市の様子や行き方を紹介しました。
- アビニョンから鉄道もバスもあって便利
- 鉄道駅もバス停も市街地にある
- 日曜にマルシェやアンティーク市が開催される
- ソルグ川に流れる清流が美しい
街自体がかわいいので散策していたら、こんな風景にも出会いました。
とあるアンティークショップ看板犬のブルドック。
リル・シュル・ラ・ソルグはアンティーク好きなら1度は訪れたい街だと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
この記事が少しでも旅の参考になれば嬉しいです。












南仏プロヴァンスへ行くなら必須
はじめまして。
リルシューラソルグに以前から行きたいと思っていて、実は年明けの2月に休みが取れたので、フランスに行くかどうか迷っています。
冬の観光地はどこもお店が閉まってしまうフランスですが、リルシューラソルグの街もそうでしょうか?
常設のアンティークショップなら2月でも開いていますか?また、2月でも日曜日のマルシェは開催されますか?
ご存知でしたら教えてください。
>> ママンのきもちさん
はじめまして。
コメントいただきありがとうございます。
冬はプロヴァンス地方はかなり寒いため開催されない可能性のほうが高いと思ったのですが、リルシュルラソルグの観光局に問い合せましたら、年中開催されていると返事が来ました。ただ私自身はプロヴァンス地方に冬は行ってないのでなんともいえないのですけど、他の地方では出展数は少なめでした。こちらが参考になりますと幸いです。
tamamiさん
お返事ありがとうございます。
すみません、お返事があったことに今まで気づかずにいました!
お問い合わせまでして下さっていたのに申し訳ありません。
結局冬の渡仏をあの時あきらめ、でも今度の10月に行くつもりで計画しています!
リルシューラソルグの街だけで4泊滞在するつもりです。
tamami さんの情報がとても参考になります。
実は既にinsta フォローさせていただいているので、またコメントしますね〜!‼︎
> ママンのきもちさん
お返事ありがとうございます!
これからの旅なら計画の段階も楽しいですよね(^^)。冬よりも10月の方が季節もよく個人的にはおすすめです。記事が少し前になりますが参考になれば嬉しいです。
instaのフォローも!!ありがとうございます。嬉しいです(*^^*)。
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