海外旅行へ行ったら気になることの1つがトイレだと思います。
日本では公衆トイレを含めてきれいなのが当たり前だと思っているところがありますが、ヨーロッパ(フランス)では公衆トイレは汚いことのほうが多いし有料のところも多いです。
トイレに関してアドバイスできるとしたら1つだけです。
トイレがあったら行きたくなくても行っておくこと。
ここではフランスのトイレ事情と私自身が気をつけていること、持参していくと便利なものを紹介します。
海外旅行の必須アイテム
フランスのトイレ事情、日本との違い
日本では公衆トイレはきれいだし、何かあったらデパートやコンビニエンスストアに行けば貸してくれるのでトイレに関してあまり気にすることはないと思います。
でもフランスでは(ヨーロッパでは)常に気にかけて、あれば入っておくことが習慣になっています。その理由は3つあります。
- 公衆トイレは汚い
- 無料のトイレが少ない
- トイレ自体があまりない
私はフランスの田舎へよく行くので公衆トイレも使ったことがあります。ある程度の汚さは覚悟しているので使っているのですが、汚すぎてどうしても入れなかったケースもあります。
フランスのトイレ事情1:公衆トイレは汚い
例えばリル・シュル・ラ・ソルグという南仏にあるアンティークで有名な街は小さいけど観光客も多いのですが、街中でトイレを見つけることができませんでした。
実際入ってみるとわかるのですが、日本とあまりにも違うことにカルチャーショックを受けるほどです。日本のトイレとの違いはいくつかあります。
- 公衆トイレは汚いのが当たり前
- 入り方がわからないことがある
- ふたや便座がない←落ちそう
- トイレ自体の高さがあることがある(=足がぶらぶらする)
- トイレットペーパーはないと思った方がいい
有料のトイレがあればいいほうで、田舎へ行くと無人駅になっている駅もありトイレにも鍵がかかっていて使えないことも多いです。
フランスのトイレ事情2:公衆トイレは入り方がわからない
フランスではよく見かけるのですが、ランプが点灯していてシステマチックになっているボックスタイプのトイレです。1人で旅していたときも何度か見て入り方がわからず諦めたことがありました。
あるとき家族で旅行していたので何かあっても何とかなると思い、経験のために思いきって入ってみました。
ボックスタイプのトイレの場合は入り方があります。
- 緑色のランプ(LIBRE)が点いていることを確認する
- 中に入った後、中からロックする(ロックボタンがあります)
- 終わったら外に出るボタンを押して出る(ドアを開く絵のボタンがあります)
- 最大15分までで15分経つとドアが開く
※赤いランプ(OCCUPE)が点灯しているときは誰かが入っているか、清掃中です。
このタイプのトイレで心配なのは本当にロックされているのかということ(トイレの間に外から開けられたら怖い)と、外に出れるかどうかという点だと思います。
パリのヴァンヴ蚤の市でもボックスタイプの公衆トイレがありました。
ここは表示が他のトイレよりもわかりやすく、絵で表示されていました。
気をつける点は、終わってから外に出るとトイレ内で自動洗浄が始まるので前の人が出た直後に入ると洗浄が始まりびしょ濡れになることです。
前の人が入っている場合は出た後に少し待って、緑色→赤色→再度緑色に変わってから入ることがポイントです。
フランスのトイレ事情3:カフェやファーストフード店ではレシートにあるコードが必要
日本だと外出中にトイレに行きたくなったらカフェやファーストフード店に駆け込めばいいと思いますが、フランスでは駆け込めばトイレだけ借りれると言うわけではないです。
レシートにトイレに入るためのコード番号の記載がある
店員さんに聞いたらレシートにあるコード番号を入力して入る、と言うことを教えてもらいました。
フランスのトイレ事情4:駅で必ずしもトイレに入れるわけではない
日本ではほとんどの駅にトイレがありますが、フランスでは全ての駅にトイレがあるわけではありません。
フランスで(ヨーロッパで)トイレのある場所
フランスで(ヨーロッパで)トイレがある場所です。
- 空港
- ホテル
- 列車内
- レストラン、カフェ ※利用することが前提
- デパート内
- 駅 ※大きな駅では大抵有料で、田舎へ行くと無料で使える。
- 公衆トイレ
※無人駅では鍵がかかっていて利用できない場合もあります。
ヨーロッパのトイレで持って行くと便利なものと対策
私がフランス(ヨーロッパ)へ行くときには必ず持って行くもの&用意していくものです。
- 除菌ティッシュ
- ポケットティッシュ
- 小銭
除菌ティッシュとポケットティッシュ
除菌ティッシュとポケットティッシュは必須です。
ふだん日本で除菌ティッシュを使わない人は「そこまで大袈裟では?」と思うかもしれませんが、列車内のトイレも綺麗ではないので除菌ティッシュがあると重宝します。
入り口に係の方がいて料金を払うトイレの場合は別ですが、無料のトイレ(駅や公衆トイレ、鉄道内)にはティッシュがないことも多いのでポケットティッシュも必須です。
日本ではポケットティッシュを無料で配っているので、旅行前にはいくつかもらっておくと便利です。除菌ティッシュは私は約10日間の旅で2〜3つくらい持っていきます。
小銭を用意しておく
大きな駅やデパート内などは入り口に係の方がいて料金を支払うシステムになっていることが多いです。
駅やデパートには有料のトイレがあり、トイレの前にトイレ番をしている係の方がいるのでそこで料金を支払って中へ入ります。
入り口で料金を支払ってトイレに入ります。これはヨーロッパ全体で共通です。
大抵1ユーロ以下(60〜80セント)で小銭で支払う必要があるので、いくらか細かい小銭を用意しておいたほうがいいです。大きなお札では受け付けてくれません。
トイレ対策
対策は1つしかありません。トイレを見つけたら入っておくことに尽きます。
- トイレがあったら入りたくなくても入っておく
- 朝ホテルを出る前に必ず行っておく
- レストランやカフェに入ったら必ず行っておく
それともう1つは、トイレがないと予想される場合には水分を控えておくことです。
フランスのトイレ事情と対策まとめ
フランスのトイレ事情と対策について紹介しました。
トイレがあったら行きたくなくても行っておくこと。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
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