2017年8月にフランスへ行った時、行きのフライトはエールフランス航空のプレミアムエコノミークラスに乗りました。
2017年夏は航空券の予約をしたときエコノミークラスとプレミアムエコノミークラスの差額が1万円くらいしかなかったので、行きのフライトはプレミアムエコノミーで予約をしました。
この差額を払ってでもプレミアムエコノミークラスに乗る価値があるのかどうか、エコノミークラスと比較して紹介していきます。
ヨーロッパでさくさく通信!
プレミアムエコノミーは高い ※個人的感想
何に重点をおくのかは人それぞれで個人差があるので、エコノミークラスと比べてプレミアムエコノミーを選ぶメリットはもちろんあります。
- 優先チェックインができる
- 優先荷物受け取りができる
- 座席がエコノミークラスより40%広い
- モニターが大きい(10.4インチ)※エコノミークラスは9インチ
- アメニティポーチがもらえる
- 食事が若干違う
- 有料でエールフランスラウンジを利用できる
個人的には正規価格は高いと思いますが(笑)、座席も豪華だしプレミアムエコノミーのほうがエコノミークラスよりもテンションが上がることは間違いありません。
プレミアムエコノミークラスの座席配置
エールフランス航空が所持する機材は2019年2月時点で4つあります。
- 成田発 AF275便 B777-300(381席)
- 羽田発 AF293便 B777-300 BEST(296席)※夜便
- 羽田発 AF279便 B777-200 BEST(312席)
- 関空発 AF291便 B777-200 BEST(280席)
- 関空発 B787-9(276席)※2018年6月から就航
プレミアムエコノミーは全て共通して全24席で、座席配置は2-4-2です。
B777-300(381席) 成田発AF275便
B777-300 BEST(296席)羽田発293便 ※夜便
B777-200 BEST(312席)羽田発279便 ※日・月・火・木・土のみ
B777-200 BEST(280席)関空発291便
エコノミークラスとの比較
エコノミークラスにないサービスが7つあります。
- 優先チェックイン
- 優先して荷物を受け取れる
- 座席がエコノミークラスより40%広い
- モニターが大きい
- アメニティポーチがもらえる
- 食事が若干違う
- 有料でエールフランスラウンジを利用できる
優先チェックイン
優先チェックインができるのはけっこういいです。
海外旅行へ行くとき、チェックイン開始と同時にできる長い列に並ぶのは経験があると思います。私もいつも並んでいます。
プレミアムエコノミークラス以上は優先チェックインができます。到着時もエコノミークラスよりも先に優先して降りることができます。
優先して荷物を受け取れる
到着先の空港で預けた荷物を受け取るとき、優先して荷物を受け取ることができます。
黄色いプライオリティのタグをつけてくれるので先に出てくるし、プライオリティが高いのでロストバゲージの確立も少ないのではと個人的には思っています。
ロストバゲージとは:預けた荷物を紛失すること、および紛失した荷物。主に海外旅行で飛行機に乗った際、搭乗時に預けた荷物が、到着後にターンテーブルへ出て来ず、そのまま紛失した扱いとなることを指す。引用元:Weblioより
スカイチームの上級会員になっている場合はエコノミークラスでもこのサービスを受けることができます。
座席がエコノミークラスより40%広い
プレミアムエコノミークラスを選ぶ大きなメリットは座席が広いことです。
ヨーロッパ行きはフライト時間が約10〜12時間と長いので、座席が少しでも広いのはかなり嬉しいです。エールフランス航空のプレミアムエコノミー席は、エコノミー席よりも40%広くなっています。
私たちは先頭の非常口側の座席だったので、さらに広くて快適でした。※非常口側の座席は一定の条件を満たしている場合のみ指定することができます。
他にエコノミークラスと違う点が5つあります。
- 自由に動かせる読書灯が座席に設置されている
- ヘッドホンが特別仕様
- 羽枕とブランケットがプレミアムエコノミー仕様(少し大きい / 少しふかふか)
- スリッパ付き
- エビアンのボトル1本付き
ブランケットや羽枕・エビアンボトルにスリッパは既に座席の上に用意されていました。電源コンセント(USB)も座席に配置されています。※電源コンセントはエコノミークラスにもあります。
モニターが大きい
エコノミークラスのモニターと比べると少し大きめです。
エコノミークラスよりもモニターが大きいので、映画を鑑賞するときも見やすいです。
- エコノミークラスモニター:9インチ
- プレミアムエコノミークラスモニター:10.4インチ
アメニティポーチがもらえる
プレミアムエコノミークラスもアメニティポーチがもらえます。エールフランスのアメニティは6ヶ月毎に変わるらしくて、私たちのときはメタリックなブルー(男性)とメタリックピンク(女性)のポーチでした。
中身は4つです。
- アイマスク
- くつ下
- 歯ブラシ+歯磨き粉
- 耳せん
プレミアムエコノミークラスの機内食
エールフランス航空に乗って嬉しいことの1つは、エコノミークラスでもシャンパンが飲めることです。プレミアムエコノミークラスでももちろん飲めます!
シャンパンとおつまみは、出発後しばらくしてからサーブされました。
エコノミークラスと違うところは、プレミアムエコノミークラス独自のメニューがあることです。
機内食(1回目)
出発して約1時間後に1回目の機内食(ランチ)があります。2種類のメニューから選びます。
夫が選んだのはマグレドカナール(鴨肉)がメインのメニューです。
- マグレドカナール コリアンダー風味
- 海鮮タルタル(ほたて、海老、タコ)とスモーク鱒
- 鶏肉のシュブレーム マスタード入りクリームソース
- じゃがいものロースト、ロマネスコ、ミニパプリカ
- チーズ、マンゴープリン
私は魚をメインにしたメニューを選びました。
- 鱈の切り身、海老とほたて貝の寄せ地飴ソース、ライス、人参、スナップエンドウ
- チーズ、マンゴープリン
フォークやナイフに布のナプキンが付いているところも、エコノミークラスとは違うと感じさせられることでした。
スナックやバー
スナックやバーはエコノミークラスと同じです。
ビジネスクラスの場合は専用のバーがありますが、プレミアムエコノミークラスは専用のバーはないのでエコノミークラスの後方部まで取りにいきます。
エールフランス航空の場合は、アイスやクッキーやスナック、ソフトドリンクやアルコール(ワインやビールなど)などがあります。
機内食(2回目)
到着約2時間前の2回目の機内食はパスタでした。
- コールスローサラダ、ヤングコーン、玉ネギ
- オレッキエッテのトマトソース、焼き野菜とパルメザンチーズ
- チーズ、オレンジムース
プレミアムエコノミーの食事はエコノミークラスと比べたらやっぱり美味しかったです。使われているカトラリーも違うのでお値段が違うだけあると思いました。
エールフランス航空エコノミークラスの機内食については、以下の記事も参考にしてみてください。
アラカルト・ミールはプレミアムエコノミークラスでもリクエストできます。※ほとんどのメニューがパリ発のフライトで提供されます。
エールフランス航空プレミアムエコノミークラス搭乗記まとめ
エールフランス航空のプレミアムエコノミークラスについて紹介しました。
長距離路線の場合は少しでも座席は広いほうがいいし、サービスもいいにこしたことはありません。でもプラス10万円は個人的に高いかなと思います。
エールフランス航空のビジネスクラスについては、以下の記事も参考にしてみてください。
旅行手配に利用しているおすすめサービス一覧
最後に、私自身が個人旅行で利用しているサービスを紹介します。
航空券検索と予約
航空券検索はskyticketなどの一括検索サイトが便利でおすすめです。
個人的には、航空会社で直接予約をする場合は(ヨーロッパの場合は)ワンターミナルで乗り継ぎが便利なKLMオランダ航空かエールフランス航空を選ぶことが多いです。
フランスへ行くならエールフランス航空が場所によっては便利ですが、エールフランス航空とKLMオランダ航空は共同運営なので私はどちらも検索します。
個人で航空券を手配する方法については以下の記事を参考にしてみてください。
ホテル検索&予約【Booking.com】
Booking.comはホテルの取り扱い数や網羅数が世界一なので私は
ホテル検索&予約【Hotels.com】
私自身の使い方としては、Booking.comでホテルを探していて見つからない時にエクスペディアと
ホテル&航空券予約【エクスペディア】
鉄道手配&予約【フランス国鉄(SNCF)】
フランスを旅行する上で欠かせないのが国内の交通手段であるフランス国鉄(SNCF)です。SNCFのサイトからも直接予約できますが、ヨーロッパ全体を含めてスケジュールチェック・予約までできるのがOmio。
フランスの場合はSNCF(TGV)、Oui、BrabraBusなどの格安バスも網羅していて、且つ地図が表示されるのでスケジュールをたてやすいです(予約も日本語で可能です)。
レンタカー検索&予約
他にもフランス国内各地の空港にはレンタカー会社がありますが、私たちはハーツかAVISで予約をすることが多いです。どちらにするかは、借りる場所と返す場所のレンタカーオフィスが駅から徒歩圏内にあるかどうかで選びます。
現地発着オプショナルツアー【VELTRA】
ヨーロッパの田舎は交通の便が不便で一つの村や街へ行くのに1日がかりということがよくありますが、そんなときには現地発オプショナルツアーを利用します。
私も現地発ツアーは何度か利用したことがありますが、公共交通機関で行けないような不便な場所へ行くときには本当に重宝しています。
オーダーメイドの旅行なら 【旅工房】
公共交通機関(鉄道やバス)を使っていくのはちょっと厳しい…ツアーも見つからないという場合は
問い合わせは無料です。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
この記事が少しでも旅の参考になると嬉しいです。
ヨーロッパでさくさく通信!
PYの予約でラウンジインビテーションが付くキャリアもあります。
ドリンクは、Cのものが飲めるところもあるようです。
Yの予約でも、Cのシャンパンやデゼールを頂いた事があるので、CAさんとの駆け引きでしょうね。笑
恋の駆け引きより、難しいかも。。。
> dennさん
プレミアムエコノミー(PY)でも航空会社次第でサービスが違うのですね!
同じくらいの料金を支払うならサービスがいいほうがいいですよね(^^)。
CAさんとの駆け引き、難しそうです(笑)。
外国人CAさんとのほうがうまくいきそうです(イメージです。笑。)