リヨンはパリよりこじんまりとしていて治安もさほど気にせず安心して街歩きができる街です。
リヨンの近郊にはリヨン市の人口を含め164万8216人が住み(1999年)、都市圏としてはフランス第2の規模を持つ都市です。Wikipediaより
でもそれ以上にリヨンの名を有名にしているのが、世界一の美食の街であること。
ポール・ボギューズとは:リヨン近郊、ローヌ県コロンジュ・オ・モン・ドールの料理人の家系に生まれる。(中略)1959年に生家のレストラン「ポール・ボキューズ」を継いで、1961年には国家最優秀職人章(MOF)を取得、1965年に得たミシュランの3つ星を50年以上維持した。引用元:Wikipediaより
ポール・ボギューズの旧市街にあるブラッスリー【Le Nord】については以下の記事を参考にしてみてください。
ポール・ボギューズのブラッスリーをはじめ、ビストロやレストランだけでなく市場も充実しているので食を楽しむのに最高なのがリヨンです。
ここでは、私自身がリヨンへ行く前にリサーチして行ったレストランやビストロなど、リヨンの街歩きをするのにオススメの場所を紹介していきます。
リヨンの基本的な情報
リヨン市内の交通
リヨンではTCL社が一括して【トラム・メトロ・バス・ケーブルカー】を管理しているのでチケットも共通で利用できます。
リヨン市内の交通に関しては以下の記事を参考にしてみてください。
リヨン市内の治安について
リヨンは比較的安全な街ですが治安に不安な場所もあります。
旧市街から橋を渡ってパール・デュー駅方面へ向かって歩いていた時でした。駅近くのマクドナルドに若者が大勢集まって騒いでいる光景に出くわしました。
後で調べたらリヨン在住の方が治安が不安な場所だと書いていた場所でした。詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
この場所以外では怖い思いをすることはありませんでした。
リヨンの見どころ
リヨン滞在のモデルプランです。
私たちは海外へ行くときは初めての場所なら特に、よほど安全そうな田舎でない限りは夜に外を歩くことはしません。なので必然的に外食はランチが中心になります。※お値段的にもそのほうがお得です!
モデルプランのコースでは合計3回ランチを中心に行きたい場所を組んで、観光してきました。
- 旧市街のビストロへ
- ここは外せない!レストラン【La Table 101】
- フルヴィエールの丘は必見
- 買い物はココで!パール・デュー駅前のショッピングセンター
- 蚤の市へ
旧市街のビストロへ
旧市街はベルクール広場周辺にあるので、私たちはホテルがあるペラーシェ(Perrache)駅からベルクール(Bellecour)広場までメトロA線で移動しました。
引用元:UrbanRail.net – LYON Metro
リヨンの旧市街は中世の雰囲気やルネッサンス時代の町並みをそのまま残した、ユネスコの世界遺産にも登録された街です。
私たちが行ったのは日曜で閉まっているお店もちらほら。あまり選択肢がなかった中、迷いに迷って数軒のお店の中から適当に選んで入りました。
Le Bouchon Colette
入ってみたら、お店の中は賑わっていて人でいっぱいでした。
メニューは3種類の選び方があります。
- 前菜+メイン
- メイン+デザート
- 前菜+メイン+デザート
事前にフランスのビストロは量が多いから2食で選んだほうがいいとフランスに慣れた知人から聞いていたのですが、ビストロが初めての私たちは欲張って【前菜+メイン+デザート】をオーダーしました。
前菜はフォアグラとビシソワーズ(じゃがいものスープ)を選びました。けっこう量が多かったです。この時点で2食でよかったかなと思いました。
- フォアグラ(私)
- ビシソワーズ(夫)
メインです。
- クネル+付け合わせにラタトゥイユとリゾット(私)
- チキン+付け合わせにラタトゥイユとポテト(夫)
クネルはリヨンの名物料理のひとつで魚をすりつぶしたようなものです。見た目よりも中身はあっさりとしていて美味しいですがあっさりしすぎて途中から飽きてきます。付け合わせのリゾットは美味しくてぺろりとたいらげました。
デザートはタルト・タタンとクレーム・ブリュレを選びました。タルト・タタンの一切れが大きくて、さすがビストロこれがビストロなんだと思いました。
美味しかったし頑張って完食したけれど、次からは2食でオーダーしようと心に決めました。それくらいに量が多くて美味しさよりも量の多さが印象に残りました。
約1時間半かけてランチが終了しました。
3食コースでワイン1杯ずつ
2人で61.60ユーロ(約8,000円)
少し高めかなという印象です。
- Le Bouchon Colette
- 住所:62 Rue Mercière, 69002 Lyon, フランス
- 営業時間:月曜〜土曜 12:00〜14:00 / 19:00〜22:00
- 公式サイト
ここは外せない!レストラン【La Table 101】
リヨンへ行く前に調べていて口コミ評価が高かった「La Table 101」です。
ミシュランにも掲載されている人気のレストランだと聞いていたので事前に予約を入れて行ってきました。
日本でも、おいしい飲食店・レストランを紹介するガイドブックとして知られているミシュランガイド。一つ星、二つ星、三つ星といった表現は、ミシュランガイド以外でも見かけるほどポピュラーな存在となっています。(中略)ミシュランガイドに掲載される飲食店・レストランは、その時点で調査員の評価に値するお店。例え星がついていなくても、一定の基準値を超えている飲食店・レストランなのです。引用元:ミシュランガイドオフィシャルサイト
Restaurant La Table 101
>> Restaurant La Table 101 オフィシャルサイト(仏英)
8月はフランスのバカンスシーズンでこのレストランも1ヶ月くらいお休みになります。
詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
- Restaurant La Table 101
- 住所:101, rue Moncey, 69003 Lyon
- 営業時間:月曜から金曜 12:00-13:30 / 19:30-21:30
- 公式サイト ※サイトから予約が可能です。
フルヴィエールの丘は必見
「La Table 101」でランチを済ませた後は旧市街へ向かいます。
リヨンには大きな川が2つ流れて合流していますが、その1つがソーヌ川です。私たちは旧市街のあるベルクール広場から、大きなソーヌ川に架かる橋を渡って歩いてフルヴィエールの丘を目指しました。
この日はとても天気がよくて澄んだ空を眺めながら気持ちよく橋を渡った・・・と言いたいところですが、風がすごく強くて寒い中震えながら橋を渡りました。
フルヴィエールの丘を目指した理由は、橋のたもとからも見える丘の上のフルヴィエール大聖堂です。この大聖堂のステンドグラスと八角形の大聖堂がとても美しいので必見です。
フルヴィエールのノートルダム大聖堂、あるいはフルヴィエール大聖堂( Basilique Notre-Dame de Fourvière )は、フランス・リヨンのフルヴィエールの丘にあるバシリカ式教会堂。献金により、1872年から1896年にかけて、街を見下ろす位置に建てられた。(中略)すばらしいモザイク、ステンドグラス、 及び使徒ヨハネのクリプトを特徴とする。 引用元:Wikipediaより
フルヴィエールの丘へ行くには2通りの行き方があります。
- ケーブルカーで移動
- 階段を使って移動
私たちは行きはケーブルカー、帰りは階段を利用しました。
引用元:UrbanRail.net – LYON Metro
最寄駅は地下鉄D線(緑色)Vieux Lyon駅で、ここからはケーブルカーでFourviere行きに乗ります。ケーブルカーは年末の寒い日であるにもかかわらず、たくさんの観光客で混雑していました。
フルヴィエールの丘に到着したら目指すのは大聖堂です。
工事をしていたことが残念。大聖堂の中のステンドグラスもすごくきれいでした。
フルヴィエールの丘へ来たらこれも外せない、フルヴィエールの丘から眺めるリヨンの景色も必見です。
私たちは帰りは階段を使って移動しました。
フルヴィエールの丘からふもとまで階段を下りたら、旧市街までまだまだ下り階段は続きます。果てしなくあると思われるくらいの階段を降りたら、そこはもう旧市街でした。
リヨンのショッピングセンター【La Part-Diau Shoppoping Center】
パール・デュー駅前にある4階建てのショッピングセンターです。
品揃えが豊富でモノプリやカルフール(スーパーマーケット)やギャラリーラファイエット(デパート)も入っているので、お土産類はすべてここで済ませられます。
TGV駅も空港行きのローヌ・エクスプレスもパール・デュー駅にあるので、ここで買い物を済ませて移動すると便利です。
旧市街側にある【Confluence ショッピングセンター】
ペラーシュ駅からT1トラムに乗ってHôtel de Région Montrochet(オテル・ド・レジオン・モンロシェ)駅で降りると目の前にあります。
3階建てで1階には大きなスーパーマーケットも入っていて、パール・デューショッピングセンターよりはコンパクトですがスーパーだけで比べるなら劣りません。
ホリスターやMUJIも入っています。
- La Confluence
- 住所:112 Cours Charlemagne 69002 Lyon
- 営業時間:10:00 – 20:00 (レストランは23:00、映画館は 00:30まで)
- 定休日:日曜
蚤の市【Les Puces du CANAL】
リヨン郊外で、週に3回(木・土・日)開催開催されている蚤の市です。蚤の市については以下の記事を参考にしてみてください。
リヨンで宿泊したホテル
宿泊したホテルについては以下の記事を参考にしてみてください。
旧市街は世界遺産でもあるリヨン見どころのまとめ
旧市街は世界遺産にも指定されているリヨンの見どころを紹介しました。
- 旧市街のビストロへ
- ランチにおすすめのレストラン【La Table 101】
- フルヴィエールの丘は必見
- パール・デュー駅前のショッピングセンター
- 蚤の市
最後まで読んでくださりありがとうございました!
この記事が少しでも旅の参考になると嬉しいです。
リヨンの空港サン・テグジュベリ空港からリヨン市内までの移動については、以下の記事を参考にしてみてください。