2015-2016年末年始にフランス南西部へ行って来ました。
アルビ(Albi)はフランス南西部にある小さな街で、旧市街はユネスコの世界遺産にも指定されています。
アルビは世界遺産の街なのでそれだけでも行く価値がありますが、だいたいの場合行く理由は2つあると思います。
- 世界遺産に指定された美しい旧市街の景色を見るため
- コルド・シュル・シエル(Cordes-sur-Ciel)へ行くため
アルビの旧市街と旧市街から眺めるタルン川に架かる橋の景色は美しく必見です。
私たちはコルド・シュル・シエルへ行くためにアルビに立ち寄ったのですが、行ってみてアルビの街自体の美しさやこじんまりとした感じは居心地がよくてすぐ好きになりました。
また南西部にあるコルド・シュル・シエルへ公共交通機関で行く場合には、アルビから発着するバスに乗って行きます。
ここではアルビへの行き方や見どころ、コルド・シュル・シエル行きバス乗り場などを紹介していきます。
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アルビへの行き方
アルビ(Albi)へ行くにはトゥールーズからフランス国鉄(SNCF)で移動します。
- トゥールーズからアルビまでは鉄道で約1時間
- アルビの駅から街の中心地までは徒歩で10〜15分
トゥールーズからの鉄道の本数は昼間は2時間に1本程度、夕方以降は1時間に1本あるのでわりと本数も多いです。
SNCFの時刻表の見方については以下の記事も参考にしてみてください。
私たちがアルビへ行った時はルルドからトゥールーズ経由で移動したので、午後過ぎにトゥールーズ発の鉄道に乗りました。
- 09:53 ルルド発 11:55 Toulouse着
- 12:31 Toulouse発 13:37 Albi到着
アルビ駅から市内へ
Albi Ville駅はこじんまりとした駅で市内の中心地までは少し離れています。
駅の周りはショップもなく寂しい感じがあるので、早朝や夜遅い到着の場合は注意したほうがよさそうです。※危険な感じはありません。
私たちは事前にルートを調べて、駅から宿泊するホテルがある旧市街まで徒歩で10〜15分かけて移動しました。
Google MAPで事前に調べて出たルート通りに移動したのですが、線路に沿って北へ移動して右に曲がったあたりにある住宅地を通って旧市街へ移動しました。
途中でホテルの看板が出てきたのでわかりやすかったです。
参考までに、カルノ通りの角に一階がレストランになった【Hotel Brasserie Du Parc】があります。
実際に行ってみたら【Hotel Brasserie Du Parc】の周辺は賑やかでバスターミナルにも近いので、このホテルでもよかったと思いました。
バスターミナル周辺には他にもホテルが2〜3軒あります。※フランスではバスターミナルの場所も時々変わるので事前に観光局などへ確認してください。
アルビでホテルを決めるポイント
アルビで宿泊するなら3つのポイントから選ぶといいです。
- 旧市街のメインエリア→どこへ行くにも便利
- 旧市街の橋があるエリア→眺めがいい
- 旧市街のはじっこ→ショップやレストランが多くて便利(バスターミナルからも近い)
私たちはアルビの旧市街の中心にある「Logis Hotel Saint Clair」に宿泊しました。
「Logis Hotel Saint Clair」は2つ星なので設備や広さは十分ではないけれど、旧市街の真ん中にあるので便利さでは最高の立地です。
徒歩数分以内のレストランで食事をした後に旧市街を散策しても、小さな街でちらほら観光客もいるので危ない感じもありませんでした。
橋の近くにはいくつかホテルがありますが、アルビで最高の景色を眺めるならMercure Hotel(4つ星)がダントツです。
右側にある建物がMercureです(ちらっとホテル名が見えます)。4つ星の割には値段もそんなに高くないので、アルビで旧市街の景色を眺めることを重視するならMercureをおすすめします。
アルビ(Albi)の見どころ
アルビの街はこじんまりとしていて小さいので、見どころもまとまっています。
- アルビVille駅
- Logis Hotel Saint Clair(宿泊した2つ星ホテル)
バスターミナル(Tarn Bus)→現在は閉鎖し、Republiqueに変更になっている- Mercure Hotel(景色を眺めるのに最高の立地にある4つ星ホテル)
旧市街とタルン川に架かる橋
アルビの旧市街はこじんまりとしていますが古い町並みを散策するのは楽しいです。
私たちはホテルにチェックインして荷物を置いた後、旧市街を散策しながらタルン川へ向かいました。
目的はタルン川に架かる橋の風景。
橋が見えてきた時点で大興奮。
アルビの旧市街の町並みの色や古さがたまらなくきれいで、タルン川から眺める景色はガイドブックでもよく紹介されているのですが実際に目にすると本当に美しくて感動しました。
何度も何度も眺めて、私たちは完全に暗くなる前に名残惜しくホテルに戻りました。
ディナーはホテル近くのレストラン
ホテルから徒歩1分のところにレストランが2-3軒集まったエリアがあるので、私たちは食事はその中の1軒で済ませました。
メニューは前菜・メイン・デザートのお得なセットを選びました(18ユーロと22ユーロのセットディナー)。
- 前菜はフォアグラと鴨チップのせサラダ
- メインは鴨のコンフィとライス付きお魚のソテー
フランス南西部は食が美味しいことでも有名で特に鴨料理に定評があるので、南西部で秋以降に旅するならフォアグラがおすすめです。
- 18ユーロと22ユーロのセットディナーにデカンタのワイン
- 合計57.0ユーロ。
コルド・シュル・シエル行きのバス乗り場
コルド・シュル・シエルはまるで村が天空に浮かんでいるかのようにつくられた小さな村で、アルビを発着するバスで行くことができます。
アルビからコルド・シュル・シエルまでは、#707のバスで約30分です。
以前はTarn Busターミナルがあったのですが閉鎖したようで(2020年7月時点)、タルン橋近くのRepublique乗り場から707番バスに乗ります。
バスの時刻表や詳しい行き方については以下の記事も参考にしてみてください。
以下はまた復活した時のために、記録として残しておきます。
- Tarn Bus
- 所在地:2 Place Jean Jaurès, 81000 Albi
- 公式サイト: Tarn Bus Officil Site – トップページ
素敵なワインショップ
私たちは何年も探していたグラスがありました。
代官山にあるリストランテで食事をしたときに飲んだ時のシャンパングラスの形がすごく素敵で、同じものを日本でもフランスでもずっと探していたのですが見つからずここアルビでついに出会いました。
偶然通りかかったワインショップで見つけました。
- La Clef des Vins
- 9ter Place Lapèrouse, 81000 Albi
- 公式サイト:clefdesvins.fr
旧市街のはじっこのエリアにはショップやレストランが立ち並んでいて常に賑やかです。遅い時間まで食事を楽しみたい場合はこのエリアはおすすめです。※近隣にホテルもあります。
アルビは小さな街ですがショップも洗練されているので、私たちのように探していたものとの出会いがあるかもしれません。
アルビの見どころまとめ
フランス南西部にあるアルビ(Albi)への行き方や見どころを紹介しました。
フランス南西部には美しい村が数多くありますが、その拠点の1つとしてアルビにもぜひ立ち寄ってみることおすすめします。
フランスの風景やフランスの田舎を目指している自宅のガーデンをインスタグラムでも発信していますので、よかったらインスタグラムも見てみてください。
南西部をめいっぱい楽しみたい時は、積極的に現地発ツアーに参加しましょう。
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1位:巡礼路コンクと選べる観光地 / 世界遺産アルビまたは天空の村コルド・シュル・シエル
天空の村と呼ばれるコルド・シュル・シエルと旧市街は世界遺産でもある美しい街アルビに立ち寄る日帰りツアーです。個人で行くには時間がかかるところを効率よく行けるところが魅力です。
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絶壁に建つ不思議な光景のロカマドゥールとフランス人も好きな美しい村サン・シル・ラポピーを訪れる日帰りツアーです。
巡礼地ロカマドール&断崖の村サン・シル・ラポピー日帰りツアー詳細をみる
城塞都市カルカッソンヌと古い街並みが美しいアルビを組み合わせたツアーです。個人で行くと距離があるので中2日はかかりますが、車をチャーターして日帰りで両方を訪れます。どちらも世界遺産に指定されているので見どころいっぱいです。
旅行手配に利用しているおすすめサービス一覧
最後に、私自身が個人旅行で利用しているサービスを紹介します。
航空券検索と予約
航空券検索はskyticketやTrip.com などの一括検索サイトが便利でおすすめです。
個人的には、航空会社で直接予約をする場合は(ヨーロッパの場合は)ワンターミナルで乗り継ぎが便利なKLMオランダ航空かエールフランス航空を選ぶことが多いです。
フランスへ行くならエールフランス航空が場所によっては便利ですが、エールフランス航空とKLMオランダ航空は共同運営なので私はどちらも検索します。
個人で航空券を手配する方法については以下の記事を参考にしてみてください。
ホテル検索&予約【Booking.com】
Booking.comはホテルの取り扱い数や網羅数が世界一なので私は
ホテル検索&予約【Hotels.com】
私自身の使い方としては、Booking.comでホテルを探していて見つからない時にエクスペディアと
ホテル&航空券予約【エクスペディア】
鉄道手配&予約【フランス国鉄(SNCF)】
フランスを旅行する上で欠かせないのが国内の交通手段であるフランス国鉄(SNCF)です。SNCFのサイトからも直接予約できますが、ヨーロッパ全体を含めてスケジュールチェック・予約までできるのがOmio。
フランスの場合はSNCF(TGV)、Oui、BrabraBusなどの格安バスも網羅していて、且つ地図が表示されるのでスケジュールをたてやすいです(予約も日本語で可能です)。
レンタカー検索&予約
他にもフランス国内各地の空港にはEuropcarなど数種類のレンタカー会社がありますが、私たちはハーツかAVISで予約をすることが多いです。どちらにするかは、借りる場所と返す場所のレンタカーオフィスが駅から徒歩圏内にあるかどうかで選びます。
航空券検索でも紹介したTrip.com はレンタカーの検索比較も可能です(数社でプランが出てきて便利で、レビューもあるので参考になります)。
現地発着オプショナルツアー【VELTRA】
ヨーロッパの田舎は交通の便が不便で一つの村や街へ行くのに1日がかりということがよくありますが、そんなときには現地発オプショナルツアーを利用します。
私も現地発ツアーは何度か利用したことがありますが、公共交通機関で行けないような不便な場所へ行くときには本当に重宝しています。
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最後まで読んでくださりありがとうございました!
この記事が少しでも旅の参考になると嬉しいです。
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