移動型の旅ではソフトキャリーケース(76㍑)を、滞在型の旅ではスーツケース(81㍑)を持って行くことが多いです。エールフランス航空やKLMオランダ航空を利用するときは両方持って行くこともあります。
エールフランス航空/KLMオランダ航空では2015年2月2日発券分より、日本発エコノミークラス運賃の無料受託手荷物を現在の1個から2個(1個あたり23kg、3辺の合計が158cm以内)へと変更いたします。 引用元:エールフランス航空オフィシャルサイトより
私はスーツケースは81㍑容量の中型サイズを使っていて、10年以上同じものを愛用しています。
サイズは、68x51x27cm(81㍑)です。
ここでは私が10年以上愛用している中型スーツケースがヨーロッパではなぜ使いやすいのか、選ぶポイントなどを紹介していきます。
ヨーロッパ旅行には80㍑サイズが使いやすい
1週間〜10日間の海外旅行に最適なスーツケースのサイズ
泊数から選ぶスーツケースのサイズ
スーツケースを選ぶ時は泊数から必要な容量を選びます。
1〜2泊 | 2〜3泊 | 4泊〜10日程度 | 2週間以上 |
---|---|---|---|
〜30㍑ | 〜40㍑ | 〜80㍑ | 81㍑〜 |
※40㍑くらいの容量までが機内持ち込み手荷物サイズのギリギリです(あくまでも目安です)。
- 容量を選ぶ
- サイズを選ぶ(機内持ち込みにするのか、預け入れにするのか)
- 素材・値段・セキュリティの面を考えて好みのものを選ぶ
ほとんどの航空会社では無料で預けられるサイズは3辺の合計が157cm以内と定められています。※航空会社や搭乗クラスによって若干異なるので、利用する航空会社に事前に確認することをオススメします。
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航空会社 | 個数 | 重量 | 3辺の合計 |
---|---|---|---|
エールフランス航空 | 2個まで | 23kgまで | 158cm |
KLMオランダ航空 | 2個まで | 23kgまで | 158cm |
ANA | 2個まで | 23kgまで | 158cm |
JAL | 2個まで | 23kgまで | 203cm |
スカンジナビア航空 | 1個まで | 23kgまで | 158cm |
スイス航空 | 1個まで | 23kgまで | 158cm |
オーストリア航空 | 1個まで | 23kgまで | 158cm |
英国航空 | 2個まで | 23kgまで | 158cm |
アリタリア航空 | 2個まで | 23kgまで | 158cm |
イベリア航空 | 2個まで | 23kgまで | 158cm |
※日本発欧州行きエコノミークラス(2019年11月現在)
※サイズはキャスターと持ち手を含む
- 3辺合計が115cm以内(高さ55cm以内、幅40cm以内、奥行き25cm以内)
- 総重量は10kg以内
- 100席以上の国内線、国際線で持ち込み可能なサイズ
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参考までに私は機内持ち込み手荷物はレスポのボストンバッグとリュックを持ち込みますが、レスポのボストンバッグは3辺の合計が110cmくらいです。
実際に使い分けているスーツケースの種類
私は数日間から1ヶ月・1年以上といくつかのパターンで海外滞在・旅行を経験していて、スーツケースも何種類か使ってきました。
高さ約80cm x 幅約50cm x 奥行き約23cmの約100㍑サイズ
- 小型サイズ(約35〜40㍑)→3,4日間の旅行に使用(国内・海外)
- 中型サイズ(約80㍑)→10年以上使っている愛用サイズ
- 大型サイズ(約100㍑)→数回利用して使わず
※一般的に大型サイズは81㍑以上と言われています。
私はスーツケースは中型サイズを使っていますが、不便を感じたこともなく破損しても修理して長く愛用しています。
1週間から10日間のヨーロッパ旅行に最適なサイズ
中型サイズ(80㍑)が使いやすい理由は3つあります。
- それなりに荷物が入る(多すぎず、少なすぎず)
- ヨーロッパは石畳がある場所が多い→大きいと移動が大変
- 鉄道に乗る時はステップが狭くてスーツケースを持ち上げるのが大変
私はスイスへ旅行した時に鉄道で移動することが多く中型のスーツケースでも持ち上げるのに苦労しました。
スーツケースでヨーロッパの移動型の旅行は大変だと思い、翌年以降はバックパックで旅しました。
ソフトキャリーケースは荷物が76㍑サイズなのでやや荷物少なめ&移動が多い時に使います。
荷物とお土産の目安
ヨーロッパ旅行の荷物の目安については以下の記事も参考にしてみてください。
配り用のお菓子などのお土産は、ソフトキャリーよりもハードスーツケースの方がつぶれないという安心感があります。※選ぶ素材によります。
スーツケースを選ぶポイント
ハードケースかソフトケースか
理由は丈夫でセキュリティ面でも安心できる
ハードスーツケースのメリットは3つです。
- 荷物の整理がしやすい
- 強度・耐久性が高い
- セキュリティ面で安心できる(ロック部分がフレームで頑丈)
メーカーにもよりますが私が使っているサムソナイトは中に仕切りがあるので荷物を分けて収納しやすいです。※それは
カバーを開くと荷物を抑えるバンドが付いています。
デメリットは2つです。
- ソフトケースに比べて重い
- 傷がつきやすい
傷が付きやすいのはハードスーツケースならではですが、ソフトスーツケースも汚れが落ちにくいというデメリットがあるので一長一短です。
航空会社によってはかなり雑に荷物を運搬するので、私は初めてのヨーロッパ旅行でけっこう傷だらけになりました。
ハードケースを選ぶポイント
私がスーツケースを選ぶ時にポイントにしていることは3つあります。
- 素材
- ロックのタイプ
- キャスター(2輪か4輪)
素材
素材は大きく分けると4つの素材があります。
素材 | 特徴 | デメリット |
---|---|---|
ABS樹脂 | ・強度が高い ・中身の保護は抜群 |
・重い |
ポリカーボネート | ・強度が高く柔軟性がある ・軽量 |
・へこむ(戻る) ・価格が高い |
ABS樹脂+ポリカーボネート | ・強度と重さのバランスがいい | |
アルミニウム合金 | ・強度や耐久性は抜群にいい ・長く使える |
・重い ・価格が高い |
私が使っているスーツケースはサムソナイトの古いタイプで、素材はマグネシウム96%合金フレーム&ボディというものです。
ロック
私自身が使っているタイプは、鍵を差し入れてロックするものです。
▲スーツケースのフレーム部分にロックする箇所が2箇所あります。
このタイプ以外にTSAロックというアメリカ方面向けのロックがあります。
アメリカ合衆国領土で旅客機に搭乗手続きする際、手荷物または預け入れ荷物は通常は空港警備の一環として電磁的スクリーニング検査(X線透視検査)を行うが、運輸保安庁係官が中身を直接目視検査する場合もありうるため一切施錠しないことが求められている。
施錠された荷物については、運輸保安庁係官が錠機構を破壊することを認められており、破壊されたり内容物の盗難があったりしても損害補償は一切ない。
しかしTSAロック機能が装備された荷物・錠前等は、持ち主が自分の鍵で施錠してあっても、運輸保安庁係官が専用の合鍵を用いて随意荷物を抜き取り開錠し荷物を検査することが出来る。そのため、米国領土(グアム、サイパン等も含む)から出航する航空機への預け入れ時にも施錠して渡すことが出来る。Wikipediaより
キャスターは4輪が断然いい
私はヨーロッパ旅行で76㍑のそれほど大きくはないソフトキャリーを利用することもありますが、ソフトキャリーは2輪なので荷物が増えて重くなればなるほど移動が大変です。
中型スーツケースになるとキャスターは4輪になっているものが多いですが、万が一2輪しかない(値段が安い)ものがある場合は迷わず4輪を選ぶことをオススメします。
(参考)万が一壊れた時は保険加入でカバーできる
私は2度、スーツケースを破損したことがあります。
- 車輪
- 鍵があるフレーム部分が破損
どちらも帰国時に受け取った時壊れていたので現地で困ることはなかったのですが、帰国後に修理に出して加入していた保険でカバーしました。
実際に保険請求した事例
実際に請求した時の事例については以下の記事を参考にしてみてください。
スーツケースと合わせる便利なもの
ロストバゲージ対策や盗難・取り違いを防ぐためにも合わせて使った方がいいものを紹介します。
- バゲージタグ
- スーツケースベルト
1週間から10日間の海外旅行に最適なスーツケースまとめ
ヨーロッパ旅行向け1週間から10日間の海外旅行に最適な、実際に使っているスーツケースを紹介しました。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
少しでも旅の参考になると嬉しいです。
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