フランスでは各地で頻繁に蚤の市が開催されています。アンティークやブロカント、古いフランス雑貨が好きなら、パリの蚤の市へ行ってみるのもおすすめです。
パリには「3大蚤の市」と呼ばれる大きな蚤の市が3つと、バスティーユ広場から近いアリーグル蚤の市が有名です。
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✔︎本記事の内容
- クリニャンクール蚤の市
- ヴァンヴ蚤の市
- モントルイユ蚤の市
- アリーグル蚤の市
この記事を書いている私は元旅行会社勤務で国際線の予約と手配を担当、オランダの旅行会社で1年間勤務、ヨーロッパは11カ国訪問しました。フランスにおいては渡仏歴17回、パリはもちろん、少しマニアックな田舎まで多数訪れています(田舎へ行くことの方が多いです)。
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蚤の市(アンティーク市)を楽しむ3つのポイント
蚤の市を楽しむ3つのポイントです。
- 値段交渉を楽しむ
- 支払いは基本的に現金のみ
- 購入前に状態を確認する
私がよくやるのは、気に入ったものを2つ以上見つけて「2つ買ったらいくらにしてくれる?」と値切ります。ジェスチャーを交えたりノートがあれば筆談でも通じるのでコミュニケーション自体を楽しみます。
逆に注意したほうがいいことが2点あります。
- 写真を撮るときはちゃんと聞くこと(いきなり撮らない)
- 触っていいかどうかを聞くこと(勝手に触らない)
フランスでは肖像権に関しては厳しいので、写真は勝手に撮らないでください。必ず許可を得て撮影しましょう。商品の前に【Ne pas toucher】と書いてある場合は【触らないで】という意味なので、気になる商品があるときは店主に声をかけてください。
パリの3大アンティーク蚤の市
クリニャンクール(Marché aux puces St-ouenour)
パリ最大の規模を誇る蚤の市がクリニャンクール蚤の市です。
地下鉄路線図 引用元:RATPオフィシャルサイト
パリの北側に位置していて、パリで最も大きい蚤の市です。治安があまり良くない場所にあります。※駅を降りる時に日本語で「スリには注意してください」というアナウンスが流れています。
カメラやスマホを出す勇気はなかったので画像もあまり撮らず、蚤の市に到着したらいつもの見慣れた風景にほっとしたほど。
雑貨から家具など商品が幅広いので、雑多な中から掘り出し物を探すのが楽しいです。
家具の隅っこに転がっていたバケツとスツールを買いました。
- クリニャンクール蚤の市 (Marché aux puces St-ouenour)
- 所在地:142 Rue des Rosiers 75018 Paris
- 開催曜日:土・日・月
- 開催時間:7:00〜19:30
- 最寄駅:メトロ4号線Porte clignancourt駅
ヴァンヴ(Marché aux puces Vanves)
パリの蚤の市と聞いて真っ先に思い浮かぶのがヴァンヴ。テレビや雑誌でよく取り上げられているので知っている人も多いと思います。
地下鉄路線図 引用元:RATPオフィシャルサイト
パリの南側に位置していて、メトロの駅からも表示があるので行きやすいです。
ヴァンヴ蚤の市については以下の記事を参考にしてみてください。
- ヴァンヴ蚤の市 (Marché aux puces Vanves)
- 所在地:Avenue Georges Lafenestre 75014 Paris
- 開催曜日:土・日
- 開催時間:7:00〜14:00
- 最寄駅:メトロ13号線Porte de Vanves駅
- 公式サイト:http://pucesdevanves.typepad.com/
モントルイユ(Marché aux puces de la porte de Montreuil)
有名な蚤の市の1つです。モントルイユはパリ東側郊外の20区に隣接したエリアに位置しています。治安が少し不安なので、行くときには十分に気をつけて行ってください。
地下鉄路線図 引用元:RATPオフィシャルサイト
調べた限りでは日用品や家にあったガラクタを持って来ているという印象でした。
でも実際にフランス人の友人宅を尋ねたりいくつかの蚤の市に行ってみて思うのは、フランスの方は日用品の中に掘り出し物を隠し持っている方も多いです。なので行ってみる価値はあると思っています。
- モントルイユ蚤の市 (Marché aux puces de la porte de Montreuil)
- 所在地:Avenue du ProfesseurAndréLemierre 75020 Paris
- 開催曜日:月・土・日
- 開催時間:7:00〜19:30
- 最寄駅:メトロ9号線Porte de Montreuil駅
現地発オプショナルツアーに参加する
1人で行くのはちょっと不安だという場合は、現地発オプショナルツアーに参加するのもおすすめです。Veltra
意外と掘り出し物があるアリーグル蚤の市
アリーグル蚤の市(Marche d’Aligre)
アリーグル蚤の市は(月曜以外)毎日開催されています。
地下鉄路線図 引用元:RATPオフィシャルサイト
最寄駅はLedru-Rollin駅です。パリ・リヨン駅やバスティーユ駅からも10分程度で歩いて行けます。
- アリーグル蚤の市 Marché d’Aligre
- 所在地:Place d’ Aligre 75012 Paris
- 開催曜日:月曜以外毎日
- 開催時間:火〜金 9:00~13:00 / 16:00~19:30 土 9:00-13:00 / 15:30~19:30 / 日 9:00-13:30
- 最寄駅:メトロ8号線Ledru-Rollin 徒歩5分(バスティーユ広場から徒歩10分)
- 公式サイト:http://marchedaligre.free.fr/
フランスの風景やフランスの田舎を目指している自宅のガーデンをインスタグラムでも発信しています。
Porte clignancourt駅徒歩0分のホテルに泊まった事がありますが、昼から夜中まで開いてる立ち呑み屋があり、アルコール依存症っぽい親爺達が呑んでいて、道はゴミが散乱しているし、夜中は絶叫する声が聞こえてくるので、日本人女性には全くおススメできません。移民も多かった。
モントルイユはNationに近く、Nationの夜も現地人とメールしていてヤバそうだったので、泊まった事がないです。
残り2つは、バスティーユの近く・モンパルナス駅の南だから、多分大丈夫。
> dennさん
クリニャンクールとモントルイユは治安の面では心配ですよね。
なので記事にも記載をしています。
ガイドブックには治安のことが書いてないので、それを信じて行く人が増えたりしないのかな、大丈夫かなと思ったことがあります。