フランスでレンタカーを利用するための手続きに必要なのは【国際免許証】と【パスポート】です。
- 国際免許証(出発前に日本で準備)
- パスポート(出発前に日本で準備)
- 予約確認書(出発前に予約)
ここではフランスでレンタカーを利用するための手続き(日本&フランス)について紹介します。※ヨーロッパ共通で考えていいと思います。
海外でレンタカーを利用するための事前手続き
国際運転免許証の取得
海外でレンタカーを利用するのに絶対必要なのが国際運転免許証です。
- 最寄りの警察署に申請
- 書類を提出(申請料金を払う)
- 2週間後に受け取り
必要な書類は3〜4つです。
- 運転免許証
- 国際免許証用の写真(5x4cm、申請6ヶ月以内に撮影したもの)を1枚
- 外国に渡航することを証明する書類(パスポートなど)
- 古い国際免許証を持っている場合は古い国際免許証
私は神奈川県に住んでいるので神奈川県の警察署ホームページを参照としてURLを貼りますが、申請書類は共通です。
参照: 神奈川県川崎警察署ホームページ
発行手数料は2350円で、2週間後以降の受け取りになります。(郵送で受け取り希望の場合は別途1,000円が必要です。)
※国際運転免許証の有効期限は発行から1年間です。
レンタカーを予約する時のポイント
ヨーロッパではAT(オートマ)車が少なくほぼマニュアル車
値段もAT車の方が高めとなります。
事前予約は必須
空港では予約をしていなくても借りれるかもしれませんが混むし、地方の営業所は時間が不規則なことも多く借りたい車種がないと困るので予約をしたほうが確実で時間の無駄がありません。
- 空港のレンタカーオフィスは時間帯によっては混雑している
- 地方の営業所は営業時間が不規則
私たちは海外でレンタカーを利用するときは必ず事前に予約をします。
ヨーロッパの主なレンタカー会社は3つあります。
- AVIS
- Hertz
- Europecar
私たちは【借りる/返却する場所】優先でレンタカー会社を決めています。※【AVIS】か【Hertz】が多いです。
車種の選び方
スーツケースが人数分トランクに入る大きさの車種を選ぶ
慣れない海外では小回りが利いて目立たない小さめの車のほうがいいのですが、基本的に海外では駐車しているときに座席にモノを置くことはNGです。
ヨーロッパでは外から見える場所に貴重品だけでなくモノ自体を置きっぱなしにしていると盗難に遭う確率が高いので、車種を選ぶときは小回りの利く大きさの車で大きな荷物が全てトランクに入る大きさのものを選んでいます。
AT(オートマ)車を希望する場合は早めに予約する
私たちの場合は日本でもマニュアル車を運転しているので問題ではないのですが、AT車を希望する場合はAT車は借りる場所によっては扱いがないので気をつけてください。
ナビ(GPS)がついているかどうかを確認する
これまでの経験からAVISは予約時にナビの有無を選ぶことができて、Hearzでは選ぶ欄がなく実際についていないことも多いです。
予約前に、借りる / 返す場所を決めるときのポイント
私たちは予約前に2つのポイントを重視します。
- 都市部は避ける(大きすぎず小さすぎない街がベスト)
- 営業時間を確認する
ヨーロッパでの運転に慣れていれば別ですが、慣れてなければ車線が多く混んでいる都市部で借りる/返却するのは避けたほうが無難です。
私たちは借りる場所はリスクを少しでも避けるために事前にかなり検討します。
レンタカーオフィス(返却場所)がわかりづらいことも多いので、事前に返す場所も確認しておくことをオススメします。
金額の目安の一例
2017年8月にフランスのモンタルバンでレンタカーを借りたとき(事前に予約をしたとき)の確認書をサンプルにします。
レンタカー料金は2泊3日で147.04ユーロ(約18,000円)でした。
※返却時にガソリンを満タンにする必要があるためレンタカー料金とは別途、ガソリン代がかかります。
レンタカー代を少しでもお得にするには?
- レンタカー比較サイト経由で予約する
- 航空会社の予約経由で予約する ※航空券の予約を航空会社の予約サイトで直接とる場合のみ
レンタカーオフィスでの手続き ※保険はフルプロテクション(Full Coverage)を選ぶ
レンタカーオフィスでの手続きは案外簡素です。
手続きは15〜30分くらいで終わります。逆に返却時には鍵を返してざっくり車を確認して(確認がない場合もあります)5分くらいで終了です。
借りるときに聞いておいたほうがいいポイント3つ
- ガソリンの種類 ※ヨーロッパでは軽油(ディーゼル)が多いので必ず確認
- 返却する場所の周囲にあるガソリンスタンド ※返却時に満タンにする必要があるため
- 営業時間 ※場所によってはお昼休みでクローズしているため
フルプロテクション(Full Coverage)で保険加入したほうがいい理由
ヨーロッパは運転が荒く、場所によっては縦列駐車を要する箇所がわりと多いです。無理やり車を入れて来る際に車にぶつかることも少なくはありません。
- フランスの田舎の村の蚤の市へ行ったときに野外パーキング的な場所に停めたら、車にぶつかったようなへこみがあった
- フランスの観光地(アヴィニョン)でパーキングに停めていたら、戻ったときに金属で傷つけたような跡(長い線)があった
フランスでレンタカーを利用する時の手続きまとめ
フランスでレンタカーを利用するときの手続きについて紹介しました。
慣れない海外で運転をすることはリスクを伴うので注意することは多くありますが、ヨーロッパの田舎では車で移動したほうが効率的な場合もあります。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
この記事が少しでも旅の参考になると嬉しいです。
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