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少し前まで海外旅行では斜めがけバックを愛用していましたが、斜め掛けバックはどちらか片方に負担がかかるので、体のバランスや収納力も考えてリュックにしようと思いました。
いくつも検討した結果、最終的にはカリマーのセクター25を選びました。
カリマーのセクター25を選んだ理由は、二気室になっているという点が決め手でした。重さを分散できるので旅行や長時間歩くことが多いときなどに特に重宝します。
ここではリュックを選ぶ際にどんなところにこだわって選んだのか経緯や使い心地について紹介していきたいと思います。
このブログで紹介しているセクター25は旧モデルとなります。新モデルはデザインが少し異なりますが、二気室という点は同じです。
二気室が重さを分散する！
リュックに求める機能4つ
海外旅行前提で考えたら、求める機能は4つあります。
セキュリティ面と重さを分散させるということ、そして海外旅行だけではなくてふだん使いも兼ねて使えるものを考えてリストアップしました。
カリマーのリュック / セクター25は求める条件全てを満たしていました。
- 最低限の身の回り品も入ること（バックをいくつも持ちたくない）
- ポケットが2つ以上あること
- ジッパーを隠せること / できれば可動式であること
- カメラも入ること
- 重さを分散させる二気室になっていること
2）と3）に関してはこだわる理由があります。
私は海外旅行でリュックを使うことに今まで抵抗がありました。というのは、リュックはセキュリティ面で後ろが手薄になるため狙われやすくなるからです。
基本的に人が大勢集まる場所ではリュックは前に抱えますが、できるだけリスクを避けるために ・ポケットが2つ以上あること・ジッパーを隠せること / できれば可動式であること は絶対条件で探しました。
スペインのマドリードで泥かけスリ（未遂）に遭ったときの状況と未遂で終わった理由を分析してみた。
路上で泥かけスリ未遂に遭ったのですが、泥のようなものはかけられたものの何も盗まれずに済みました。
そもそもスリ対策のための条件を満たしているリュックを探していて選んだのがカリマーのセクター25だったので、このリュックでよかったと確信を得ました。
※新モデルはデザインが少し異なります。
海外旅行向きのリュックとして3つのブランドに絞る
使うなら持っていて嬉しくなるリュックがいいので、デザイン面を優先して背負うのに無理のない適当なサイズ感と機能性から3つのブランドが思い浮かびました。
- ノースフェイス
- パタゴニア
- カリマー
25リットルサイズを選んだ理由は、30リットル以上になるとバックパックの部類になり街歩きには向かないし、逆に20リットルサイズは小さめなのでカメラを入れるのが難しいと思いました。
30リットルサイズ以上になると登山用として推奨されていることが多いです。モノが入る分重くなるのでタウンユースで使うには大きいと思いました。
海外旅行へ行く際には、行きや帰りなどの移動時はスーツケースやキャリーバッグも運ぶため全体のバランスも考える必要があります。
海外旅行におすすめのソフトキャリーケースを徹底検証！イーグルクリーク ギアウォリアー29（76ℓ）を選ぶまで
ヨーロッパ好きトラベラーが使うスーツケースを紹介！1週間から10日間の海外旅行に最適なサイズはどれ？
3つのブランドで比較検討する上で、重視した内容は以下の3つです。
- 検討事項1. カメラを入れることを想定した使いやすさを考える
- 検討事項2. セキュリティを考える（スリ対策）
- 検討事項3. 重さを分散できる（疲労対策）
カリマー セクター25L（Sector 25）の基本仕様
25リットルというサイズは1〜2泊分くらいの荷物が入り安定性もあり、タウンユースとしても見た目にぎりぎり大きく見えない標準的な大きさです。
※私の体型はMサイズくらいです。
コンパクトながらも2気室構造を採用し利便性を高めたライトトレッキング向けリュックサック。安定性の良いフォルム通気性の高いメッシュを使用したバックパネル、ショルダーハーネスは、トレッキングからタウンまで幅広く対応します。引用元：カリマー公式サイトより
- 容量：25ℓ
- サイズ：47x32x24cm
- 重さ：700g
- バックレングス：43cm
- マテリアル：KS-N330D HD RS
- カラー：1〜3色
引用元：カリマーオフィシャルサイト – セクター25
私は暗い夜道対策にグリミスをつけて使っています。※海外旅行時にはジッパーがわかりやすくなるので外しています。
カリマー セクター25L（Sector 25）を選んだ5つの理由
2気室（2層）でカメラだけを取り出しやすい且つ1気室にもなる、重量を分散できる
2気室の場合は分けて収納することができることと、重さを分散できることがメリットです。
私の場合はカメラだけをパッと取り出したいと思っていたのでカメラを入れる前提で2気室を探していました。
私は1気室で使ったことがありません。カメラ持参するときやジム利用の場合はこのままで十分に使いやすいです。
2気室のリュックは他にドイターのスパイダー25があります。
カメラ収納ができる適度な大きさ
荷物を海外旅行で一つにまとめたいときは、2気室の下部分にインナーボックスごとカメラを入れます。
・・のつもりだったのですが、ふだん使いのカメラバッグ（トートバッグ）が丸ごと入ります。
海外旅行の際に機内に持ち込める手荷物は身の回り品と3辺の合計が110cm以下のもの合計2点と決められているため、荷物は全部で2つに分ける必要があります。その点も考えてチェックインの際にはカメラを収められるバッグの方が便利です。
上のメインポケットには手帳や身の回り品を入れます。
カリマーのセクター25は、この大きさの割合がちょうどいい感じです。
海外旅行先では2気室の下に入れているトートバッグを片手にリュックを背負って街歩きをするのが定番です。
▲2017年12月スペイン・マラガ
▲2019年8月フランス・リヨン
普段使いのカメラバッグについては、以下の記事も参考にしてみてください。
カメラ女子向けに！旅行にも便利な一眼レフカメラ用のカメラバックを検討してインナーボックスを選んだ理由
前面ポケットがありジッパーが可動式且つジッパーを隠せる
メインポケットの前に前面ポケット（オーガナイザー）が1つあります。
オーガナイザーの中にはさらにジッパー付の内ポケットが1つと、ペンホルダーや小さなポケットがあり細かいものを分けて収納することができます。
オーガナイザーの中にあるジッパー付の内ポケットが私にとっては重要でした。
海外旅行では貴重品は分散しますが、メインの財布はストラップでつないで片方をバッグのフックやジッパーの金具につけて内ポケットに入れるようにしています。
海外旅行で現金（貴重品）の管理はどうする？20ヶ国40回以上旅したトラベラーの管理方法を紹介
それができる仕様も合格だし、キーフックが付いているところもなかなかよくて気に入っています。
旧モデルのこの仕様がとても気に入っていたのですが、新モデルのカリマー25はデザインが変わってこの隠しジッパーはなくなってしまったので、個人的には残念に思っています m(_ _)m。
海外旅行の持ち物については、以下の記事も参考にしてみてください。
構造がバックパック仕様で腰に負担のかからない構造と素材
私は60ℓのバックパックを持っていますが、バックパック60ℓを選んだときにこだわったことが腰に負担のかからない構造になっていることでした。
カリマーのセクター25も負担のかからない構造になっています。それなのに見た目シンプルなところもいいです。
前側にリュックがずれ落ちないように固定するフックもついています。荷物が重くなったときには重宝します。
旅行へ行く時の荷物を入れてみる
旅行へ行くときに機内持ち込みにする荷物は7つです。
- 一眼レフカメラ
- レンズ1本
- 周辺機器が入ったポーチ
- 化粧ポーチ ※海外旅行では透明ケースに入れ替えます。
- 手帳
- 貴重品（画像にはないけどiPadも）
- 1泊分の着替え
これらを全部リュックに入れます。
入れてもなお余裕があります。
※まだ詰め込むだけ詰め込むことはできますが、その分重くなります。
気になっていた点はサイドポケット
買う前に1つだけ迷っていた点がサイドポケットがジッパーではなくてポケットになっているという点でした。
私はマリメッコのリュックのようにサイドポケットはジッパーのほうが好みですが、アウトドア系のリュックはジッパーではなくポケットのほうが多いです。理由はペットボトルを入れる仕様だからです。
この点については、ペットボトルホルダーを使うと見た目にもかわいくなることを知ってからデメリットではなくなりました。
ペットボトルホルダーに入れると取り出しづらいですが、セキュリティの面ではおすすめです。
カリマーリュック【セクター25】レビューまとめ
海外旅行用として、カメラバッグも兼ねたリュックにカリマーセクター25を選んだ理由を紹介しました。
- 2気室が重さを分散させて疲れにくい
- カメラ収納ができる適度な大きさである
- 前面ポケットがありジッパーが可動式、且つジッパーを隠せる→新モデルにはなし
- 構造がバックパック仕様で、腰に負担のかからない構造と素材になっている
私が一番気に入っている点は、デザインがシンプルで飽きずに使えるということ。私は黒を選んだのですが洋服もある程度は選ばずに使えるところもいいです。
ジム用リュックのおすすめ！マリメッコバディとカリマーセクター25を比較してみた
このブログで紹介しているカリマーセクター25は旧モデルとなります。似たようなデザインで選ぶなら、新モデルのセクター25もいいのですが、個人的にはドイターのスパイダー25が気になっています。
最後まで読んでくださりありがとうございました！
この記事が少しでも参考になると嬉しいです。
初めまして！今度初めての海外(ホームステイ)でニュージーランドに行きます。初めて＆１人での事なのでとにかく色々沢山情報漁りをしています（笑）そこでtamamiさんのブログに行き着き、とても読みやすいページで熟読させて頂いています
スーツケースとリュックサックを新調する予定なのですが、拝読してカリマーのリュックも候補に入れようと思いました。
出来るだけ色んなリュックを実際に見て決めたいのですが、どこのお店によく見にいかれたのでしょうか？
> おいもちこさま
はじめまして！
コメントにブログの感想までありがとうございます。嬉しいです。
関東にお住まいかどうかわからないのですが、私は新宿のL-Breathをよく見に行きます。カリマーのリュックは京王アートマンで見つけました。どちらもいろんな種類のリュックを置いているので比較しやすいです。
ニュージーランド、素敵ですね！私もホームステイで1度行ったことがありますが短期間だったのでいつかまた行ってみたいです。
満足いくリュックが見つかりますように！（^^）
こんにちは。旅行用のリュックにセクター25 はどうかな？と調べているうちに、tamaminさんのブログに辿り着きました。
素敵な写真とお話に惹かれ、迷っていたリュック選びもセクター25 に決定です。Instagramもフォローさせていただきました。コロナ禍で今年行こうと思っていた、イタリアも、台湾もお預けですが、新しいリュックで国内から少しずつ、旅を再開したいと思います。
tomotomoさん、こんにちは！
コメントありがとうございます（*^^*）。
私自身が用心深いのでリュック選びも検討に検討を重ねて選んだのがカリマーのセクター25でした。セキュリティ面ではこれ以上のものにまだ出会っていないので、海外旅行では特に必須のリュックだと思っています。長く使っていますが未だ丈夫だし長く使えそうです。海外旅行にしばらく行けないのはお互いに残念ですよね…。
インスタも見ていただいてフォローもありがとうございます。嬉しいです！