私がフランス南西部のカオール(Cahors)へ行ったのは6月でした。
カオールといえば有名なのは黒いワイン。
カオールは他にも訪れる理由があります。
カオール(Cahors)はフランス南部、オクシタニー地域圏の都市である。ロット県の県庁所在地で市内にはロット川が流れている。市内のサン=テチエンヌ大聖堂とロット川にかかるヴァラントレ橋は世界遺産「フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」の一部として登録されている。Wikipediaより
私がカオールへ行くことを選んだのはカオールとフィジャックを結ぶバス路線でサンシルラポピーへ行きたかったからなのですが、カオールは黒ワインとフォアグラが美味しいとフランスに詳しい友人から聞いたことが決め手でした。
でも実際にカオールへ行って最も印象的だったのは、街のあらゆるところで薔薇の花が美しく咲いていたこと。
ここではカオールの見どころを紹介していきます。
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薔薇が印象的な街カオール(Cahors)を散策する
カオールはロット川に周囲を囲まれ、小さな半島のような形になっています。
絶対外せないのは3つです。
- ヴァラントレ橋(Pont Valentre)
- ロット川遊覧船
- サン・エチエンヌ大聖堂
カオールへ行ったら抑えておきたいのは「ロット川遊覧船」「ヴァラントレ橋」です。※次に行くなら私は「サン・エチエンヌ大聖堂」も見ておきたいです。
※黒いワインをお土産に買って帰りたい場合は月曜は避けたほうがいいです。
ヴァラントレ橋
ヴァラントレ橋は14世紀に70年かけて造られた橋です。
このヴァラントレ橋、佇まいも色合いも本当に美しいです。
私がこれまで見てきたヨーロッパの橋で美しいと思った橋が3つあるのですが、スイスのルツェルンのカペル橋と同じくらい惹かれるものがありました。
- スイス / ルツェルンのカペル橋(ヨーロッパで最も古い木造橋)
- カオールのヴァラントレ橋
- アヴィニョンのサン・ベネゼ橋
ヴァラントレ橋は1308年から70年かけて造られた、6つのゴシック様式のアーチと3つの塔を持つ橋です。Wikipediaより
橋の先がどうなっているのか気になり橋を渡って向こう岸まで行ってみました。
小さな雰囲気のある小道を歩いて、向こう岸から見たヴァラントレ橋も美しかったです。
ヴァラントレ橋のふもとにはワイン畑やバラ園もあり、どこを見ても絵になる景色があります。
- ヴァラントレ橋(Pont Valentré)
薔薇が印象的なカオールの街を歩く
小さな街ですがサンティエンヌ大聖堂がある旧市街のあたりは街並みもかわいくて、私が訪れた6月はあらゆるところで薔薇が見られました!
ロット川の湖畔の景色とカオールの旧市街の風景など、小さいながらもかわいさがぎゅっと詰まったカオールの街は散策が楽しいです。
ロット川の遊覧船
長野県でシェフをしていて年に2度ワインの仕入れにフランスへ行く知人が、ロット川遊覧船がなかなかいいよというので乗ってみました。
ロット川遊覧船はそれほど大きなボートではないのですが、その理由は乗っているとわかります。狭い水路を通る箇所があるのですが、そこが狭くて通るにはギリギリの大きさでした。
遊覧船から眺めたカオールの街と周囲の丘陵もきれいでした。
- Les Bateaux Safaraid(レ・バトー・サファレ)
- 料金:9.50ユーロ(2013年6月時点)
あとで見返した遊覧船からの写真に、私が見損ねたサンティエンヌ大聖堂も写っていました(笑)。
ディナーはフォアグラがおすすめのオーベルジュで
私が宿泊したホテルはミシュランガイドにも掲載されているレストランで、友人からも勧められていたので当初はホテルで夕食を食べる予定にしていました。
ホテルの方に描いてもらった地図を参考にしながら旧市街を歩いていたその角にありました。
Auberge du Vieux Cahors
佇まいも美しいオーベルジュ。
開店は19時からなんですが少し前に到着した私は周辺をうろうろ。
- アペリティフにシャンパンをグラス1杯
- フォアグラ
- 鴨のコンフィ
- デザート(なんだか忘れました。。)
私より先に入ったおじいさんをちらりと見たら、地元の黒ワインを美味しそうに堪能していました。
後から考えたらカオールは黒ワインの産地なので黒ワインにすればよかった。。。と後悔しました。
- Auberge du Vieux Cahors
- 144 Rue Saint-Urcisse, 46000 Cahors, フランス
薔薇が印象的な街カオール(Cahors)まとめ
薔薇が印象的な黒ワインの産地カオールを紹介しました。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
この記事が少しでも旅の参考になると嬉しいです。
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