フランスには現在(2018年8月現在)美しい村と認定された村が合計157あります。
地図出典元:Wikipedia(Fichier:Carte des Plus Beaux Villages de France.jpg)
私たちは2018年8月にオーヴェルニュ地方の美しい村7カ所を4日間でまわってきました。
オーヴェルニュ地域圏(仏: Auvergne)は、フランスの中南部、中央山塊に位置するかつて存在した地域圏である。Wikipediaより
1日目はルピュイ(Le Puy)でレンタカーを借りてサレール(Salers)【オーヴェルニュ地方の美しい村巡り】(1)へ行き、2日目以降は2〜7までの順番で途中蚤の市に寄りながら村をまわりました。
3日目は2つの村へ行きます。
- ブレル(Blesle)(6)
- ラヴォデュ(Lavaudiu)(7)
当初はブレル(Blesle)は立ち寄る予定がありませんでした。
ブレルも「美しい村」ですが事前の私のチェックが漏れていて、途中で立ち寄った村で出会ったおじさんにおすすめだと教えてもらったのがブレルでした。
ここではブレル(Blesle)(6)を紹介していきます。
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午前中は蚤の市へ
私たちが宿泊したシャンブルドットはMassiacという小さな村の山の上にあります。
Massiacからブレル(Blesle)までは車で15分程度ですが、午前中はMassiacから北上したエリアの蚤の市へ向かいました。
フランスでは週末になるとあらゆる場所で蚤の市が開催されます。
途中で遭遇した蚤の市
目的の場所へ行く途中の村「Lempdes-sur-Allagnon」で通りたかった道が通行止めになっていました。何があるんだろうとのぞいたら道路いっぱいに人だかりが。
蚤の市(ブロカント市)が開催されていました。
賑わっている様子に血が騒ぎ(笑)、少し離れた空いている駐車スペースに車を停めて立ち寄ってみることに。
大きな蚤の市で本格的なアンティークからガラクタまで、あらゆるものがありました。
フランスの田舎では英語が通じないことが多く(英語を話さないのではなくて話せない)、時々話せる人がいると嬉しそうに話しかけてきます。
会話をしている中で「フランスの田舎が好き」だと話したら、ここがおすすめだよと教えてくれた村の1つがブレル(Blesle)でした。
それで私たちは予定を変更してブレルにも立ち寄ることに決めました。
小さな村 Saint Gervazyの蚤の市へ
通りがかりの小さな村の蚤の市をひと通り見たら、Saint Gervazyで行われている蚤の市へ。
オーヴェルニュ地方の村はどの村へ行っても情緒溢れる雰囲気のある村ばかり。
村の入り口の家に立てかけてあった古い自転車さえもかわいい。
2つ目の蚤の市も大盛況で賑わっていました。
フランスでは肖像権に関してうるさい場合が多いのですが、ここオーヴェルニュ地方の蚤の市では人懐っこい人が多くて「写真を撮ってもいい?」と聞いたらポーズをとってくれました。
フランスの蚤の市では規模が少し大きくなると屋台も出ていて食事をすることもできます。私たちもこの村でサンドウィッチとポテトを買ってお昼を済ませました。
村にあるシャトーが開放されていて中には無料のトイレやショップがありました。
2つとも蚤の市で立ち寄った村ですが村自体の色合いや建物に雰囲気があり、蚤の市が開催されていない日常の風景も見てみたいと思いました。
蚤の市からブレルへ
13時過ぎに村を出てブレルへ向かいました。
移動中の風景
道中はのどかな風景が広がります。
慣れない海外だと高低差がある道路はガードレールがあるのかないのかわからない場所も多いのでドキドキするのですが、このあたりは平坦で運転もしやすいです。
途中、車を停めて写真を撮りたいような場所がいくつもありました。※道路が狭かったので車を停めれず、写真は車窓です。
ブレル村の駐車場
30分ほど車を走らせたらブレルの村に到着。
村に到着する手前の向かって右側に大きな原っぱがありそこが駐車場になっていて、駐車場へ誘導するスタッフの方たちが何名かいたので私たちもそこに車を停めました。
私たちが訪れた8月12日(日)はたまたま村で音楽祭が開催されていたので、そのために特設駐車場があったのかもしれません。
帰りに知りましたが駐車場から村の中心までは送迎バスの運行もされていました。
ブレル(Blesle)村
ブレル村の印象は、とにかくかわいいです。
古い家並み+あらゆるところに花が溢れていて、どこを見てもおとぎ話の世界へ入ったかのようでした。そして村全体に活気がありました。
小さな村に限らずですが、フランスの田舎の街や村は路地歩きも楽しいです。
ブレルは村の賑やかさと静けさが同居したバランスのとれた村でした。
ただ、たまたま音楽祭が開催されていたためメイン通りは賑やかだったのかもしれません。村の中心から外れた川のほとりで流れる時間はまた違う味わいがありました。
ブレル村のポイント
ブレルは村のはじからはじまでどこを見てもかわいい雰囲気のある村でした。
- 村の入り口手前に大きな駐車場がある
- 駐車場から10〜15分くらい歩くか無料送迎バスを利用する ※時期によるかもしれません。
- 音楽の街としても賑やかで活気がある
- レストランやショップが多い
駐車場に向かう途中に広がる畑の風景さえもかわいいです。
30分もあればひと通り見てまわれるくらいの小さな村ですが、私たちは1時間半くらい村を散策しました。
15時過ぎにブレルを出て、次はラヴォデュ(Lavaudiu)(7)へ向かいます。
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