担当していたのは国際線の予約・発券と、主にヨーロッパの地上手配をやっていたので自分自身の旅行でもプランを立てて自分で手配をしますが、手配をする段階を含めて旅が好きです。
あるときからフランスの田舎にハマり、これまでの渡仏歴は17回。これからもまだまだ行くつもりでいるフランス行きの航空会社の選び方をここでは書いてみたいと思います。
経験に基づいて書いていますが、好みや個人の意見もある程度入っていますことをご了承ください。
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フランス行き航空券&航空会社の選び方
日本からフランス(PARIS)まで飛んでいる主な航空会社をリストアップしてみました(※2022年6月現在)。このほとんどが検索サイトで検索したときに候補として出てくるものです。
- エールフランス航空(AF)
- KLMオランダ航空(KL)
- ルフトハンザドイツ航空(LH)
- スイスインターナショナルエアラインズ(LX)
- フィンエアー(AY)
- スカンジナビア航空(SK)
- ポーランド航空(LO)
- ブリティッシュエアウェイズ(BA)
- オーストリア航空(OS)
- ターキッシュエアラインズ(TK)
- 日本航空(JL)
- 全日空(NH)
- カタール航空(QR)
- エミレーツ航空(EK)
- エティハド航空(EY)
- 大韓航空(KE)
- アシアナ航空(OZ)
- タイ国際航空(TG)
- チャイナエアライン(CI)
- シンガポール航空(SQ)
航空券を選ぶときは、旅の目的や行き先によって選択します。例えば、
- フランスが大好きで何度も行く(今後何度も行く可能性がある)
- パリだけでなく地方都市にも行く
- とにかく安く行きたい
- マイレージを貯めている
余談ですが、イタリアへ行くときの選択肢にしていたアリタリア航空は2021年10月14日の運行を最後に経営破綻していました(涙)。後継となる国営「ITAエアウェイズ」は、2020年11月に設立されたイタリアの経済開発省が100%出資する国営企業です。当面は規模を縮小して運航し、長距離国際線では羽田の運航も予定しているそうです。引用元:トラベルボイス「アリタリア航空、75年の歴史に幕、イタリアの新航空会社「ITAエアウェイズ」が就航、ローマ/羽田線の就航計画」
フランス大好き、何度も行く(今後も行く可能性がある)
フランスが大好き或いは何かしらご縁があり(仕事で行く機会が多いとか親戚がいるとか)、行く機会が多い場合などは迷わずおすすめするのがこの2社です。
この2社がおすすめの理由は、(地方へ行くことが多いなら特に)乗り継ぎが便利なのとマイレージ特典を受けやすいからです。私はフランスの地方都市へ行くことが多いので利便性を考えてへ毎回このどちらかにしています。
- 乗り継ぎが便利
- マイレージを貯めやすい
この2社は独自のフライング・ブルーというマイレージプログラムがあり、回数を重ねるごとにマイレージが貯まるだけでなくアップグレードなどの優先順位も高くなります。
ただデメリットもあってマイレージの有効期限のルールがよく変わるので(これは他の航空会社も同様ですが)、行けない期間が長くあったりするとマイレージが失効してしまいます。
私の場合はですが、同じスカイチームである有効期限のないデルタ・スカイマイルで貯めています。フライング・ブルー会員のほうがより優遇されると思いますが、それでもリピーターとして回を重ねるとある程度の特典はあるのかな..と感じています。
さらに快適に過ごすには、ラウンジで過ごしたり(運が良ければ)アップグレードということもありますが、夫はそのためにデルタスカイマイルアメリカン・エクスプレスゴールドカードに入会しました。
年間150万円利用でラウンジを利用できる資格をキープできるので、支払い関係を全てクレジットカードにすることでその権利を保っています。
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パリだけでなく地方都市にも行く
目的地がパリだけでなく地方都市へ行くのなら、エールフランス航空を含むヨーロッパ系の航空会社もおすすめです。※()の中は国名と経由する空港です。
- エールフランス航空(フランス / パリ)
- KLMオランダ航空(オランダ / アムステルダム)
- スカンジナビア航空(スウェーデン・デンマーク・ノルウェー / ストックホルム)
- ルフトハンザ航空(ドイツ / フランクフルト or ミュンヘン)
- ブリティッシュエアウェイズ(イギリス / ロンドン)
- フィンエアー(フィンランド / ヘルシンキ)
- スイスインターナショナルエアーラインズ(スイス / チューリッヒ or ジュネーブ)
- オーストリア航空(オーストリア / ウィーン)
フランス以外の国にもちょっと立ち寄りたい、という場合も一度に2カ国の雰囲気を味わえるのでおすすめです。※その場合はストップオーバーのルール確認と、乗り継ぎ時間を多めにします。
ストップオーバー=ストップオーバーまたは途中降機とは、複数航空路線の乗継をする場合において、乗継地点に24時間以上滞在することを指す。Wikipediaより
私はこの中ではフィンエアーとブリティッシュエアウェイズ以外は乗ったことがありますが、トランジット(乗り継ぎ)や機内でその国の雰囲気を味わえるというのはなかなか楽しいです。
とにかく安く行きたい
とにかく安く行きたい場合はアジア系や中東系の航空会社も選択肢に出てきます。時期やタイミング、または航空会社がキャンペーンを行ったりすることによって金額は異なってきます。※()の中は国名と経由する空港です。
海外格安航空券予約サイト-skyticketで格安航空券を検索する
フランスの地方都市に行く場合は、この航空会社の提携航空会社または、イージージェットやライアンエアーなどのLCCを組み合わせます。
ただ欧州内でLCCを使う場合は注意点が多くあります。特に遅延のリスクには備える必要があります。
- 手荷物の制限がある(ヨーロッパ内でLCCを使う場合)
- オンラインチェックインを忘れないこと
- 経由地での乗り継ぎに時間がかかることが多い(空港が異なることもある)
- ビザチェックがある(日本人はビザ不要ですがチェックは必要で、長蛇の列で待たされる)
- 空港が郊外にある場合が多い
- メインターミナルではなく離れたターミナルを使う場合が多い
- 機内食は有料
中東系の航空会社はお金があるので(笑)サービスは悪くないことが多いです。また普段接することのない文化に触れられるというのもあります(お好みによるかもしれません)。
待ち時間は長いことが多く、私はギリシャへ行ったときにエミレーツ航空を利用した時はドバイで8時間以上の待ち時間がありました。ただドバイ空港は見どころもたくさんあったので、待ち時間が長くても苦痛ではありませんでした(笑)。
マイレージを貯めている
マイレージを常に貯めている場合は、ヨーロッパ線はマイレージを稼ぐチャンスでもあるので、航空会社の選択肢は変わってきます。航空会社や選択するクラス・発着地にもよりますが、
日本からパリまでの区間マイルは、6100マイル前後(片道)
マイレージを増やす目的なら敢えてどこかを経由して貯めるという方法もありますが、時間と体力次第でもあるかな..と思います。
スターアライアンスなら
- ルフトハンザ航空
- ターキッシュエアラインズ
- 全日空
- シンガポール航空
- タイ国際航空
- アシアナ航空
スカイチームなら
- エールフランス航空
- KLMオランダ航空
- チャイナエアライン
- 大韓航空
ワンワールドなら
- 日本航空
- フィンエアー
- ブリティッシュエアウェイズ
- カタール航空
その他
※エティハド航空と提携している航空会社
- 全日空
- スカンジナビア航空
- アシアナ航空
- 大韓航空
※エミレーツ航空と提携している航空会社
- 日本航空
- 大韓航空
航空会社を選ぶ際の3つの要素
航空券を検索していて重視することの一つが、燃油サーチャージと空港税です。燃油サーチャージはどの航空会社でも同じような金額であることが多いですが、空港税は空港によって異なります。
※ロンドン・ヒースロー空港の空港税がヨーロッパ一高いです。
加えて、2022年6月現在で気にするのはPCR検査費用です(フランスではPCR検査費用は50ユーロ程度)。
- 燃油サーチャージ
- 空港税
- 乗り継ぎ場所と到着時間
※2022年6月現在は日本入国時に72時間以内の陰性証明書が必要なため、この3つに PCR検査費用が加わります(国によって費用は異なります)。またストップオーバーする場合も国により陰性証明書やワクチン接種証明書が必要になるので注意が必要です。
PCR検査機関については在フランス日本国大使館サイトに掲載されているので、事前に調べることをおすすめします。※フランス非居住者は有料です。
記載されている機関や施設等の中には、日本入国時の際に求められる厚生労働省が定める要件に基づいた新型コロナウイルス検査証明書を発行していないところもあるので注意してください。
航空券を予約する時は?
航空券の予約をするには3通りあります。
- 航空会社のサイトから直接予約をする
- 一括検索サイト経由で予約をする
- 旅行会社に依頼して予約をする
コレという航空会社があるなら、直接航空会社のサイトから直接予約をする
- メリットは座席指定がほぼ確実に確定できる
- デメリットは支払いの選択肢が少ない、クレカ利用は手数料がかかる
便利にお得に探したいなら一括検索サイトで予約をする
- 同じアライアンスの場合、行きと帰りで違う航空会社を手配できる場合もある
- 格安航空券を探せる
- 乗り継ぎがベストなフライトを探せる
- デメリットは座席指定が確実ではない、或いは確定に時間がかかる
一括検索サイトで便利なサイトを紹介します。
海外格安航空券予約サイト-skyticket.jp-で検索する
skyticket.jpは、世界643路線・123社の航空会社の海外格安航空券を取り扱っている海外格安航空券予約販売サイトです。
Trip.com は世界最大級の旅行サイトで会員数が約8億人いるオンライン旅行会社です。格安航空券だけでなく120万軒以上のホテル、レンタカーの手配も可能です。
ヨーロッパ行き航空券を購入するときの注意点 ※2022年6月現在の情報なので今後変わる可能性があります。
2022年3月に発表されたヨーロッパのニュースです。
Passengers Missing Flights Across Europe After Travel Chaos At Airports Continue(2022年3月)
要約すると、ヨーロッパの空港では人員不足による大遅延が頻繁に起きていて、これから夏のシーズンに向けてさらに悪化する可能性があると書かれています。
- オランダのスキポール空港でも遅延発生
- パリの3つの空港でも遅延発生(CDGではコロナ前より15-20%人員減になっているため)
対策として書かれていることです(文中より引用)
- 事前に保険の”航空機遅延補償”に入っておく
- 数日の余分な日を設けておく
- 万が一のときに購入するチケットのお金を用意しておく
- 航空会社の権利補償について読んでおく
引用元:Travel Off Pathオフィシャルサイトより
「荷物を積み込むクルーが足りません」欧州航空便キャンセル相次ぐ・・・背景に新型コロナ(2022年6/21) – Yahoo!ニュースより
フランスを含むヨーロッパへ渡航するときに必要な書類については、日本橋夢屋ホームページに詳しく書かれているので参考にしてみてください。
海外渡航情報|【欧州・ヨーロッパ】入国制限に関する一覧(陰性証明・ワクチン接種・隔離等)
フランス行き航空券&航空会社の選び方まとめ
フランス行き航空券&航空会社の選び方をこれまでの経験に基づき、書いてみました。
早く何のリスクもなく自由に気軽に旅できる状態に戻ってほしいです!
最後まで読んでくださりありがとうございました。
この記事が少しでも参考になると嬉しいです。
ホテルの予約ならここ一択!
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