海外旅行へ行くときに日本で使っているスマホを普通に使えたら便利ですよね。
私はふだんはmineoのSIMでスマホ(iPhone 6s)を利用しています。
スペインへ行ったときに初めてプリペイドSIMカードを購入して使ったら便利だったので、フランスへ行ったときにもプリペイドSIMカードを購入して使いました。
結論から言うとorangeにあるプランをしっかり理解してSIMカードを購入すれば問題は起きないし、日本で購入するよりもお安く現地でネットを使うことができます。
※通話は不要という前提で説明していきます。
海外でスマホを使うならプリペイドSIMがおすすめ
フランスの通信会社orangeでプリペイドSIMを買う
初めてフランスで使ったプリペイドSIMはフランスNo.1通信会社のorangeで買いました。
有効期間以内であれば同じSIMカードをチャージして利用することが可能です。
フランスではパリ経由でリヨン(フランス第二の都市)へ移動してリヨンを起点に旅していました。リヨンに到着したらすぐに私たちはリヨンでデジタルショップを探しました。
スペインのバルセロナでは携帯会社のvodaphoneやorange以外にもデジタルショップがいたるところにありプランの選択肢もいくつかあったのですが、リヨンではデジタルショップが見当たらず結果的にはorangeで購入しました。
私たちはリヨンのパール・デュー駅近くのパール・デューショッピングセンター内にあるorangeへ行き、プリペイドSIMが欲しいということを伝えました。
リヨンについては以下の記事も参考にしてみてください。
orangeでは店頭で要件を伺い、順番に案内がされます。ショッピングセンター内のorangeでは買い物を楽しんだ後に何時頃来ると告げて後で店頭に来ることも可能でした。
orangeには4つのプランがある
orangeのプリペイドSIMのプランは4つありますが、スマホでインターネットを見たいなら【Les Internet Mobile】の一択です。
- Les Classiques
- Les Max
- Les Monde
- Les Internet Mobile
引用元:orangeホームページより
私が最初にリヨンで購入したのも【Les Internet Mobile】のプランで、料金や通信量は3つから選ぶことができます。
料金 | 5 € | 10 € | 25 € |
---|---|---|---|
Internet mobile | 300MB | 1GB | 10GB |
有効期間 | 1週間 | 2週間 | 1ヶ月 |
チップの有効期間 | 1ヶ月 | 6ヶ月 | 6ヶ月 |
実際はプリペイドSIMが欲しいことを伝えたらどのくらいの期間フランスに滞在するのかを聞かれ、10日間程度だと伝えると1GBの10€プランを案内されました。
- 10日間の滞在では1GBプランで十分
- 1GBプランは10ユーロ(有効期間は14日間)
- SIMチップ代が別途9.90ユーロかかる
SIMチップの有効期間内ならチャージして再利用することが出来ます。
購入の手順と設定
リヨンでは設定までをorangeの店員さんがやってくれました。
- 身分証明書(パスポート)を提示
- スマホ(iPhone)を出してSIMカードを出して差し替える
- 設定
- 支払い(19.90ユーロ)
パスポートはコピーでもいいかどうか聞いてみましたが(パスポートをあまり出したくなかったため)、コピーはNGでオリジナルを出す必要があります。
ひと通り設定をして動作確認をした後に支払いをしました。説明書・プラン契約書・レシートなどはひとまとめにして渡してくれました。
日本で使っていたSIMカードは購入したプリペイドSIMカードの紙にマスキングテープで貼付けて渡してくれます。この紙は失くさないように帰国まで大切に保管します。
大抵は問題なく使えますが、iPhoneを使っている場合は設定がうまくいかない場合があるようです。
私はiPhoneを使っていて設定後に確認をしたはずなのですが外出先で4Gにつながらず、翌日再度orangeへ行き設定のし直しをしてもらいました。
有効期間内にリチャージして使う場合
私は最初にリヨンでプリペイドSIMカードを購入して使った後、半年以内に再度フランス(ストラスブール)へ行ったときに同じSIMカードをリチャージして使いました。
リチャージして使う場合【Internet Mobile】プランを使いたいと伝えれば間違いはないです。
- Internet Mobileプランということを伝える
- 通信量(10日程度なら1GBで十分)と滞在期間をしっかりと伝えること
- iPhoneを使っている場合はその点を強調して伝える
手順としては、1)プランを伝える 2)支払い 3)設定 となります。
料金は3つ(5€ – 500MB / 10€ – 1GB / 25€ – 10GB)から選びます。
iPhoneの場合は設定が他と違うため店員さんが慣れていないのはリヨンもストラスブールも同じです。人により対応が変わるのでiPhoneを使っていることを最初に伝えたほうがいいです。
私は1GBくらい使いたいと伝えたにもかかわらず、通話メインのプランで設定がされてしまって且つiPhoneの設定が間違って設定されていたためトラブルとなりました。
結果的にプランの変更は出来ず払い戻しも出来ないというのでそれはおかしいと交渉した結果、追加料金(5€だというところを1€まで下げてもらう)を支払ってGBを追加してもらうことになりました。
帰国後の設定(iPhoneの場合)
帰国後はピンでSIMカードを抜いてもともと使っていたSIMと入れ替えます。※SIMを差し替える際はスマホの電源をオフにします。
スペインでSIMを購入した後は入れ替えただけですぐに繋がりましたが、フランスからの帰国後はネットワークにつながらずネットワークの設定をする必要がありました。
ネットワークがつながらないのは、【設定】の中にプロファイルがインストールされていないことが原因なのでその場合はインストールし直します。
ネットワークにつながらない場合の設定と確認
※入れ替える際は電源をオフにします。
設定はこれで終了です。
私自身はフランスから帰国後にSIMカードを差し替えたらネットワークが繋がらなかったので、この設定を行いました。
フランスでプリペイドSIMカードを購入して使う設定の手順のまとめ
フランスでプリペイドSIMカードを購入して設定から手順、帰国後の設定までを紹介しました。
- 旅行前に使っている携帯かスマホがSIMロック解除されているか(SIMフリーになっているか)を確認する
- 現地に着いたらorangeでSIMカードを購入する(設定もやってもらう)
- 帰国後はSIMカードを差し替える
- ネットワークが繋がらない場合は【設定→一般→プロファイルをインストールする】(iPhone / mineo)
ショップで取り出しツールを出して抜き差ししてくれるのですが、帰国後すぐにSIMカードを差し替えたい場合は必要になります。
SIMカードを現地で買うことに不安がある場合は、出発前にモバイルwifiをレンタルする方法もあります。
グローバルwifiが海外旅行の定番で空港にもカウンターがあるので直前でも申し込みできますが、調べた中ではヨーロッパ専門のユーロデータが一番安くて容量も大きいので個人的にはおすすめします。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
この記事が少しでも参考になると嬉しいです。
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