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国際線の飛行機が台風接近による遅延または欠航になるときの対処法と補償について

台風の影響による遅延や欠航

夏の旅行で心配なのが台風の接近です。

私は2度台風直撃で欠航になる(実際になった)ということに直面したことがあります。
  • 2009年9月、台風直撃でフランス行きの飛行機が欠航→翌日の出発
  • 2018年8月、出発時間に台風13号が直撃するという予報→特別措置で前日の便に変更した。もともと予定していたフライトは1時間繰り上げて出発した(台風の速度がかなり遅かったため)

結論からいうと、天候不良による欠航の場合は航空会社が代替便を用意します。

この代替便がいつになるのかは(当日or翌日or数日後)台風の進路や状況・機材の状態や有無にもよりますが、航空会社によって判断されます。※航空会社によって判断は様々です。

海外ツアーでも個人で行く場合でも、天候不良が原因の場合自分で判断してキャンセルしたら原則として払い戻しはありません。航空会社は代替便を用意する努力をするのでそれに従うかどうかとなります。

旅行会社では以下のように定めているケースが多いです。
  • (海外ツアーやパッケージツアーの場合)台風など天候による理由で飛行機が遅延・欠航した場合にかかる想定外の費用(滞在費・航空券の再予約にかかる費用)は原則として個人負担
  • 復路便が欠航になり代替便が翌日以降になった場合の宿泊費などの滞在費用は、原則個人負担
  • 個人の判断で旅行を取り消す場合の取消料は規定通り発生。台風の影響で利用するフライトが欠航になった場合はツアーの催行中止となり旅行代金は一般的には全額払い戻し。

※空港までの移動費用は当日空港で欠航が決定したとしても払い戻しがない場合がほとんどです。

事前にできること&確認事項は3つです。
  • 航空会社の運航状況を確認する(現地からの便が飛んでいるかも含めて)
  • 予約した航空会社または旅行会社に確認する
  • 遅延または振替で出発する場合、空港までの交通手段の状況を確認する。場合によっては早めに移動して空港で待機する。

>> エールフランス航空の運航状況

>> KLMオランダ航空の運行情報

>> 成田空港発着情報

>> 羽田空港フライト情報

>> 関西国際空港発着情報

海外旅行へ行く時は海外旅行傷害保険に加入すると思いますが(私は必ず加入します)、その保険には航空機遅延補償というものがあります。

航空機遅延補償はオプションで数十円で付けることができるので、加入時に入っておくことをオススメします。遅延に関わることで発生したものは限度額はありますが補償されます。※クレジットカード付帯の保険ではゴールドカードでなければ航空機遅延補償は付いてない場合が多いのでご注意ください。

遅延に関わることで発生するものは、振替で翌日になった時のホテル代や食事代・衣服代など、、、限度額内であればかかった費用は全て請求が可能です。※航空会社から提供されたものに関しては請求はできません。

私自身も実際に帰国便が遅延になり荷物が取り出せなかったため調達した化粧品や下着代などは後日請求しました。

欠航や遅延の場合は航空会社でも補償規定が定められているので、利用する航空会社の補償規定を確認することをおすすめします。

>> エールフランス航空オフィシャルサイト – 運送約款

この記事では台風が接近して欠航や遅延になりそうなとき、個人旅行の場合にどう対応したのか?補償はどうなるのか?2度の実例を基に紹介していきます。

海外旅行と留学保険に強い!

事例1:2018年8月台風接近のため前倒しで出発

出発の1週間前に台風が発生し、予報では出発当日の夜に関東直撃のコースでした。

  • 2018年8月
  • 羽田空港発
  • エールフランス航空パリ行き夜便(8/8 22:25発)

予報は大体のところ当たっていましたが台風の速度が遅かったため、エールフランス航空の判断は前倒しの出発で1時間早く出発しました。

事前に対応したこと

出発の前々日くらいから航空会社に直接電話をして状況を確認しました。

天候不良による遅延や欠航の場合、航空会社で対応できることは限られています。
  • 欠航の場合は振替便を航空会社が用意(他社便・自社便)
  • 欠航の場合はキャンセル料無料でキャンセルに対応

私たちの場合は航空会社のサイトから直接予約をしていたので、航空会社に事前に確認をしました。旅行会社を通して予約をしている場合は旅行会社に連絡をしたほうが対応が早いです(旅行会社は航空会社の情報を元に決断します)。

台風による欠航や遅延の場合事前に確認する

利用する航空会社がエールフランス航空だったので、欠航の決断は本社(パリ)で下されます。日本のカスタマーサービスでは本社からの通達で対応を決めています。

時差があるのでその決断が下されるのは早くても前々日の夜か前日の朝でした。

エールフランスの場合、台風ではなくてストライキの場合はもっと早く事前に通達がされます。

台風接近した時の実際の対応

私たちの場合は前々日から数回連絡をして状況を確認しましたが、特別措置が出たのは出発前日でした。7月に大型台風が接近していたときも同じ状況だったそうです。

  • 特別措置により前日のフライトに変更が可能となった
  • 8/8(水)夜便は前倒しで1時間早く出発した

エールフランス運航状況2018.08.08

ちなみに7月に発生した台風の時は、パリからの機材は数時間遅れて到着したため羽田発も少し遅れて出発していました。

エールフランス運航状況2018.07.28

情報元: エールフランス航空の運航状況

特別措置が出た時は、変更料金なしで前日の便に変更が可能になることもあります。ただそれは当日の朝にわかるため、当日の当日で出発ができるかどうかがポイントです。

前日に変更が可能になるかもしれないという措置は、事前に確認をしていた場合のみ可能となります。

私たちはその可能性があることを事前に知っていたので、あらかじめ荷物や休暇の準備を進めて前日に航空会社に確認して変更が可能だとわかった時点で変更しました。

飛行機の変更が可能になった時点で、到着日のホテルをすぐに予約しました。

当初乗る予定だった翌日の便は結果的には1時間前倒しで出発していました。

前倒しで出発する場合は事前に連絡があります。航空会社に直接予約をしている場合はメールで、旅行会社経由で予約をしている場合は旅行会社を通して連絡があります。

気象庁のサイトで進路を確認しておくとあらかじめ予測ができるので私たちはずっと状況を確認していました。

>> 気象庁サイト(台風情報)

>> 米軍の気象予想(Joint Typhoon Joint Center)

出発できそうな場合は空港へ行くまでの交通機関が動いているかどうか確認することも重要なポイントになります。

交通機関が渋滞や台風の影響で遅れたり止まったりした場合のことを考えて、私たちは早めに移動しました。

遅延で翌日以降に変更になる場合

天候不良の場合はその日の状況で判断が下されることが多いため、翌日以降の出発になる可能性もあります。※次の事例で説明します。

台風による遅延や欠航の対策

翌日以降の出発になる場合は、実際に乗る予定だった機材が現地から到着しているかどうかも関連してくるので運航状況を確認したほうがいいです。

日本の航空会社利用の場合は代替便を日本で用意できる場合もあるので、外資系航空会社よりは運行の可能性が高くなります。

私たちは事前に航空会社の運航状況を確認しました。

>> エールフランス航空の運航状況

>> KLMオランダ航空の運航状況

他社便に振り替えられるのか自社便で出発するのかは、実際に乗る予定だった機材があるかどうかもポイントの1つとなります。

他社便に振り替えられる場合は、事前に指定していた有料座席や有料食事など(アラカルトミール)も払い戻しの対象となるため後日手続きをします。

>> エールフランス航空補償とサポート

他社便の状況はどうだったか

同じヨーロッパ路線のあるKLMオランダ航空を例にとります。

KLMオランダ航空の定刻時間は以下の通りです。

  • KLM862便 成田10:30発 アムステルダム15:10着
  • KLM861便 アムステルダム14:40発 8:40+1成田着

台風接近時のKLMオランダ航空の対応(2018年の例)

台風による影響で8/7アムステル発成田行きは欠航となり、翌日の8/8に遅れて出発しました。(アムステルダム20:30発成田14:30+1着)

到着が遅れたので、8/9成田発の便も16:20発で出発しました。

台風13号によるKLMオランダ航空の対応 2018年

引用元:KLMオランダ航空オフィシャルサイト – KLMからのお知らせ

“お知らせ(Information)”では最新の情報が掲載&更新されます。

フライトの運行情報についてはKLMオフィシャルサイト – 運行情報で確認できます。

同じヨーロッパ線でもエールフランス航空は8/7発の便は出発して成田に8/8到着していたので(しかも定時より1時間早めて出発)、航空会社によって措置が違うことがわかります。

日本の航空会社(JALやANA)がどうだったかはチェックしていないのですが、恐らく欠航だったのではないかと予測しています。

航空機遅延や欠航になる場合のKLMオランダ航空の補償については、KLMオランダ航空オフィシャルサイト掲載の小冊子「援助および補償」で詳しく説明されています。

参照事例(2018年9/4関空発)

2018年最大と言われた台風が9月4日13:00〜15:00頃大阪を直撃、この台風の影響で関空は約1週間ほど閉鎖するという事態になりました。

友人がこの翌々日関空発でソウル経由でフランスへ帰国する便に乗る予定だったので、私もたまたま状況をウォッチしていました。

午後13時頃大阪を直撃するという予報の中で、航空会社の判断は様々でした。

  • ルフトハンザ航空フランクフルト行き 10:05発予定→9:36出発
  • KLMオランダ航空アムステルダム行き 10:25発予定→10:02出発
  • エールフランス航空パリ行き 10:30発予定→10:20出発
  • フィンランド航空ヘルシンキ行き 10:45発予定→欠航

この日は早い段階で欠航を決定した便もあれば、出発を早めて出発した便もいくつかありました。関空発11時過ぎのソウル行きがこの日の最後に出発した便でした。

結論として友人は早い段階で関空発ではなく福岡発の便に変更して、翌日の便で予定通りフランスへ帰国していきました(払い戻し金あり)。

事例2:2009年9月 台風接近による欠航→翌日の出発に変更

2つ目の事例は、台風接近のため乗るフライト(夜便)が欠航になりました。

  • 2009年9月
  • 成田空港発
  • エールフランス航空パリ経由マルセイユ行き昼便

このときは出発前日には欠航が決定していました。

事前に対応したこと

日本からの出発便が天候により欠航(または遅延)になる場合は航空会社が振替便を用意しますが、個人旅行だったので現地到着後の予定を変更する必要がありました。

前日に運行有無の決定が行われ、航空会社から代替案が提案されます。

航空会社の定めている約款により代替便が用意されます。状況によっては(お盆など混雑時で振替日が数日先になるなど)キャンセル料無料で取り消すことも可能となります。

遅延により生じるキャンセル料等については航空会社からの補償もありますが、航空会社によって補償内容に若干の違いがあります。

申請した人のみ補償がおりるので利用予定の航空会社の約款を事前に調べたほうがいいです。

>> エールフランス航空 – 補償とサポート

私はほとんどの乗客がそうだったように翌朝の便が代替案として出されましたが、マルセイユに夜に到着するのを避けたくて出発を夜便にしていたので翌日の夜便に変更してもらいました。

航空機遅延の際の対応

台風が接近していて予定しているフライトが欠航になる可能性がある場合は、事前にシミュレーションをしてできる対策をします。

私の場合は到着後に現地発ツアーに参加する予定だったので、フライトの欠航が決定となった時点でツアー会社とホテルに連絡をしました。

  • 航空会社(または予約を依頼している旅行会社)へ確認をとる
  • ホテルへ連絡をする
  • 現地発ツアー参加ができない旨連絡する
  • 旅程が変更になった場合のシミュレーションをする ※私の場合はエクサンプロヴァンスからアヴィニョンまでツアーで移動する予定だったので個人で移動する手段を調べ直しました。

事例3(参照例):2019年9月台風接近による遅延

2019年9月に強い台風が関東直撃となり、その時の実際の状況をまとめました。

  • 2019年9月
  • 台風15号が関東首都圏を直撃(直撃時間は深夜3時頃)

台風と航空会社の状況

2019年9月8-9日にかけて、強い台風15号が関東首都圏を直撃という予報で実際に深夜の3:30頃に直撃しました。

2019年9月台風15号

画像引用元:tenki.jpオフィシャルサイトより

9/8の夜、私が住む神奈川県では夕方くらいまでは普通でしたが夜の20時頃から雨風が出てくるような状況でした。

9/8(日)羽田発(22:55)エールフランス航空(AF293)パリ行き運行状況

2019年9月8日エールフランス運行状況

羽田発夜便は2018年と同様に少しだけ早めに出発していました。

9/9(月)成田発エールフランス航空(AF275)パリ行き運行状況
※パリ発AF276が成田発AF275となります。

2019年9月8日エールフランス運行状況

パリ発AF276は台風の進路に合わせて2時間遅れて出発、到着も2時間遅れの予定となっていました。

2019年9月8日エールフランス運行状況

9/9(月)AF276便が遅れるので、当然成田発AF275も予定時刻より約2時間遅れて出発の予定となっていました。

事前に対応できること

例えば9/9(月)の朝便を利用することになっていた場合、私たちだったらどうするだろう?とシミュレーションした答えは2つです。

  • 航空会社の運航状況を確認する(現地からの折り返し便が飛んでいるか)
  • 空港までの交通手段の状況を確認する。場合によっては早めに移動して空港で待機する。

2019年9月9日羽田空港運行状況

参照元:成田国際空港フライト情報

*同じヨーロッパ行きでもスイス航空は欠航
*アムステルダム / パリ行きは遅延

夜に台風が直撃する場合の懸念点は、当日の空港までの移動手段です。

9/9(月)朝8時の時点では台風15号は暴風域を過ぎて雨も風も止んでいましたが、成田空港や羽田空港へ向かう電車を含めてほとんどの交通手段は不通で、朝9時半頃に運転再開していました。

台風が直撃することがわかっている場合は早めに空港に移動する(この場合は空港に前泊するのが一番いいと考える)

飛行機が飛ぶ場合、自己都合でキャンセルになる場合は払い戻しはないと考えたほうがいいので状況を早めの段階で把握して空港へ移動することが大切です。

参考までに、9/9(月)羽田発のパリ行き午前便(JALと全日空)は定刻通りの出発予定となっていたので、これもまた羽田空港までの移動ができるかどうかが重要となります。

成田空港発着状況

参照元:羽田空港国際線旅客ターミナルオフィシャルサイト – フライト情報

成田空港への鉄道は一日不通だったみたいです。2018年の関空の時と同じような状況なので、こういった状況はまた起こり得るので予測して事前に準備することがベストです。

2019年9月9日羽田空港運行状況

遅延や欠航の場合の補償

海外旅行傷害保険に加入している場合は欠航や遅延でかかったキャンセル料を請求することが出来ます。※6時間以上の遅延の場合

以前は知らなかったので初めて欠航になったときは、ホテルのキャンセル代など請求しませんでした。

もし出発日まで数日あり保険に加入していない場合は(当日空港で入ろうと思っていたような場合は)事前に保険に加入してオプションの「航空機遅延」を選んでおいたほうがいいです。このオプションは当日の申し込みでは加入できません。

※「航空機遅延」のオプションは数十円で追加できます。

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注意しないといけないのは、クレジットカード付帯の海外旅行傷害保険には航空機遅延や手荷物遅延の補償は付いていないことの方が多いです。※ゴールドカード以上であれば付帯していることもあります。

実際に請求した事例については以下の記事を参考にしてみてください。

海外旅行傷害保険20ヶ国以上海外旅行へ行っているトラベラー実録!海外旅行傷害保険に入っていてよかった事例と請求例

国際線の飛行機が台風接近による遅延または欠航になるときの対処法と補償についてのまとめ

天候不良(台風)による飛行機の遅延や欠航の可能性があるとき、対応できることと実際にどう対応したかについて紹介しました。

  • 前日か前々日あたりに航空会社または旅行会社に状況を確認する
  • 欠航や遅延になった場合のシミュレーションをしておく
  • 遅延や欠航のリスクに備えて加入する海外旅行傷害保険は「航空機遅延」のオプションに入っておく
  • 航空会社の補償欄を確認する

運行状況連絡先のまとめ

>> エールフランス航空の運航状況

>> KLMオランダ航空の運行情報

>> 成田国際空港フライト情報

>> 羽田空港国際線ターミナル – フライト情報

>> 関西国際空港発着情報

最後まで読んでくださりありがとうございました。

乗り継ぎ便の遅延については、以下の記事も参考にしてみてください。

Transit国際線の飛行機が乗り継ぎ(トランジット)で遅延や欠航したときの対処法と対応策を実例で紹介

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