私は毎朝グリーンスムージーをつくって飲んでいますが、当初は自宅にあった3000円くらいのミキサーを使っていました。
スムージーの効果をよりよく出すためには野菜と果物の酵素をできるだけ壊さずに摂取することで、それには高速回転のミキサーがいいらしいということを知ったことがバイタミックスを選んだきっかけです。
買う前に数ヶ月悩んだのはお値段の高さからです(笑)。
- バイタミックス自体が大きい(=置ける場所が確保できるか)
- 値段が高い
結果的には満足しているし買ってよかったと思っていますが、買った当初に感じたデメリットが1つだけありました。
締め方の強さによっては液体漏れがあった
私は毎朝のスムージーと、時々スープを作るのにバイタミックス(Vitamix)S30を使います。
バイタミックスにはいくつか種類がありますが、私は『TNC5200』と『S30』を比較しました。Proシリーズは自動プログラムがある点でより高性能ですがこまでの機能は必要ないと除外しました。
ここではバイタミックス(Vitamix)S30を買うにあたって検討した経緯や、実際に使っている感想を紹介します。
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選んだバイタミックスの機種は『S30』
バイタミックスは2019年10月時点で7つの機種があります。
- A3500i *5種類のプログラムモード付き / タッチパネル
- A2500i *3種類のプログラムモード付き
- PRO750 *5種類のプログラムモード付き
- PRO500 *3種類のプログラムモード付き
- TNC5200
- E310
- S30
バイタミックスはどの機種もお値段は高いので、後でこっちを買っておけばよかったと後悔しないように数万円の差は気にせず比較しました。
バイタミックスを選んだ基準
選んだ基準は、スムージーを毎日飲むので使う度に出し入れしないことを前提に2つの基準で選びました。
- 出し入れせずに固定で置いておける
- インテリアの邪魔にならない
何度か渋谷のヒカリエにあるショールームへ実物を見に行ったり、デモストレーションを見て(味見させてもらって)担当の方に話を聞いて検討を重ねました。
何度も比較して検討する中で我が家のキッチンに置くとしたら『TNC5200』は大きすぎるという結論から『S30』を選びました。
2人暮らしにぴったりのサイズ
大は小を兼ねる
バイタミックス製品 仕様の比較
バイタミックスは高額なので買った後にこっちのほうがよかったと後悔することは避けたいと思い、購入前にとことん比較しました。
引用元:Vitamixオフィシャルサイトより
ラインナップされている商品だけを見ると大きくは見えませんが、この中で一番小さいサイズの『S30』をキッチンに置いてもある程度の存在感があります。
私は最初に5つのポイントから比較検討していきました。
- 音の大きさ
- サイズの大きさ(=置ける場所が確保できるか)
- 性能の違い
- 使い勝手
- インテリア的に見た目はどうなのか
Vitamixの音の大きさ
バイタミックスは高速で回転するので音が大きいことが気になるという口コミを検討していたときに読みました。
とはいえ集合住宅に住んでいる場合は特にご近所さんへの配慮から音が気になると思うので、深夜や早朝に使うことを避ければいいのではないかと思います。
また最新機種であるPRO750は静音モデルとして発売されています。
サイズの大きさ(=置ける場所を確保できるか)
私がバイタミックスをショールームで見たときに最初に思ったのが「置く場所を確保できるかどうか」でした。
重量が重いので出し入れして使うものとしては向かないし、出し入れして使うくらいたまにしか使わないなら高額なので買うのがもったいないと思いました。
製品 | サイズ(mm) | 重さ | 容量 | 消費電力 | 価格(税抜) |
A3500i | w203xd279xh432 | 6.9kg | 2.0ℓ | 1000w | ¥138,000 |
A2500i | w203xd279xh432 | 5.6kg | 2.0ℓ | 1000w | ¥98,000 |
PRO750 | w190xd240xh460 | 5.0kg | 2.0ℓ | 1200w | ¥138,000 |
PRO500 | w190xd220xh510 | 4.0kg | 2.0ℓ | 900w | ¥98,000 |
TNC5200 | w190xd220xh510 | 4.2kg | 2.0ℓ | 900w | ¥71,800 |
E310 | w190xd240xh440 | 4.2kg | 1.4ℓ | 900w | ¥59,500 |
S30 | w150xd230xh400 | 3.0kg | 1.2ℓ | 650w | ¥46,000 |
* PRO750はシルバーは138,000円、マットブラックは128,000円です。
* TNC5200はシルバーは71,800円、その他の色は64,800円です。
我が家の場合はとりあえずどちらも置けるけれど、TNC5200を置くと幅と高さをとるので他のキッチン道具を取り出すのに不便を感じると判断して『S30』を選びました。
バイタミックス性能の違い
A3500iとA2500iはASCENTシリーズという新たなシリーズで、自動検知システムとインターロック(日本独自)が付いている点が他との大きな違いです。
Ascentシリーズ標準装備のSelf-Detect™(自動検知)テクノロジーにより、上に載せたコンテナの大きさを検知して、自動でプログラムモードの時間と回転スピードを調整します。さらにコンテナが載っていない時にはロックがかかり、安全性が向上しています。Vitamixオフィシャルサイトより
インターロックはコンテナの蓋が閉まっていないと自動検知システムと連動して、本体にロックがかかる機能です。※日本独自の機能。
PROシリーズは全自動プログラムモードが搭載されている点がTNC5200やS30と違う点ですが、PRO750は静音性にも優れています。※ASCENTシリーズにもプログラムモードはあります。
5種類の全自動プログラムモードが搭載され、スムージー・アイスクリーム・ホットスープはもちろん、ピューレやディップなど従来モデルよりも自動調理が可能なファミリータイプです。静音性、自動モード、コンパクト設計。ハイパフォーマンスなブレンディングを実現する、従来のブレンダーを超えるブレンダーです。Vitamixオフィシャルサイトより
自分の生活スタイルを考えながら比較検討していく中で、私はTNC5200かS30の二択で考えていきました。
性能的には『TNC5200』も『S30』も同じステンレス製のブレード(刃の部分)を使っています。※ブレードは全製品共通です。
ショールームで聞いたところどちらもパワーはあるので出来上がりに大きな差はないということでしたが、使われている容器の大きさが違う点で多少の差が出るのではないかと思っています。※『TNC5200』のほうがよりなめらかになる。
TNC5200 | S30 | |
パワーの段階 | 10段階 | 10段階 |
消費電力 | 900w | 650w |
容器の大きさ | 2ℓ(狭く縦に長い) | 1.2ℓ(幅が広く低い) |
バイタミックスの使い勝手とデメリット
2つの機種で比較すると大きな違いが1点あります。
- TNC5200はブレードが固定されている
- S30はブレードの取り外しができる
この点は『TNC5200』はブレードが固定しているだけに洗う手間が省ける=細かい汚れが気になる人には気になる、と思いました。
『S30』を実際に使って思うのはブレードの取り外しができるので、きれいに洗えるので細かい点でストレスになりません。※人により好みが分かれる部分だとも思います。
ただ、取り外しが出来るが故にこの部分の締めが緩いと液漏れが若干あります。
これが私が唯一感じたデメリットでした。→使い慣れてくると締め具合が感覚でわかるようになり液漏れはなくなりました。
2022年6月追記:数年経つとパッキンが若干緩んできます。緩むことで液漏れするため、別途販売しているパッキンを購入しました。
あともう一つ気になった点ですが、Vitamixに限らずですが、ミキサーはあくまでもミキサーでフードプロセッサーの代わりにはなりません。
野菜を細かくカットすることを目的をするなら、ミキサーではなくクイジナートのようなフードプロセッサーがおすすめです。私は試しによもぎペーストを作ってみましたが、作ることはできますが、少し大変でした。
野菜をカットしたりお菓子作りの材料を混ぜてこねるなら、断然フードプロセッサーのほうがおすすめです。
インテリア的に見た目はどうなのか
完全に好みだと思うのですが、私はすっきりした『S30』のほうが好みです。キッチンは狭くはないですが、これ以上大きいものだと存在感が出てしまうと思っています。
ショールームへ何度も足を運ぶうちに『TNC5200』もキッチンにあることで本格的な料理をするイメージがあり悪くないと思いました。
バイタミックス以外の高額ミキサーも検討
バイタミックスを検討する前に他のミキサーも検討しました。
スムージーを始めた頃は自宅にあった3000円ほどで買ったミキサーを使っていて不自由は感じていませんでした。
でも4ヶ月使い続けているうちに野菜によっては時々大きなカス(繊維)がスムージーの中に残ることが気になるようになりました。
毎朝使うものなので長く使えるものを買ったら買い替えるまでのスパンが長くなるので、結果的に節約になると思いバイタミックスを買うことにしました。
ミキサーとジューサーの違い
ミキサーとジューサーの大きな違いは1つです。
- ジューサーは絞ってカスを取り除くのでさらっとした出来上がりになる
- ミキサーは砕いて混ぜるのでとろっとした出来上がりになる
私は手間がかかると長く続けられないし、使わないと買う意味がないと思ったので手入れに手間のかかるジューサーは最初から検討しませんでした。
酵素をしっかり摂るにはスロー(低速)ジューサーのほうがいいとも言われていますが、これは低速ジューサーとバイタミックスで比較実験された方のブログであまり変わらないという結果が出ていました。
▲この実験、面白いです!バイタミックス、低速ジューサー、市販のジュースで比較されています。
手入れに関してストレスにならない場合は、酵素をしっかり取れると評判の低速ジューサーを選択するのもアリだと思います。
私が少し気になっているスロージューサーは以下の2つです。
>> 短時間でたっぷり搾れるクビンススロージューサー KUVINS EVO800の詳細をみる
>> 業務用クビンスホールスロージューサーKUVINS PRO の詳細をみる
他の高性能ミキサーとバイタミックスとの比較検討
ランキングや価格ドットコムいろんなサイトを確認して、バイタミックス以外の高性能ミキサーもチェックしました。
私が今まで使っていた3000円のミキサーと比較すると、数万円する高性能ミキサーはどれも魅力的に見えました。
でも、いくつもある高性能ミキサーを何度見ても決め手に欠けていてその点バイタミックスはわかりやすく説明がされていました。
- 栄養素を丸ごと摂取できる
- 酵素も摂取できる
- 8つの機能『混ぜる』『温める』『冷やす』『つぶす』『刻む』『砕く』『挽く』『こねる』が、1つのマシーンでまとめて出来る
- とにかく丈夫、保障期間が7年間
引用元: Vitamix オフィシャルサイト
バイタミックスを購入するまでのまとめ
バイタミックス(Vitamix)S30を検討してから購入するまでのことをまとめました。
- ジューサーとミキサーどちらにしたいのか、自分の生活パターンに合っているのはどちらかをまず見極める
- ミキサーなら高性能ミキサーにするかバイタミックスにするかで検討する
- バイタミックスを買うなら常に置いておける場所を確保する
- 購入するならおまけがついているショップを選ぶ
私はバイタミックス(Vitamix)S30を購入してよかったです。
もし妥協して他のものを買ってしまったら最終的にはやっぱり欲しくなって買ってしまうと思ったので、そうすると結果無駄遣いになるのでえいっと思いきって買いました。
買ってよかったと思う瞬間は、今まで飲んでいたスムージーがまろやかになり美味しくなったことと野菜のポタージュも時々つくりますが、このポタージュもなめらかで美味しいことです。
スムージーのレシピについては以下の記事も参考にしてみてください。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
この記事が少しでも参考になると嬉しいです。