2017年12/26〜2018年1/4まで、アンダルシア地方を中心とする初めてのスペイン旅行へ行ってきました。
私は訪れたアンダルシア地方の中でもセビリアが一番印象に残りました。
最初は移動するために立ち寄った場所ですが、行ってみたらイスラム文化との融合がとても美しくその装飾や色合いに一気に魅せられてしまいました。
実はセビリアへ移動した日の朝、マドリードで泥かけスリ(未遂)に遭い、かけられた泥が臭すぎてセビリアに到着したときはテンションが下がっていました。
そのテンションが一気に上がるくらいにセビリアの旧市街は素敵な街です。
セビリアにはもう一度行きたい!そう思っています。
主な観光地はガイドブックにも紹介されているので、ここでは特に印象に残った3カ所に絞って紹介していきます。
マドリードでスリ未遂に遭った話は、以下の記事を参考にしてみてください。(私のような目に遭うことがないようにと思い記事にしました。)
マドリードからセビリア(セビーリャ)への行き方
私たちは、マドリードからロンダ→マラガへ移動する途中でセビリアに寄りました。
マドリードからはスペイン国鉄【renfe】の高速列車AVEで約2時間半、アンダルシア地方といえば訪れるもう1つの都市コルドバまでは約45分です。短い期間でアンダルシア地方へ行くなら、コルドバとセットで組み込むのも効率的です。
スペイン国鉄【renfe】の予約については、以下の記事も参考にしてみてください。
セビリアの見どころ
セビリアの見どころは大きく分けて3つです。
- 映画のロケ地にもなったスペイン広場
- サンタクルス地区の路地巡り
- 路地のバル巡りが楽しい!
映画のロケ地にもなったスペイン広場
私はふだんガイドブックで紹介されている観光地にはあまり行かないのですが、ここだけは別でした。映画、スターウォーズシリーズのエピソード2のロケ地になった場所だと聞いて絶対行くと決めていました。
行ってみたら、ロケ地だったからという以上にイスラム文化の装飾と華やかな色の美しさに目を奪われました。
イスラムとキリストの建築が融合した様式をムデハル様式といいます。
このムデハル様式の装飾や色合いがとても美しいです。
私自身はヨーロッパでイスラム文化に触れたこと自体が初めてで、今までフランスを中心に見てきたゴシック様式やロマネスク様式とは違うムデハル様式が目新しく移りました。
このブルーを基調とした文様と色合いにすっかり魅了されてしまいました。
相方はちっとも興味を持たなかったようなんですが、女性ならきっとイスラム文様の魅力にハマってしまう方も多いのではないかと思います。
私たちが訪れたその日は、広場の一角でフラメンコダンサーが路上パフォーマンスをしていました。
セビリアはフラメンコや闘牛でも有名な場所ですが、路上で行われるパフォーマンスがフラメンコというのもセビリアならではだと、ただただ感動しました。その場でしばらく見入っていました。
サンタクルス地区の路地巡り
サンタクルス地区は15世紀頃までユダヤ人が生活していたエリアです。
この細くてくねくねした路地巡りが楽しいです!
私たちが泊まったホテルはHotel Rey Alfonso Xという四つ星のホテルで、旧市街に入ってすぐのところにあります。
このホテルの近くに小さな路地が続いているのですが、後でこの路地があるあたりはサンタクルス地区付近だと知りました。
くねくねと曲がりくねった迷路のような狭い道を、白い壁に飾られた花や陶器を眺めながら歩くのは楽しいです。モロッコもこんな感じなんだろうか?と想像しながら歩きました。
サンタクルス地区の一角からアルカサル(スペイン王室の宮殿)へ抜ける道があります。偶然見つけて通ったのですが、このあたりは有名で観光客も多かったです。
サンタクルス地区に近いところに私たちが宿泊したホテルがあります。
セビリアで宿泊するなら旧市街にあるホテル【アルフォンソ(Hotel Rey Alfonso X)】がおすすめ!バスターミナルまでも徒歩で行けて便利!
赤い四角で囲ったあたりの路地は、Google MAPで見てもはっきりとした道が出ないのですが、小さなお店やホテル、バルが並んでいて、夜遅くてもたくさんの人で賑わっていました。
サンタクルス地区から少し歩いて抜けたあたりには大通りがあり、そのあたりにはスーパーやショップが立ち並んでいます。
セビリアは細いくねくねした路地と街の大通りとのギャップも楽しいです。
大通りも楽しいのですが、中心地のショッピングエリアよりもこのホテル近くの小さな路地のほうが、個人的には気に入りました。
路地にあるバル巡りが楽しすぎる!
私たちが宿泊したホテルの目の前にはいくつかレストランがあり、ホテルにもレストランが併設しているので食に困ることはありません。
でもホテルから少し歩いたくねくねした路地にはバルもあります。
偶然見つけたこのエリアで私たちは夕食をすることにしました。
タパスはスペイン料理を少しずつ楽しむことができるのでオススメです!
もしマドリードへ行くならサン・ミゲル市場もすごく楽しいので、よかったら以下の記事も参考にしてみてください。
1軒目のバルで食べたタパスは、定番のパエリアにスペインオムレツ。
飲み物は私はカヴァ、相方はサングリアを飲みました。
パエリアにスペインオムレツ以外にもエビのアヒージョやイベリコ豚などスペインならではのタパスを頼んで食べて、2軒はしごしたらお腹いっぱいになりました。
▲メニューのみ拡大可能です。
- シーフードパエリア=Paella de Mariscos
- イカスミパエリア=Arroz Negro
- エビのアヒージョ=PINCHO DE GAMBAS
- イベリコ豚=JAMON IBERICO DE BELLOTA
ホテルに戻ったらあらかじめスーパーで買って冷やしておいたカヴァを飲む、こんな楽しみ方はスペインならではです!
セビリアにはスペインのチェーンスーパー『El Corte Ingres』があり、カヴァもそこで調達することができます。
朝の路地を散策するのも楽しい
昨晩バル巡りをした路地を朝も散策しました。
すっかり静かで人気(ひとけ)のない朝の雰囲気もなかなかよかったです。
まとめ
スペイン、セビリア(セビーリャ)へ行くならここへ行きたい!という場所を3つに絞って紹介しました。
- スペイン広場のイスラム文化との融合した建築が美しい
- サンタクルス地区の路地巡りが楽しい!
- サンタクルス地区周辺にあるバル巡りが楽しい!
バルがある路地には小さなお土産屋さんもいくつかあり、センスのいいイスラム文様の入ったポストカードや種類の多いお茶やスパイスも売っています。
特にお茶やスパイスは種類が多くてルイボス茶ベースの香りのいいものがたくさんあるので、香りを嗅ぎながら探すのも楽しいしお土産にもおすすめです。
私は3種類のお茶とスパイスを1つ購入しました。
スペインで買ったお土産については、以下の記事も参考にしてみてください。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
この記事が少しでも旅の参考になれば嬉しいです。
【2017年12/26〜2018年1/4】マドリード・トレドとアンダルシア地方(セビリア、ロンダ、マラガ)スペイン旅行記のまとめ
僕もセビリアへは、マドリッドからAVEで行き、サンタクルスの狭い路地が気に入りました^^
なんだか似ていて嬉しくなりました^^
セビリアでは、フラメンゴも見ました。
それも印象に残ってます!
>Shaneさん
Shaneさんもセビリアへは行かれたことあるのですね!サンタクルスの路地、すごく素敵ですよね(^^)。気に入ったところが似ているって嬉しいです!
フラメンコも鑑賞してきたのですね〜。うらやましい!私は夜遅いからと見るのは断念したので、路上パフォーマンスで見れてよかったな〜と思っています(^^)。