ロカマドゥール(Rocamadour)はフランス南西部に位置する村です。断崖絶壁の景観が美しく、村の一部は世界遺産に登録されています。
この景色を見たいがために、電車とタクシーを乗り継いでロカマドゥールへ行ってきました。ロカマドゥールは世界遺産である以外に、巡礼路であり美しい村にも指定されています。
- 世界遺産(一部)
- サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路
- フランスの美しい村指定
サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路 とは:キリスト教の聖地であるスペイン、ガリシア州のサンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路。おもにフランス各地からピレネー山脈を経由しスペイン北部を通る道を指す。Wikipediaより
この記事ではロカマドゥールの見どころを、体験をもとに紹介します。
✔︎本記事の内容
- ロカマドゥールの見どころ
ロカマドゥールへの行き方については以下の記事を参考にしてみてください。
まるでおとぎの国の世界がそこにある
世界遺産ロカマドゥール(Rocamadour)の見どころ
ロカマドゥールの見どころは5つです。
- おとぎ話に出てくるような村を散策
- ノートルダム礼拝堂(奇跡の礼拝堂)
- 複数の礼拝堂と聖剣デュランダル
- 巡礼者の大階段
- ロカマドゥール城と、そこから見える景色
- (余力があれば)外れにある古い教会
おとぎ話に出て来るような村を散策
ロカマドゥールの村の入り口には、イチジクの門と呼ばれるハチミツ色の大きな石の門があります。
日帰りで来る観光客も多いので昼間は少し賑やかですが、夕方になると散策する人もいなくなり、静かになります。
中世の頃から変わらないその景色。
大通りから路地に入るとダンジョンのようになっていたりして、迷いこんでしまいそう。そんな小さな道を散歩するのも楽しいです。
ノートルダム礼拝堂(奇跡の礼拝堂)
ロカマドゥールの象徴ともいえるのが、ノートルダム礼拝堂です。
ロカマドゥールは巡礼路でもあるため、巡礼者たちが訪れることでも知られています。
ロカマドゥールは高ケルシー地方の中心にあり、アルズー川の深い谷を見下ろす強烈な150mの崖に沿って建物が並ぶ。この聖母マリアの町は、中世以降黒い聖母と聖アマドゥールの墓をあがめる有名無名の人々が訪れる12世紀以来の有名な巡礼地である。引用元:Wikipediaより
下から見上げる景色も圧巻です。
聖剣デュランダルと複数の礼拝堂
ノートルダム大聖堂脇にある岩肌には伝説の剣デュランダルが刺さっています(私は見つけられませんでした)。
また、ロカマドゥール村の中腹にはノートルダム大聖堂以外にも複数の礼拝堂があります。
巡礼者の大階段
全部で216段ある、サン・ソヴール聖堂へと続く大階段。
階段から見下ろす景色も素晴らしいです。
ロカマドゥール城 / 城から見下ろす景色
崖の上にそびえ立つロカマドゥール城。お城から眺める景色は圧巻です。
この景色を見るには中腹にある礼拝堂へ行き、そこから頂上を目指してひたすら歩きます。
頂上を目指す途中にある景観も必見です。
ロカマドゥール城の中へ入るには有料です。崖の上から下を見下ろせる場所はここだけなので入る価値はあります。
入り口は無人で入り口のマシーンにコインを入れて入ります(2016年10月時点で2ユーロ)。
私が頂上に着いた時、中へ入る人は誰もいなくて迷っていたら2人連れのカップルが入っていったので私も後を追うように入ってみました。
シャトーからの見晴らしは圧巻です。
高所なので風が吹くとちょっと怖かったです。一眼レフカメラはストラップを手に巻き付けて、iPhoneは下に落とさないようにスマホリングをしっかり掴みながら写真を撮りました。
ロカマドゥールの景色を遠くから眺める
ロカマドゥールは崖に貼り付いたその姿が圧巻なので、やはり遠くから眺めたいです。
朝9時過ぎに外へ出たところ、霧が濃く最初は何も見えませんでした。霧が晴れ始めたときに浮かび上がるように見えてくるその姿は本当に美しかったです。※撮影したのは朝9時半時ごろです(10月後半)。
外れにある古い教会を訪れる
村の反対側の道路を登った先をさらに上がっていくと、小さな古い教会があります。
隣りに墓地もあるので人気(ひとけ)がないと少し不安になりますが、この教会も雰囲気があるので余力があれば訪れてみてください。
ロカマドゥールの村にあるホテルに宿泊
ロカマドゥールにはメイン通りにあるホテルに1泊しました。
部屋の設備は豪華ではありませんが、村の中にあるホテルは数少ないので立地は最高だしスタッフの方も親切だったので居心地がよかったです。
ロカマドゥール見どころまとめ
ロカマドゥールをひとことで表すととても神秘的な場所です。
巡礼地だからというのもありますが、霧の中に浮かぶその姿からは神聖なものを感じました。
昼間は観光地なだけあって人も多く賑わっていますが、朝晩の静まり返った雰囲気は巡礼地だということを思い出させてくれる厳かな雰囲気がありました。
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南西部をめいっぱい楽しみたい時は、積極的に現地発ツアーに参加しましょう。
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旅行手配に利用しているおすすめサービス一覧
最後に、私自身が個人旅行で利用しているサービスを紹介します。
航空券検索と予約
航空券検索はskyticketやTrip.com などの一括検索サイトが便利でおすすめです。
個人的には、航空会社で直接予約をする場合は(ヨーロッパの場合は)ワンターミナルで乗り継ぎが便利なKLMオランダ航空かエールフランス航空を選ぶことが多いです。
フランスへ行くならエールフランス航空が場所によっては便利ですが、エールフランス航空とKLMオランダ航空は共同運営なので私はどちらも検索します。
個人で航空券を手配する方法については以下の記事を参考にしてみてください。
ホテル検索&予約【Booking.com】
Booking.comはホテルの取り扱い数や網羅数が世界一なので私は
ホテル検索&予約【Hotels.com】
私自身の使い方としては、Booking.comでホテルを探していて見つからない時にエクスペディアと
ホテル&航空券予約【エクスペディア】
鉄道手配&予約【フランス国鉄(SNCF)】
フランスを旅行する上で欠かせないのが国内の交通手段であるフランス国鉄(SNCF)です。SNCFのサイトからも直接予約できますが、ヨーロッパ全体を含めてスケジュールチェック・予約までできるのがOmio。
フランスの場合はSNCF(TGV)、Oui、BrabraBusなどの格安バスも網羅していて、且つ地図が表示されるのでスケジュールをたてやすいです(予約も日本語で可能です)。
レンタカー検索&予約
他にもフランス国内各地の空港にはEuropcarなど数種類のレンタカー会社がありますが、私たちはハーツかAVISで予約をすることが多いです。どちらにするかは、借りる場所と返す場所のレンタカーオフィスが駅から徒歩圏内にあるかどうかで選びます。
航空券検索でも紹介したTrip.com はレンタカーの検索比較も可能です(数社でプランが出てきて便利で、レビューもあるので参考になります)。
現地発着オプショナルツアー【VELTRA】
ヨーロッパの田舎は交通の便が不便で一つの村や街へ行くのに1日がかりということがよくありますが、そんなときには現地発オプショナルツアーを利用します。
私も現地発ツアーは何度か利用したことがありますが、公共交通機関で行けないような不便な場所へ行くときには本当に重宝しています。
オーダーメイドの旅行なら 【旅工房】
公共交通機関(鉄道やバス)を使っていくのはちょっと厳しい…ツアーも見つからないという場合は
最後まで読んでくださりありがとうございました!
この記事が少しでも旅の参考になると嬉しいです。
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