プロヴァンス地方ではアヴィニョンとエクサンプロヴァンスを拠点としてまわれる小さな村や観光地がいくつもありますが、その1つに「フランスの中のローマ」と呼ばれている『ニーム(Nîmes)』があります。


ニームの街は一見普通の街なんですが、そこだけあるのが不思議な光景がローマ遺跡である古代闘技場です。
私がニームへ行った理由は別の目的がありローマ遺跡を見るためではなくて、アンティーク市が開催されていることを知ってアンティーク市目的で行って来ました。
そのついでにローマ遺跡も見て来ました。


ここではニームの観光地とニームで定期的に開催されているアンティーク市を紹介していきます。
南仏プロヴァンスへ行くなら必須
目次
ニームへの行き方


レンタカーで南仏をまわる場合はニームにも立ち寄ると効率的にまわれます。
アヴィニョンから鉄道で行く


アヴィニョンの鉄道は在来線駅とTGV駅が分かれていて、在来線駅はアヴィニョンの城壁を出てすぐ目の前にあります。※TGV駅はバスで15分くらいの場所にあります。
フランス国鉄(SNCF)については以下の記事を参考にしてみてください。




レンタカーで行く
プロヴァンス地方は可能ならレンタカーでまわるほうが短期間でいくつもまわれて効率的です。
ただニームはアヴィニョンよりは小さいですがそれなりに大きな街なのでパーキングを探すのは少し大変かもしれません。






現地発のツアーに参加する
プロヴァンス地方を巡るツアーがあるので参加するというのも1つの方法です。


>>
>> Provence Panoramaの「ポン・デュ・ガール/ニーム/ユゼスをまわるツアー」をみる
私も初めてプロヴァンスへ行ったときは合計3つの現地発ツアーに参加しました。


ニームの見どころとアンティーク市
ニームの見どころは主に2つです。
ニーム円形闘技場(Arènes de Nîmes)
行ってみると意外と大きいことに驚きます。
私自身は遺跡がある国はギリシャしか行ったことがないので、街の中にローマ遺跡があること自体にまずびっくりしました。
ニームの家並みも他のプロヴァンスの雰囲気とはちょっと違っていて、今まで行ったヨーロッパの中ではイタリアのミラノを小さくしたような雰囲気に似ています。※あくまでも個人的感想です。
- ニーム円形闘技場(Arènes de Nîmes)
- 住所:Boulevard des Arènes, 30000 Nîmes
- 公式サイト:http://arenes-nimes.com/
メゾン・カレ(ローマ神殿)
円形闘技場から徒歩5分くらいのところにあります。
紀元5年頃建造の神殿で現存するローマ神殿の中では最も保存状態がいいとされている
ガイドブックにそう書かれているように、これが遺跡なのかと思うくらいきれいで町並みに馴染んでいるところが保存状態がいいということなんだと思います。
ポルトガル・エヴォラのディアナ神殿と似てるなあと思ったら、同じコリント様式が採用されているそうです。
コリント式(コリントしき)は、古代ギリシア建築における建築様式(オーダー)のひとつであり、ドーリア式、イオニア式と並ぶ3つの主要なオーダーに位置づけられる。Wikipediaより
- メゾン・カレ
- 住所:Place de la Maison Carrée, 30000 Nîmes
- 公式サイト:http://www.maisoncarree.eu/
アンティーク(ブロカント)市
ニームへ行った最大の目的はアンティーク(ブロカント)市です。
毎週金曜の午前中にジャン・ジョレス通りでアンティーク市(ブロカント市)が開催されています。


規模が小さいわりに言い値で販売してくれるところが多いのが特徴で、本や小物などをわりとお安く買うことができました。


一番驚いたのは写真2段目左のカップボードが100ユーロ(約13000円)。まさかと思い何度札を見ても100ユーロ。
日本だと10万円近くで販売されているので持って帰れないことが本当に悔しかったです。
- Brocante Marche
- 場所:56 Rue du Mail, 30900 Nîmes
- 時間:8:00〜13:00
まとめ
私たちは朝7時半にアヴィニョンの駅を出て8時にニームに到着。
- 行き:07:28 アヴィニョン発 8:00ニーム着
- 帰り:13:17 ニーム発 14:00着


ニーム駅にはPAULもあるのでちょっとお腹がすいたらサンドウィッチなども買うことができます。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
この記事が旅の参考になると嬉しいです。
南仏プロヴァンスに関しては以下の記事も参考にしてみてください。




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