2016年12/27〜2017年1/4まで夫と2人で、ポルトガルへ行ってきました。
ポルトガルのリスボン周辺には、ポルトガル独特の雰囲気を持ったアレンテージョ地方の小さなかわいい村や街が点在しています。
私はガイドブックを見たときに、ある村の写真に目が止まりました。
『夕暮れ時と朝陽が昇るときに沈黙が訪れる』と言われているモンサラーシュは、アレンテージョ地方に点在する村の1つです。
この村の存在を知った瞬間に『ここへ行きたい!』と思い調べたら、周辺にもいくつか可愛い村が点在していることを知りました。
ここではエヴォラからレンタカーで行く「ここは絶対に外せない」アレンテージョ地方のかわいい村を3つ紹介したいと思います。
レンタカーの借り方については以下の記事も参考にしてみてください。
旅全体のスケジュール
ポルトガル旅の全体のスケジュールについては、以下の記事を参考にしてください。
【2016年12/27〜2017年1/4】リスボンとアレンテージョ地方の村々(モンサラーシュ、オビドス、エヴォラなど)旅行記のまとめ
エヴォラから行くマルヴァオン、モンサラーシュ、エルヴァス
2日間レンタカーを借りてまわった村は3箇所です。
- マルヴァオン(Marvao)
- モンサラーシュ(Monsaraz)
- エルヴァス(Elvas)
レンタカーを借りて運転したのは相方です。ポルトガルでレンタカーを借りたのは初めてですが、この3つの村があるアレンテージョ地方は平坦で広い道路が多く、助手席に乗っていた私から見ても運転しやすそうに感じました。
所要時間などは事前に確認して、エヴォラ(10:00発)→マルヴァオン(12:00着/15:00発)→モンサラーシュ(泊)→モンサラーシュ近辺の陶器の村(11:40発)→エルヴァス(13:30着/14:00発)→エヴォラ(15:30着)と移動していきました。
鷲の巣と呼ばれる天上の村、マルヴァオン(Marvao)
断崖の上につくられた村マルヴァオンは、エヴォラからは車で約2時間かかります。遠くから見る空に近い佇まいと白い街並がとても印象的な村です。
エヴォラを出発して1時間半くらいすると遠目に丘の上に見える白い街が見えて来るのですが、それがマルヴァオンです。しばらく見え隠れしながら走っていると標識が出てきます。
この標識が見えてからしばらくするとマルヴァオンの村に到着。私たちは城壁の外に最初に見つけたパーキングに車を停めて、城壁の中にある村まで歩きました。
私たちはパーキングが見つからなかったときのことを考えて、最初に見つけたパーキングに車を停めました。
でも後で地図を見つけて確認したら、城壁内にもパーキングがあることを知りました。(私たちが停めたパーキングは、★の城壁外の部分です)
車を停めたら石壁の門をくぐって城壁の中へ。
私たちが真っ先に向かったのは、断崖の上につくられた村の中で一番見晴らしのよさそうだった城跡へ(入場料金は、1人1ユーロ)。
このずっと先に見えるのがスペインらしいのですが、どのあたりからスペインなんだろうと思いながら下の景色を眺めるのも気持ちいいです。
城壁からの眺めもよかったのですが、それ以上にマルヴァオンの村がかわいくて村を散策することも楽しい!天気がいい日は白が眩しくて反射するのでサングラス必須です。
私はサングラスを持っていなかったので目を細めながら村を散策しました。
▲迷い込むのも楽しいマルヴァオンの村の路地。小さいから迷わないけれども。
このマルヴァオンの村にも、ポサーダ(POUSADA)があります。
日本人の女性の方が出て来るのを見かけたので、きっとここに泊まる(泊まった)のでしょう。この村から眺める夕陽や朝陽もきれいだろうなあと思いました。
ポサーダについては以下の記事を参考にしてみてください。
ポルトガルへ行ったら一度は泊まりたい!エヴォラのポサーダ【Pousada Convento de Evora】は便利なのにコスパもよくて豪華気分を味わえておすすめ!
村をひと通りぐるっとまわった後は開いていたレストランで昼食にしました。
レストランに入ったのは13:40頃。混んでいて、そしてスタッフの方が足りないのか何もかもが遅かった!レストランを出たのは15時前でした。
▲豚肉とあさりの煮込み料理と、豚肉料理(名前忘れました^^;)
でも料理はおいしかったです。
沈黙の村と呼ばれる美しい村、モンサラーシュ(Monsaraz)
今回のポルトガル旅行で私が一番行きたかった場所が、ここ『モンサラーシュ』です。
村の入り口のふもとに無料駐車場があります。
どこを見ても真っ白な家々が並ぶ、30分もあればまわれてしまうくらいに小さな村だけど、断崖の上にポツンとした佇まいで存在しているその佇まいもかわいらしくて、ずっと眺めていたくなるような村。
『夕暮れ時と朝陽が昇るときに沈黙が訪れる』と言われているモンサラーシュは、朝陽と夕陽が本当に美しいです。
モンサラーシュについては以下の記事を参考にしてみてください。
要塞都市エルヴァス(Elvas)
モンサラーシュから車で約1時間半くらいのスペイン国境近くにあるのが『エルヴァス』です。
モンサラーシュ近郊の村を出発したのが11:40頃。エルヴァスには13:30頃到着しました。
街の中心に無料の駐車場があります。
街が少し大きいので、前の車の後を追って城壁の中へ。以前イタリアへ行ったときに知らない間に歴史地区に入って後で罰金を請求されたことがあるので、前の車についていくほうが安全だと思い後からついていきました。
運良く街の中心にあるパーキングに辿り着いたので、そこに車を停めて街を散策しました。
このパーキングエリアから街の中心までは徒歩圏内です。
他にパーキングを見かけなかったので、恐らくここが公共のパーキングエリアなんだと思います。
エルヴァスではあまり時間がなかったので、キオスクみたいなお店でハンバーガーを買って軽いランチにしました。
お店のおじさんは英語は話せずフランス語が通じました。このとき南ヨーロッパにいることを実感した瞬間でした。でもハンバーガーは美味しくなかった(全てを食べれなかったほど)。
レストランは、パーキング近くと街中にもちらほらレストランがありました。時間があればレストランでランチをすることをオススメします!
14時過ぎにはエルヴァスを出てエヴォラへ向かいます。
城壁を出たときに、外からしか眺められない水道橋が見えてきます。すごく迫力があるので、時間に余裕がある場合は周辺に車を停めて眺めてみることをオススメします。
この橋はリスボンのベレンの塔を建築したフランシスコ・デ・アルデによって建造されたものなんだそうです。思わず車を泊めたくなるくらい、見ごたえがありました!
ドライブ途中で出会った風景
アレンテージョ地方をドライブしていて出会った風景は、平坦で見晴らしのいい道路がわりと多くてゆったりとした風景が広がっていました。
運がよければ(笑)こんな光景にも出会えるかも。
農道ではなくて一般道路で見かけた光景です。羊飼いの方が羊をコントロールして避けてくれるんだけど、ゆっくり眺めながら通り過ぎていたら怒られちゃいました!(笑)
最後に
エルヴァスを13:30頃に出て、エヴォラには15:30 頃到着しました。
今回はアレンテージョ地方の小さな村をまわったのですが、ポルトガルの小さな村巡りはオススメです!時が止まったかのような静寂と人懐っこいポルトガルの人たち、美味しい料理に出会えます。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
この記事が少しでも旅の参考になれば嬉しいです。
クルマでの移動って途中で休憩場所があったりするのでしょうか?
すてきな路地がたっくさんありそうです~
キオスクってポルトガルにもあるのですね
アルゼンチンにもたっくさんありましたよ~
ちょっとしたお菓子なんか売っていましたが食事のイメージはなかったなぁ。。
>ままさん
今回の移動では、そういえば途中休憩しませんでした。長くても2時間半くらいだったので、立ち寄った街や村でトイレに行ったりしてました^^;。アルゼンチンにもキオスクあったのですね!ポルトガルのキオスクみたいなショップは見かけたのはここだけだったような気もします。。