フランスには「フランスの最も美しい村」と呼ばれている村が150以上あります。
その村の多くは不便な場所にあり車でないと行けない場所にあるのですが、ペルージュは電車と徒歩で行ける数少ない村の1つです。
フランスの最も美しい村(仏:Les plus beaux villages de France)は、1982年にフランスコロンジュ=ラ=ルージュ(コレーズ県)で設立された協会である。その目的は質の良い遺産を多く持つ田舎の小さな村の観光を促進することにある。Wikipediaより引用
私は2014年冬と2019年夏に一度ずつ、ペルージュへ行って来ました。
リヨンからペルージュまでの鉄道運賃は8.20ユーロ(片道/2019年8月)です。ペルージュでリヨンからタクシーで来たという日本人親子のお二人に聞いたら、タクシー料金は100ユーロ(片道)だったということでした(ホテルで依頼)。
ここでは迷いそうなポイントを含めて、ペルージュへの行き方について紹介していきます。
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ペルージュ(Perouges)までの行き方
ペルージュへ行くには主要の街であるリヨン(Lyon)パール・デュー駅からメクシミュー(Meximieux)まで鉄道で移動して、駅から徒歩で移動します。
- パリからリヨン→飛行機で約1時間15分、TGVで約2時間
- リヨンからメクシミュー(Meximieux-Perouges)まで列車で約30分
- メクシミューからペルージュ村まで徒歩で約20分
チケットは券売機か事前にネットで購入
ペルージュ最寄り駅名は、Meximieux-Perougesです。
私はペルージュ行きのチケットは前日にSNCFのサイトから購入しました。片道か往復かを選んで支払いはクレジットカードでの決済となります。
帰りのチケットは時間が読めなかったので買わなかったのですが、Meximieux-Perouges駅は無人で券売機があるだけなので(しかもたまに故障している)、事前にチケットを買うことをオススメします。
ちなみに私が乗った時は駅に着くまで駅員さんは来ませんでした。
リヨンのパール・デュー(Part-dieu)駅からペルージュへ
リヨンには駅が2つありますが、パリからの列車の到着やペルージュへ行く列車はパール・デュー駅から発着します。
ホーム番号は駅の電光掲示板に出発の10分くらい前までに表示されるので、番号を確認してからホームへ行きます。
私は10:12リヨン発のTERに乗りました(8.20ユーロ / 2019年8月時点)。
2014年冬に行った時は券売機でチケットを買ったので、駅にあるマシーンで刻印して電車に乗りました(こちらは参考までに)。
(料金:7.70ユーロ(片道/一人あたり)※2014年12月)
2019年は8.20ユーロ(片道)だったので、少し値上がりしています。
リヨンからMeximeux-Perougesへ向かうTER
Meximeux-Perougesへ向かう列車は各停です。
▲2019年8月に乗ったMeximeux-Perouges行きのTER
- 10:12 リヨン / パール・デュー駅発 10:43 Meximeux-Perouges駅着
- 料金:8.20ユーロ(片道/一人あたり)※2019年8月
※時間帯によって料金は異なります。
▲2014年12月に乗ったMeximeux-Perouges行きのTERと車内
11:38 リヨン / パール・デュー駅発 12:15 Meximeux-Perouges駅着
1等と2等がありますが2等席でも十分です。
リヨンは大きな街ですが、リヨンを出るとすぐに田園風景が見えてきます。
Meximeux-Perouges駅からペルージュの村へ徒歩での道順
Meximeux-Perougesの駅は小さな無人駅です。
▲2019年8月に撮影
電車を降りたら降りた側で線路を背にして左に進むと近くにスーパー(カルフール)があります(このカルフールはわりと大きくて充実しています)。
ペルージュの村はMeximeux-Perouges駅から歩いて20分くらいです。
- Meximeux-Perouges駅
- D22道路からD4道路へ曲がる ※標識あり
- 美しい村看板がある場所を右に曲がって小路へ
駅の近くにあるスーパー(カルフール)が左手に見えたら道なりに進みます
D22道路をまっすぐ道なりに進みます
交差点が見えて来たらD4を右に曲がります。※Cite Medievale de Pefougesという方向を示す看板があるので標示に従って進みます
夏は日差しが強いので帽子やサングラスがあったほうがいいです。※私は忘れて日焼け止めもしていなかったので、手の甲まで真っ黒に日焼けしました(涙)。
D4道路沿いには邸宅がポツンポツンとあるので眺めながらひたすら道なりに進みます
私が歩いていた間は車は時々通るのですが、人はあまり歩いていませんでした。※これは冬に訪れた時も同じでした。
しばらく歩くと可愛い感じの家と標示が見えてくるのですが、ここを右に曲がってはダメです!!
とても暑くて引き返すのも嫌だったため私はこの道を通って行きましたが、ひとけがなかったので全速力で走って登りました。
山道コースへ行きたくない場合は、その前の標示を右に曲がらずにまっすぐに進みます。
▲ペルージュへ行く山道コース(体力のある方はどうぞ)
標示を曲がらずにまっすぐに歩くと「美しい村看板」が見えてきます。
この看板を右に曲がります
左手に村が見えて来ます。
2014年冬に訪れた時はうっすら雪に覆われていて羊があちらこちらにいました。
▲2014年12月に訪れた時の風景
ちょっとした小路で冬場はひとけがないので本当に辿り着けるか不安になりましたが、看板がある場所から道なりに緩やかな坂道を歩いて行くと徒歩5分くらいで村に到着しました。
階段を登って村の中へ。
心配な場合はGoogle MAPを利用する
歩いて行くのに心配な場合はGoogle MAPを利用することも可能です。
ペルージュへの行き方まとめ
フランスの美しい村「ペルージュ(Perouges)」への行き方を紹介しました。
結論としては別のクレジットカードを使いギリギリ予定していたリヨン行きの列車に間に合いましたが、チケットは事前に購入しておいたほうがいいです。
※券売機は小銭かクレジットカードのみの使用となります。
フランスの風景やフランスの田舎を目指している自宅のガーデンをインスタグラムでも発信していますので、よかったらインスタグラムものぞいてみてください。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
少しでもこの記事が旅の参考になると嬉しいです。
ヨーロッパ・北米の交通を日本語で予約可能!
リヨンまでエールフランスから航空券を買う場合、
・日本~パリ/ドゴール空港駅~パール・デュー駅(TGV利用)
・日本~ドゴール(スキポール)~サン・テグジュペリ空港(飛行機利用)
の二択が出来ます。
https://www.airfrance.co.jp/JP/en/common/resainfovol/avion_train/reservation_avion_train_tgvair_airfrance.htm
列車を組み込んで発券する際は、
・パリ滞在24時間以内
という制約がありますが、列車(飛行機)が遅れても次の飛行機(列車)の予約変更が現地で可能なところがメリットでしょうか。
最近のGDS(CRS)は、高速バスや列車の切符も切り込める場合が結構ありますね。
こんばんは^^
リヨン郊外の綺麗な町なのですね!
駅からの道筋の写真は、初めて訪れる際には役に立つ情報ですよね!
ホント、こうしたところをゆっくり巡ってみたいです!
> Shaneさん
こんばんは(^^)。
こちらにもコメントありがとうございます!
駅からの道筋は、自分自身が行くときに不安だったので、誰かの役に立ったらいいなあと思い記憶を辿りながらつくりました(^^)。
なのでそう言ってもらえて嬉しいです!
Shaneさんもいつかフランスにも行ってみて下さい〜(^^)。
> dennさん
コメントありがとうございます!
日本からリヨンのルートも入れたほうが親切ですよね。追記します!
今年の夏に行くリヨン行きはまさにCDGからTGVなのですが、24時間以内パリ滞在可能ということは知りませんでした
列車(飛行機)が遅れても次の飛行機(列車)の予約変更が可能というのは安心できますね!詳しい方からのコメントいただけるの助かるので、こちらも追記させていただきますね(^^)。ありがとうございます!
追記しました!(4/22)
リンク先も確認させていただいて、dennさんが書かれていることそのままがわかりやすいと思ったのでそのまま追記しました〜。