この景色を見たいと思い山寺へ行くことにしたのですが、山寺について調べているうちに山寺のすぐ近くに、奥山寺と呼ばれる隠れスポットがあることを知りました。
検索してもあまり個人で行ったという記事がヒットしないこの場所、知れば知るほどすごい場所だということがわかってきました。
著作権フリーの画像がないのでこのブログ上で写真を掲載することができないのが残念なのですが、この風景を見た瞬間に目が離せなく「ここに行ってみたい」と好奇心をそそられた神秘的な場所。
まさに絶景のスポットです。
今回の山寺の旅で手前まで立ち寄ったのですが、途中で断念せざるを得なかった理由と、今後行くための準備もかねて記事にしてみたいと思います。
裏山寺という隠れスポット「峯の裏」散策で、随一のスポット「垂水遺跡」へ行く(途中まで)
垂水遺跡は、山寺の3つの参拝コースの一つである「峯の裏コース」にあるスポットの一つです。
垂水遺跡の他にも点在するいくつかの場所を参拝して約130分でまわるコースとなっています。垂水遺跡だけであれば片道徒歩15分くらいで行けるそうです。
山寺の観光案内所で情報収集
東京を出発して山寺駅に到着するのは、どんなに早くても10時すぎ(2022年4月28日のスケジュール)。
事前に調べた情報では、山寺参拝に約2時間、垂水遺跡に行くのも約2時間は取っておいたほうがいいということだったので、午後14時すぎの列車に乗る予定では垂水遺跡へ行くのは無理かな..と思っていました。
でも山寺の観光案内所で実際に話を聞いてみると、山寺参拝は早い人なら1時間もかからないということと、垂水遺跡だけなら片道15分くらいで行けるということを知りました。
- 山寺参拝の所要時間は約120分→早い人は約1時間でまわれる
- 峯の裏散策は約120分→垂水遺跡だけなら片道15分
もしかしたら垂水遺跡へ行けるかも・・・!と、このときは好奇心がムクムクと出てきたのですが、付け加えるようにこんな情報も。
つい2日前に垂水遺跡に行こうとした人が野生の猿数匹に遭遇して逃げようとしたら、崖から転落して怪我をしたばかりだから気をつけてと。
↑この出来事はあとで調べたらYahoo!ニュースでも取り上げられていました。
山寺参拝が終わった後、最上三十三観音第二番札所へ行ってみる
最上三十三観音第二番札所は垂水遺跡へ行く入り口です。
立石寺(山寺)参拝コースの登山口や日枝神社登山口からは一本ある道路を右手にひたすら歩いて、徒歩10分くらいのところにあります。
山寺と違って、最上三十三観音第二番札所へ向かう川沿いの道路はひとけがなく、車もあまり通りません。
途中には美味しいジェラート屋さん「COZAB JELATO」があります。
到着した最上三十三観音第二番札所の入り口にも峯の裏散策コースの案内が。
これを見ると垂水遺跡だけでなくスポットがいくつも点在していることがわかります。
「行ってみたい」という好奇心がムクムクと湧き出てきたところに、1人の女性が車を停めて鳥居をくぐっていくのが見えたので私も鳥居をくぐって入ってみました。
実はここは鳥居をくぐると山形と仙台を結ぶ仙山線の線路が通っています。
電車に気をつけつつ(仙山線は1時間に約1本です)、階段を登ります。
案外高さのある場所だということが登ってみるとわかります。
お堂を通り過ぎて右手に曲がったところで、地元のおじいさんから声をかけられました。
垂水遺跡の入り口は右手に曲がったところにあるということと、少し前に来た女性は岩手から来たらしいけど重装備だったから一緒に行くと心強いかもねと。
この時点で私の中では「垂水遺跡までは徒歩15分くらいだから、もしかしたら(前に歩く人がいるんだったら)行けるかも」という淡い期待の気持ちがありました。
この先が垂水遺跡へ行く古道です。
少し前を歩く女性はロック系の音楽を大音量で聴きながら歩いていたのですが、その理由は少し進んでから知ることとなりました。
「野生動物出没注意(熊、猪、鹿、猿」
ふだんの私だったらこの看板を無視して好奇心に従い進んでいたと思います。でも今回は事前に聞いていたことが、さすがに私の歩みを止めました。
- つい2日前に野生の猿の群れが出て怪我をした人がいる(その方も1人で観光していた)
- 前を歩く女性は重装備で熊対策をしていた
私はと言ったらノースリーブの薄着に、iPhoneのバッテリーも残りわずか。ヘビメタルのような音楽もiPhoneに入れてなく、熊除け鈴のアプリをダウンロードしようとしても山なので速度が遅く無理っぽい。
二日前に野生の猿数匹が出ている、という事実が何より効きました。
前を歩いている方と一緒なら安心..というわけでもなく、彼女は垂水遺跡だけに行くとは限らないので行きは2人でも帰りは1人になるかもしれない。
完全な準備不足だと理解して、少し進んだものの引き返すことにしました(帰りの道は大きな声で歌いながら登ってきた道を下りました)。あとで知人から野生の猿は噛みつくと厚手の服でも怪我をする(体験談)と聞き、この判断は正しかったと思いました。
ガイドツアーで行くという方法もある(期間限定)
山寺観光局サイトによると、裏山寺(垂水遺跡)へ行くガイドツアーがあるようです。
私はいつか近いうちに行くつもりで、神奈川へ戻ったら「熊の鈴アプリ」をiPhoneに入れました(笑)。行くなら地元の方が案内するガイドツアーに参加して行こうと思っています。
- 開催日:5月1日〜11月30日
- 集合時間:10:30(ふもとや登山口店集合)
- 料金:3,000円(税込)
- 約90分のショートコース
- 申し込み締め切り:2日前18:00まで
- 最小催行人数:2名
最後まで読んでくださりありがとうございました!
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
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