私は2009年と2011年に訪れました。
日本で言う民宿、イギリスで言うとB&Bのようなもので、フランスではシャトーや自宅の一部を宿泊用に提供していて、シャンブルドットによってはセンスの良いアンティークを使ったお宅も多いのでインテリア好きな人にとってもおすすめです。※フランス語しか通じない場合も多いので、多少の語学力があったほうがより楽しめます。
私はアンティークを使ったフレンチインテリアが大好きなので、フランスへ行く時は必ず探しまくって(笑)シャンブルドットに宿泊します。
このシャンブルドットは残念ながらクローズしてしまいましたが、とても素敵なのでインテリアの参考としてここに残したいと思います。ご自宅のインテリアやシャンブルドットを探すときの参考になれば嬉しいです。
リル・シュル・ラ・ソルグで宿泊した、南仏プロヴァンスらしいシャンブルドット
私が宿泊したシャンブルドットは、リルシュルラソルグの旧市街の一角にありました。
大きな目印があるわけではないので何度も周辺を探しまわって、ようやく見つけました、
ドアの幅が少し狭いところもなんだか可愛いおうち。玄関前に置いてあるオリーブの木が目印です。
呼び鈴を鳴らしたらマダムが笑顔で出迎えて、中に入れてくれました。
玄関を入ってすぐ右側の壁には各部屋の鍵があります。これがまた可愛い❤️宿泊用のお部屋は全部で3つありました。
おうちの中全体がプロヴァンスらしい赤茶けた色で統一されていて、廊下は大胆な赤!でもそれがすごく可愛いのです。階段にもアンティーク雑貨が。
私が予約した時は部屋は選べなかったので、残っていたお部屋で予約をしました。その部屋が最高に可愛くて、入った瞬間からテンションが上がりました!
広いお部屋にベッドスペースと、ところどころに置いてあるセンスのいいアンティークの家具。
南仏プロヴァンスのおうちでよく使われている八角タイルの床もすごく素敵でした。このタイルの存在を知っていたら、自宅を建てるときに使っていたかもしれません。
広いお部屋のドアの近くにバスルームと、左右にウォークインクローゼット。その手前左にある木製ソファも素敵で、同じようなものをずっと探していますがなかなか見つけられません。
アンティークのサロンチェアー。この雰囲気が大好きでこのチェアーもずっと探していました(2020年冬に、都内のアンティークショップで出会えました。11年越しでした。)。
バスルームの入り口は、ドアで仕切らずカーテン。
バスルームから眺めたお部屋。
カーテンの感じが素敵で、このアイデアは我が家でも活かしています。
バスルームです。
洗面台の栓にコルクを使っているアイデア、すごく可愛かったので私も真似してます(笑)。
トイレは部屋の中にはないのですが、不便だとは感じませんでした。鍵の代わりにサシェを使っているところなどサシェの使い方も可愛かったです。
▲部屋のドアにもお部屋の名前の刺繍が入ったサシェが。
どこを見てもうっとりするしかない素敵なお部屋で、合計2泊過ごしました。
ブティを使ったクッションカバーも素敵❤️
全部は真似できないですが(そもそもタイルとか壁とか部屋全体の色自体が異なるので..)、ところどころは少しでも自宅に取り入れたいなあと思う、今でも憧れのインテリアです❤️
少し傾いた家具も、アンティークならではの味わいがあって素敵でした。
あとがき
素敵なシャンブルドット、このお部屋にずっといたかった(笑)。
お部屋も素敵なのですが、朝食をいただいた中庭テラスも最高でした。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
この記事が少しでも参考になると嬉しいです。
プロヴァンスで泊まってみたいオーベルジュを勝手にランキングしました!
1位:
ルールマラン郊外にあるオーベルジュです。ミシュラン1つ星レストランがあり、オーナー自ら育てている野菜やハーブを使ったオリジナル料理には定評があります。
ルールマランにあるシャンブルドットです。Booking.comの口コミ評価が9.5(2022年6月時点)という高評価であることやプロヴァンスらしい雰囲気のお部屋や周りの景色に、いつか泊まってみたいと思いました。
3位:Le Moulin, a Beaumier hotel
18世紀からあるオリーブ工場を改装して作られた歴史的な建物をホテルとして利用しているオーベルジュです。石造りの建物がプロヴァンスらしいです。
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