リヨンではTCLという会社が一括して運営していて、トラム・メトロ・バスを共通で利用できるようになっています。
ここではTCLチケットの買い方と乗り方を紹介していきます。
リヨン市内のTCL路線とチケットの買い方・料金
リヨン市内TCL路線図と料金
リヨン市内はトラム・メトロ・バスの交通が網羅されていてチケットも共通になっています。
参照元:リヨン TCLオフィシャルサイト – 路線図(PDF)
- M=Metro(メトロ)A〜Dの4つのライン
- T=Tramway(トラム)1〜5の5つのライン
- F=Funiculaire(ケーブルカー)※フルヴィエールの丘へ行く時利用
- C=Bus(バス)
TGVや空港から発着するローヌ・エクスプレスはパール・デュー駅に発着します。
パール・デュー駅からペラーシュ駅もある旧市街へ移動するときは、メトロやトラム・バスを使います。
TCLという会社が一括で運営しているので、トラム・メトロ・バス・ケーブルカーが共通というのは便利で利用しやすいです。
- 単発チケット:1.90ユーロ *1時間有効
- 24時間(1日)券:6ユーロ
- 48時間(2日)券:11.50ユーロ
- 72時間(3日)券:15.50ユーロ
- 夜間切符(19時から最終まで)/ 2時間券:3.10ユーロ
- 回数券(10枚):16.90ユーロ
※2019年11月現在
バスの場合運転手さんから直接チケットを買うこともできますが、直接バスでチケットを買う場合は2.20ユーロです。
TCLチケットの買い方
場所によってクレジットカードと現金両方が使えるものと、クレジットカードのみ使える券売機があります。
- 画面
- Selectionner(選択)ローラーを前後に動かして選択します。
- Annuler(キャンセル)
- Confirmer(続ける)
- クレジットカード挿入口&暗証番号入力面
- 現金挿入口(コインのみ)
- 取り出し口
チケットの買い方は以下の手順で行います。
Selectionnerを前後にぐるぐる動かして言語を選択します。
日本語はないので英語を選ぶとわかりやすいです。
購入したいチケットの種類を選びます。
ここでは1日券(5.80ユーロ)を選んでいます。
- 黒いローラーをぐるぐる動かして種別を選ぶ
- 決定ならConfirmerのボタン(右)
- キャンセルならAnnuler(左)
選択したチケットの種類に間違いがなければConfirmerボタンを押して支払い画面へ進みます。
クレジットカードまたは現金で支払いをします。
※券売機がクレジットカードのみの場合はクレジットで決済
支払いを行った直後に出て来る画面です。
クレジットカードの明細が欲しい場合はConfirmerを押します。
※迷っているとすぐ画面が消えてしまうので即決で押したほうがいいです。
取り出し口からチケットを受け取り終了です。
1日券を買うとチケットに【24H】と表示されたチケットが出てきます。
メトロ・トラム・バスの乗り方
メトロの場合
日本と同じように改札にチケットを入れて改札を通ります。
日本と違う点は改札を出るときにはチケットは必要ないということです。思わず習慣でチケットを入れてしまいそうになりますが、フランスの改札の出口にあるのはゴミ入れなので1日券を利用する場合は間違えて入れないように気をつけます。
トラムやバスの場合
トラム乗り場やバス乗り場には電光掲示板があり次のトラムやバスが来る時間がわかるので便利です。
乗り込んだ後はトラムは入り口付近にいくつか、バスの場合は乗り口に刻印機があるのでチケットを入れて刻印します。
バスは海外では難しいイメージがありますが、リヨン市内のバスはトラムと同じように正面に停車駅名が表示されるので乗りやすいです。
あらかじめ路線図を確認しておいて、行き先が表示されたらところどころにあるボタンを押して降りるのは日本と同じです。
私たちはパール・デュー駅近くから旧市街へ行くのに、【Thiers Lafayette】から乗り【Cordeliers】で降りて散策しました。
Google MAPをオフラインで利用する
私は出発する前に行き先の街全体をGoogle MAPで事前にダウンロードして、緊急の場合に確認できるようにしています。
リヨン市内交通(トラム・メトロ・バス)まとめ
リヨンでトラム・メトロ・バスのチケットの買い方と使い方について紹介しました。※ケーブルカーも共通です。
- トラム・メトロ・バスのチケットは共通
- リヨン市内を観光するなら1日券が便利
- トラムとバスを利用するときは刻印を忘れないようにする
リヨンについては以下の記事も参考にしてみてください。
最後まで読んでくださりありがとうございました。この記事が少しでも旅の参考になると嬉しいです。
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