私は海外旅行へ行くときには必ず単体で海外旅行傷害保険に加入します。
理由は2つあります。
- クレジットカード付帯の保険は現地で費用を立て替える必要がある
- 補償内容が十分ではない
私は旅行会社で7年間働いていて国際線の予約・発券や海外渡航業務を担当していました。
保険についての研修も当然受けていて加入しないリスクを知っているので自身が海外旅行に行く時も必ず単体で海外旅行傷害保険に加入しますが、ある時期まではオーダーメイドで金額を安く済ませていました。


その後も何度か航空機遅延を体験して、その時は遅延に伴い購入したものはしっかり請求して補償してもらいました。
少し前には知人が海外一人旅でロストバゲージに遭ってしまい必要なものを現地で購入しましたが保険で補償がされなかったということがありました。
ロストバゲージとは:預けた荷物を紛失すること、および紛失した荷物。主に海外旅行で飛行機に乗った際、搭乗時に預けた荷物が到着後にターンテーブルへ出て来ず、そのまま紛失した扱いとなることを指す。Weblioより
彼女はクレジットカード付帯の保険があるから大丈夫だと思い単体で保険に加入していなかったのですが、クレジットカード付帯の保険補償は十分ではありません。


- 航空機遅延補償と手荷物遅延補償
- 賠償責任補償
- 携行品損害補償
1人で旅するときにはこの3つに加えて、救援費用も重視します。
個人的には、海外旅行へ行くときには損保ジャパンOff!のように掛け捨ての単体で海外旅行傷害保険に加入することをオススメします。
ここでは私自身が実際に体験した実例をもとに、単体で海外旅行傷害保険に加入するときのポイントを紹介します。


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海外旅行傷害保険で重要視するポイント
海外旅行傷害保険で補償される内容は一般的には以下の8つです。
※保険会社によって補償内容は異なります。
- 傷害死亡・後遺障害
- 治療費用
- 疫病死亡
- 賠償責任
- 携行品損害
- 救援者費用
- 航空機遅延
- 手荷物遅延
※保険会社によりますが上記に加えて旅行変更費用というものもあります。
どれも大切な補償ですが、私が海外旅行傷害保険に加入するときに特に重要視するポイントは2つです。
- 航空機遅延
- 航空機寄宅手荷物遅延
「航空機遅延補償」と「航空機寄宅手荷物遅延」補償は海外旅行傷害保険ではオプションになっていることが多いですが、私は必ずこの2点も補償に入れます。
以前はこの2点をあまり重要視していませんでした。


私自身は航空機遅延によるトラブルを合計4回体験しました。当時は保険に加入していなかったことで1度は請求できず、3度は加入してしっかり請求しました。


海外旅行傷害保険の保障内容比較


- 保険適用の条件(クレカ付帯保険は自動付帯なのか利用付帯なのかを要チェック)
- 補償限度額の違い
- 補償内容やサービスの違い(日本語アシストサービス、自己負担額、航空機遅延対応)
クレジットカード付帯の保険は適用の条件がある(自動付帯と利用付帯)


- 自動付帯:クレジットカードを持っているだけで適用されるもの
- 利用付帯:カードでの支払いが保険適用の条件
※クレジットカード会社により条件が異なるので約款を必ず確認してください。
自動付帯の場合はクレジットカード会社の約款に書いてある海外旅行傷害保険の補償額が適用されますが、利用付帯の場合は事前チェックが必要です。
補償限度額の違い
一般的なクレジットカードの補償額はあまり高くありません。


※実際に加入する際は各保険会社の約款や補償内容詳細を必ずご確認ください。
※プランにより料金が変わります。
情報引用元:
>> 損保ジャパンオフィシャルサイト ※保険シミュレーションより
>> セゾンカードオフィシャルサイト – 補償規定(PDF)
補償内容やサービスの違い
クレカ付帯保険には、上記にも挙げた2点「航空機遅延補償」「航空機寄宅手荷物遅延」の補償がついてないことのほうが一般的です。
この2点が入っているかどうかが、クレカ付帯保険と保険会社の保険との大きな違いです。
他にも慣れない海外では病院での専門用語がわからなかったりすることもあるし医療費は高額になることが多いので、「日本語アシストサービス」や「治療費立て替え」も重要なポイントだと思います。
どの補償を重要視したらいいのか
個人的に重要視している補償を挙げると、
- 航空機遅延補償、手荷物遅延補償
- 賠償責任(誤って美術品や展示品を壊してしまったときの補償)
- 携行品損害(カメラやPCなど持って行くものの補償)
この3つかなあと思います。
航空機遅延・手荷物遅延補償は数十円プラスのオプションで選べます。
携行品損害は私はカメラやPCも持参するので補償額が大きいものを選びます。高い携行品を持っていかない場合は高い補償額を選ぶ必要はないです。


私が1人で旅する時は上に加えて、万が一のときには家族が現地に駆けつけられるように救援者費用を最高額で選んでいます(夫婦や家族で一緒に旅する時はそれほど高い額は選びません)。


手厚い補償があるクレジットカード
こちらは参考までにとなりますが、クレカ付帯保険でも手厚い補償のあるものがあります。
補償が充実しているクレジットカードの例:
アメリカン・エクスプレス・スカイトラベラーカード >> ![]() |
年会費@10,000円 |
アメリカン・エクスプレス・スカイトラベラープレミアカード >> ![]() |
年会費@35,000円 |
セゾン・ゴールド・アメリカンエクスプレスカード >> 公式サイトで詳細をみる |
年会費@10,000円 |
三井住友プラチナカード >> 公式サイトで詳細をみる |
年会費@50,000円 |


カードによっては乗り継ぎ便遅延補償と手荷物遅延補償も付いているので、ゴールドカードを持っていればカードによっては最強ともいえます。
これらのカードを所持している場合は、別途海外旅行傷害保険に加入する必要はないかもしれないし(※個人の判断によります)心配な場合はオーダーメイドで不足した箇所を補う形で加入することも可能です。
まとめ
海外旅行へ行く際に加入する海外旅行傷害保険を選ぶポイントを紹介しました。




※保険に関する個別のアドバイスは行っておりませんので、ご了承くださいm(_ _)m
最後まで読んでくださりありがとうございました。
この記事が少しでも旅の参考になれば嬉しいです。
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