ボルドーワインが好きなら外せない場所がサンテミリオン(Saint-Émilion)。
サンテミリオン(Saint-Émilion)はボルドー近郊の赤ワインの産地として有名な街で、ワイン好きには必見の場所です。
サンテミリオンへ行くにはまずボルドーへ移動します。
私たちは2017年夏にフランス南西部トゥールーズからボルドー経由でサンテミリオンへ行きました。
サンテミリオンへ行くにはボルドーから鉄道を利用します。
サンテミリオンへの行き方
サンテミリオンへ行くにはまず、ボルドーへ
日本から行く場合はパリのシャルル・ド・ゴール(CDG)空港から(または他の国の主要空港から)乗り継いでボルドーへ行きます。
私たちは成田からパリ経由でトゥールーズへ移動して、翌日ボルドー→サンテミリオンと移動しました。
- 09 Aug AF275 成田 / パリ 11:00 / 16:30
- 09 Aug AF7524 パリ / トゥールーズ 18:15 / 19:35
私たちはサンテミリオンの後に南西部の田舎巡りをする予定だったのでトゥールーズを拠点としましたが、サンテミリオンへ行くことが目的ならトゥールーズではなく行き先をボルドーにしたほうがいいです。
ボルドー空港からボルドー中央駅までは空港シャトルバスで移動できます。
※空港シャトルバスの乗り方や詳細については別途記事にします。
トゥールーズからボルドーへ
私たちはトゥールーズからフランス国鉄を利用してボルドーへ移動して、ボルドーで鉄道を乗り換えてサンテミリオンへ向かいました。
- トゥールーズ / ボルドー 8:49 / 10:58
- ボルドー / サンテミリオン 12:11 / 12:47
チケットは当日トゥールーズの駅で購入しました。
トゥールーズや他の都市からボルドーを経由してサンテミリオンへ行くことが決まっているなら、チケットは事前に往復で購入したほうがいいです。
- 事前に買ったほうが料金が安い
- サンテミリオンは無人駅でチケットを買えない
チケットの予約は3か月前から可能ですが、早ければ早いほど格安となります。
SNCF(フランス国鉄)については以下の記事を参考にしてみてください。
ボルドーからサンテミリオンまでの料金は5ユーロからで(時間帯による)、通常料金は9.60ユーロです。※2020年1月時点
フランスの鉄道は直前にならないとホーム番号がわかりません。電光掲示板にプラットフォームの番号が出て来るのはわりと出発直前です。
掲示板に番号が出てきたらチケットに刻印をしてプラットフォームへ向かい、TGVに乗り込みました。※事前にネットで購入している場合は刻印は必要ありません。車掌さんが来た時にQRコードを提示します。
TGVにはUSBポートもあり、wifiもあって快適。TGV内でのwifiでは今どのあたりにいるのかというルートも確認することができて便利でした。
ボルドーが近づくと見えて来る景色も変わります。
フランスの田舎の風景はパリとはまた違う良さがあり、ボルドーまでの約2時間は快適であっというまでした。
▲ボルドーまで向かう列車の車窓
ボルドーからサンテミリオン(無人駅)へ
ボルドーのサン・ジャン(St.Jean)駅に到着したら、TERに乗り換えてサンテミリオンへ移動します。
8月10日(木)12:11 ボルドー発 12:47 サンテミリオン着
*所要時間約40分
ボルドーの駅は思ったよりも大きくなく、トゥールーズのマタビオ駅と規模は同じくらいだという印象でした。
サンテミリオン(無人駅)から街の中心部へ
サンテミリオンは有名なワインの産地というだけあって観光客も多い場所です…にもかかわらず、駅は無人駅なことが意外でした。
駅の周りは一面ぶどう畑。
途中にあるシャトー(ワイナリー)や景色を眺めながら15分かけて歩いていきます。
私たちと同じようにサンテミリオンで降りた人たちは、大きな荷物を持つ人もいればほぼ手ぶらの人もいたので日帰りで来る人も多い様子でした。
道端に咲く花々を眺めながら街へ向かうのも楽しかったです!歩いて15分くらいでサンテミリオンの街に到着しました。
街の中は石畳でしかも急な坂道が多いので、スーツケースやキャリーケースなどの車輪のついた荷物を運んで移動するのはちょっと、いやかなりキツイです。
私たちが手配したホテルはたまたま街の入り口にあったのでよかったですが、街の中にあるホテルを手配する場合は移動が大変なので荷物は少なめで移動することをオススメします。
サンテミリオンへの行き方まとめ
サンテミリオンへの行き方を紹介しました。
- ボルドーからは日に5〜6本の鉄道で移動
- サンテミリオンの駅からは徒歩で移動(約15分)
- 石畳の坂道が多い
最後まで読んでくださりありがとうございました!
この記事が少しでも旅の参考になれば嬉しいです。
フランスの風景やフランスの田舎を目指している自宅のガーデンをインスタグラムでも発信していますので、よかったらインスタグラムも見てみてください。