ジンバルは手振れを補正して滑らかな映像にしてくれます。調べた4つの機種はどれも映像が滑らかで、特にDJI RSC2とWeeBill Sはプロのビデオグラファーの多くが使っているものです。
私がジンバルを探す上で重視したことは以下の2つです。
- 軽くてコンパクト
- 安定性
ふらりと外へ出るときにとりあえずカメラを持って行こう!と思ったら、やっぱり手軽さが一番です。機材が重いとそれだけで持っていくことを躊躇してしまうので、ジンバルも軽くてコンパクトであることを重視しました。
体験談の記事やYouTubeを見まくって、どれを選んでもいいという4つの機種まで絞りましたが、結論から言うと「これにしよう」と決めたジンバルは Moza Mini-P です。
- 腕力に自信のない女性向け
- 日常動画や旅行に持っていくのに負担にならない軽さとコンパクトさがある
- 駆動時間が20時間と長い(旅行におすすめ)
フルサイズカメラで使うには気になる点が一点ありますが、決め手は軽さとコスパ&汎用性でした!
SONYミラーレス一眼α7cに合うジンバルを探す!
ジンバルを選ぶ上でチェックした5つのポイント
ジンバルを選ぶ上でチェックしたポイントは5つです。
- 耐荷重量(カメラ本体とレンズを合わせた重さでどのくらいまで耐えられるか)
- ジンバル自体の重さ
- 値段
- 三脚が付いているかどうか→なくてもいいけどあると便利
- 滑らかな映像が撮れるか
最後の「滑らかな映像が撮れるか」についてはほぼ気にする必要はなかったです。4つの機種のどれも(私の目から見て)映像の滑らかさの違いはあまりわかりませんでした。
理由はDJI RSC2とWeeBill Sはミラーレスやデジタル一眼レフカメラ向けに設計されているけれど、他の2種、zhiyun Crane M3とMoza Mini-Pはミラーレスカメラやスマホ向けに設計されたものだからです。
SONYミラーレス一眼レフα7cと一緒に使うレンズ
SONY α7cと一緒に使っているレンズや、今後購入するかもしれないレンズは以下の通りです。※マーカーしたレンズが実際に持っているレンズです。
- FE 28mm F2 SEL28F20(200g)
- FE 24mm F1.4 GM(445g)
- FE 35mm F1.8(280g)
- FE 20mm F1.8(373g)
- FE 50mm F1.8(186g)
- FE12-24mm F4(565g)
参考までにα7cの重量は本体だけで約509gです。
ズームレンズは重量が重くなりがちですが、静止画撮影では使うかもしれないけれど、動画撮影で使うシチュエーションは個人的にはないと思うので気にしないことにしました。
SONYのEマウントレンズ群の中ではGMと呼ばれるレンズが重いので、レンズの重さは要チェックです。また動画撮影では広角レンズを使うことも多いと思うので広角レンズも(今は持っていなくても)チェックしておいたほうがいいです。
SONYミラーレス一眼α7cに合わせて使う、4つに絞ったジンバル
DJI RSC2 | WeeBill S | zhiyun Crane M3 | Moza Mini-P | |
発売日 | 2020年11月 | 2019年10月 | 2021年11月 | 2020年9月 |
重量 | 1.2kg | 926g | 700g | 694g |
耐荷重量 | 3kgまで | 3.5kgまで | 1.5kgまで | 900gまで |
駆動時間 | 最大14時間 | 約14時間 | 最大8時間 | 最大20時間 |
対応機種 | ミラーレス、デジタル一眼向けに設計 | フルサイズカメラとレンズ搭載可能 | ミラーレスカメラ、スマホ、アクションカメラなど | スマホ、アクションカメラ、ライトミラーレスカメラ |
価格 | 53,900円〜 | 48,400円〜 | 48,400円〜 | 24,000円〜 |
※全て三脚付き
- DJI RSC2とWeeBill Sの性能は大きくは変わらない
- 脚部分(三脚)は、DJI RSC2よりWeeBill Sのほうが丈夫っぽい
- Wee Bill SがDJI RSC2よりほんの少しコンパクト
本格的な映像撮影をするなら圧倒的にDJI RSC2かWeeBill Sがいいです。機能や操作性だけでなく対応できるカメラの機種がそういう設計になっているからです。
私の場合はvlog撮影であることと軽さ重視なので、4つの中ではzhiyun Crane M3か、Moza Mini-Pがいいと思いました。
zhiyun Crane M3のほうが発売日が新しいのと耐荷重量が1.5kgなのに重量は軽いので惹かれましたが、最終的な決め手はコスパです!(笑)
そもそも頻繁に使うかどうかわからないのと値段が倍近く違うので(笑)、この2つを比較した結論は、Moza Mini-Pに心が動いています。海外旅行へ行くときにも軽くてコンパクトであれば躊躇せずに持っていけるし、スマホも搭載できるので使い勝手もいいと思いました。
さらにバッテリーの持ちが約20時間という長さも旅行に持っていくには最適です。
Moza Mini-Pは設計がライトミラーレスまでと書かれているのですが、α7cはそもそも軽量なので軽いレンズとの組み合わせなら余裕で使えます。
耐荷重量は900gまでですが、体験談の中では、α7C(509g)+FE 24mm F1.4(445g)の組み合わせでも使えていたので個人的にはよしとしました(※自己責任でお願いします)。ただ、持ち歩くときには軽量の広角レンズを使うことのほうが多いと思うので問題なしとしています。
SONYミラーレス一番レフα7cに合うジンバルを探す!まとめ
SONYミラーレス一眼レフカメラα7cに合うジンバル4つを探していて調べた記録を備忘録のために書きました。※2022年4月時点のものです。
この4つのジンバルを選んだポイントは2つです。
- 滑らかな映像が撮れる
- 手軽に持ち運べる(軽くてコンパクト)
Moza Mini-Pを選ぶメリットは以下の4つだと思います!
- 腕力に自信のない女性にも使いやすい
- 日常動画や旅行に持っていくのに負担にならない軽さとコンパクトさがある
- 駆動時間が20時間と長い(旅行におすすめ)
- 複数の小型カメラ(スマホ含む)を1本で使える
とことん調べまくったので、まとめることができてスッキリしました!(笑)この4機種のどれを選んでもたぶん後悔はないと思います。
個人的には、仕事で使うならDJI RSC2かWeeBill S、日常的に動画を撮ったり旅行に持っていったりするにはコスパも考えたら Moza Mini-Pかなと思っています。購入したらまたレビューしたいと思います。→記事を書いた後に購入したので、届いたらレビュー記事を書きたいと思います!
最後まで読んでくださりありがとうございました!
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。