ブログ内コンテンツに広告を含む場合があります

フランスの港町といえばここ!南仏マルセイユへの行き方と実際に行ってよかったおすすめ観光地

マルセイユの風景

マルセイユはフランス南側に位置する港町です。

有名な港町であると同時に治安の面ではフランスの他の都市と比べて格段に悪くなるので、私たちは当初マルセイユに行くつもりはありませんでした。

滞在していたエクサンプロヴァンスからバスで25分で行けるということを知り夫が行きたいというので行ってみました。※結局2度行きました。

マルセイユは港町らしく賑わっていて観光客も多いです。私たちは旧港を散策したりプチトラン観光ツアーに参加したりしました。

ここでは私たちが実際に行った、マルセイユのおすすめ観光スポットを紹介していきます。

南仏プロヴァンスへ行くなら必須

マルセイユへの行き方

マルセイユへ行くにはいくつかの方法があります。

列車やバスで行く場合

  • パリ・リヨン駅からTGVで約3時間
  • ニースから急行で2時間半
  • エクサンプロヴァンス(エクス=アン=プロヴァンス)からバスで約25分

飛行機で行く場合

  • パリから約1時間

飛行機を利用する場合はマルセイユ・プロヴァンス空港に到着します。

マルセイユ・プロヴァンス空港からマルセイユまではバスで約25分です。空港からマルセイユへの行き方については以下の記事を参考にしてみてください。

プロヴァンス地方の風景マルセイユ・プロヴァンス空港からプロヴァンス主要3都市(エクサンプロヴァンス、マルセイユ、アヴィニョン)への移動手段はバスが便利!バスと鉄道での行き方

エクサンプロヴァンスからバスでマルセイユへ

私たちは滞在していたエクサンプロヴァンスからバスでマルセイユへ行きました。

エクサンプロヴァンスからマルセイユへの交通手段

エクサンプロヴァンスからマルセイユへは通勤で通う人も多いのでバスの本数は多いです。

  • マルセイユ行きの50番バスは9番または10番乗り場から

マルセイユ駅からエクサンプロヴァンスの移動南仏プロヴァンスのマルセイユとエクス=アン=プロヴァンス間の移動はバスが便利!

マルセイユのサン・シャルル駅

そもそも私は治安の悪さが頭にあったのでマルセイユへ行くつもりはありませんでした。マルセイユへ行ってみたいと言いだしたのは夫です。

宿泊していたホテルの方に聞いてから決めようということになって、宿泊していたホテルのオーナーマダムに聞いてみました。

マルセイユでは気を抜かないで。バッグは手前に持って必ず手を添えておくようにね。財布にはあまりお金を入れないようにしたほうがいいわよ。

真剣な顔立ちで教えてくれた一言です。

スリやひったくりは日常茶飯事だということですが、このくらいなら普段から気をつけているので行ってみようと判断して行くことにしました。

マルセイユの犯罪発生率はフランスの他の観光地に比べて格段に高いです。

外務省の渡航情報は必ずチェックすることをおすすめします。

私は普段から現金は分散しているのですがメインの財布にはあまり現金を入れないで出発しました。

>> 外務省渡航情報

マルセイユの入り口はサン・シャルル駅です。エクサンプロヴァンスからのバスもサン・シャルル駅のすぐ隣りのバスターミナルに到着/発着します。

サン・シャルル駅は広く大きい駅でTGVも発着することから常に活気づいていて港町らしい雰囲気に溢れていました。

マルセイユ シャン・シャルル駅

移民も多く雰囲気が煩雑なので正直私はすごくドキドキしました。

マルセイユ サン・シャルル駅

マルセイユ サン・シャルル駅

活気づいているということは行き来する人が多いので気をつけたほうがいいです。2017年にはサン・シャルル駅で刺殺事件も起きているので油断は禁物です。

マルセイユのおすすめ観光

私たちが真っ先に向かったのは旧港の近くにある観光案内所(ツーリズモ)でした。駅からは歩いて約45分です。

サン・シャルル駅は高台にあるので階段を降りて大通り沿いに旧港方面へ向かいます。

マルセイユ サン・シャルル駅

マルセイユ サン・シャルル駅

駅の大階段は歴史的建造物に指定されています。

マルセイユ駅の大階段

旧港の手前に観光案内所(ツーリズモ)があります。

街の中は意外と普通な感じで観光客も多く歩いていて、特にツーリズモ周辺は賑わっていました。

マルセイユの町並み

マルセイユの町並み

バックパッカーもかなり多くあまりに混んでいたので順番待ちする気になれず、地図だけもらってすぐに出ました。

ツーリズモ付近には人が集まるだけあって物乞いも多いです。私たちにも近づいてきたので無視して離れたのですが、あからさまに嫌な顔で逃げた夫はしつこく追いかけられていました。

  • 171 bis chemin de la Madrague Ville, Deuxième étage, 13002 Marseille, フランス
  • 営業時間:月〜木 8:30〜18:00 / 金 8:00〜14:00

旧港を散策(定番)

フランスの海側は、ニースやカンヌにアンティーブ・モンサンミッシェルやサン・マロにも行ったことがありますが、マルセイユはそのどれとも違う印象でした。

マルセイユ旧港

港自体が大きいです。

旧港から出発するツアーも多数案内されています。プチトランや洞窟を巡るツアーなどいくつかあるので、事前に確認してプランをたてたほうがいいです。

私たちは思いつきで行ったので事前にマルセイユについて調べていませんでした。初日は時間が合わず参加できなかったので翌日またマルセイユに来てプチトランツアーに参加しました。

他にもカランクやカシへ行くツアーもあります。

>> 南仏リゾートの穴場!カランク・カシ半日ツアー

>> 定番をおさえた人気たび☆マルセイユと絶景カシ港町ツアー

私はこのカランク(Calanques)のツアーに参加してみたかったです。私たちは時間が合わず参加できませんでした。

マルセイユ発カランクツアー発着所

プチトランで観光

旧港Quai des Belgesから出発する観光用ミニ列車です。

プチトラン観光、おすすめです!

マルセイユの観光地で必ず紹介されているノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バジリカ聖堂まで行くというので乗ってみました。

マルセイユのプチトランで観光

ノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バジリカ聖堂は小高い丘の上にあり距離があるので、プチトランで行くほうが便利で効率がいいです。

海岸沿いにマルセイユの海を眺めながら丘の上まで移動します。

マルセイユをプチトランで観光

マルセイユをプチトランで観光

丘の上に到着したらそこで自由時間。ノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バジリカ聖堂を自由に見学します。

教会の中を見学したり丘の上からの地中海の景色を眺めたり、出発時間まで思い思いに過ごします。

マルセイユの市街地を一望できるところが魅力です。

ノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バジリカ聖堂

次にきたプチトランに乗り旧港に戻ります。合計2時間くらいです。

ノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バジリカ聖堂

ノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バジリカ聖堂は海抜154mの丘の上にあります。丘の上からは地中海をはるか彼方まで見渡すことができるところも魅力です。

  • ノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バジリカ聖堂
  • Rue Fort du Sanctuaire, 13281 Marseille
  • 公式サイト:www.notredamedelagarde.com/

ランチは海岸沿いのレストラン

旧港は観光客向けのレストランやカフェがたくさんあるのでランチに困ることはありません。

マルセイユといえばブイヤベースが有名ですが、ブイヤベースはもともと大衆向けの料理なので高級レストランにはメニューになくて一般のレストランで観光客向けに提供されています。

冷凍の魚を使っているという話を聞いたので私たちはブイヤベースは敢えて頼みませんでした。

マルセイユ旧港のレストラン

マルセイユ旧港のレストラン

ブイヤベース以外のメニューももちろんあります。私たちはパエジャに魚のスープ、カルボナーラをオーダーしました。

ワイン2杯含めて2人で38.88ユーロ(約4500円)でした。

凱旋門とマルセイユの街の雰囲気

観光局近くにはギャラリーラファイエット(デパート)があります。そこから続く大通の先に凱旋門が見えます。

マルセイユの凱旋門

マルセイユの凱旋門

行ってみたいと夫が言うので歩いて行ってみましたがマルセイユの凱旋門を観に行くこと、個人的にはおすすめしません。

ギャラリーラファイエット付近では感じませんでしたが、凱旋門に向かう通りを歩いていると徐々に歩く観光客が減りちょうどギャラリーラファイエットと凱旋門の中間あたりはスラムっぽい雰囲気になっていました。

引き返すに引き返せずそのまままっすぐ進んだのですが、内心怖かったです。

凱旋門まで着いたら付近には浮浪者らしき人たちが集まっていたので、近くには行かずそのままバスターミナルまで全速力で走ってその場を離れました。

後で会った警察に聞いたら、マルセイユの凱旋門周辺は治安がそんなにいい場所ではないので近づかないほうがいいということでした。

実際に歩いたマルセイユのおすすめ観光地まとめ

実際に行ってきたマルセイユについて紹介しました。

マルセイユからはバスでエクサンプロヴァンスに戻ったのですが、エクサンプロヴァンスはバスターミナルで降りるよりも「La Brocette」という停留所で降りるほうが街に近いです。

バスの運転手さんに教えてもらいましたが、2019年現在では停留所がなくなったようです。

私たちはマルセイユのギャラリーラファイエットで電気ポットを買いました。この年以来フランスへ行くときは電気ポットを持参するようになりました。

最後まで読んでくださりありがとうございました!
この記事が少しでも参考になると嬉しいです。

南フランス旅行プランの立て方憧れの南仏プロヴァンスとコート・ダジュールのおすすめ観光地のまとめ

フランスの風景やフランスの田舎を目指している自宅のガーデンをインスタグラムでも発信していますので、よかったらインスタグラムも見てみてください。

南仏プロヴァンスへ行くなら必須

2 COMMENTS

ゆずゆり

マルセイユは一歩入ったら怖いですよね…カシのほうがのんびりしてて安心しましま。でも、ご飯はめちゃくちゃ美味しい!

返信する
tamami

>> ゆずゆりさん

ゆずゆりさんはカシまで行かれたのですね〜。私も行きたかった!
確かマルセイユまでレンタカー借りて行かれてたという記憶があるのですが、マルセイユの街を運転するのってすごいです。ご飯はおいしかったですよね(*^^*)。

返信する

ゆずゆり へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください