- カメラ本体とレンズ数本が入る
- 軽くて場所を取らない(機内持ち込み可能)
- 仕事にも使えるシンプルなデザイン
条件はこの3つ。さらに、電車で移動するのに邪魔にならないことや、大きさを少し自在に扱えること、ちょっとしたポケットがある利便性を考えたら、ハードスーツケースよりもソフトスーツケースのほうが使いやすいと思いました。
実際に複数の店舗へ見に行き即決したのは、アメリカンツーリスター アップライト スピナー 55/20 エキスパンダブル 38Lです。特にこだわってはいませんでしたが、TSAロック付きです。
TSAロックはアメリカ運輸保安局 TSA(Transportation Security Administration)によって認可・容認されたロックのことで、セキュリティチェックが最も厳しいアメリカであっても、カギをかけたまま航空会社に預けることができるロックです。参照元:JAL ABCオフィシャルサイト
我が家は夫婦共に海外旅行が好きで、自宅にはソフトキャリーケースとハードキャリーケースが複数あり、国内出張が多い夫のものを合わせたら5つ(今回購入したものを加えると6つ)。
似たような容量・サイズのキャリーケースを3つ持っていますが、今回購入したアメリカンツーリスター アップライト スピナー 55/20 エキスパンダブル 38L は、最軽量の2kgです。
※夫が国内外出張用に購入した40ℓのハードキャリーケースは3.3kgです。機内持ち込み可能なハードスーツケースとしてはかなり使いやすいです。
✔︎本記事の内容
- アメリカンツーリスターのキャリーバッグを選んだ理由
- アメリカンツーリスターのキャリーバッグ 38ℓの仕様と使い心地
最近は国内線でLCCを利用する機会が増えてきたことや、撮影へ行くときなどに使い勝手のいい体に負担のかからない軽量のキャリーケースがあると本当に便利です。
最軽量2kgのキャリーケース
アメリカンツーリスターアップライトスピナー55/20 エキスパンダブル38ℓに決めた3つの理由
機内持ち込みができるサイズと重量
機内持ち込みが可能なスーツケースは、
- 3辺合計が115cm以内(座席が100席以上)/110cm以内(座席が100席以内)
- 総重量が10kg以内
と、規定で決められています。
航空会社の機内持ち込み規程サイズと重量(LCC以外)
3辺の合計 | 3辺の内訳 | 合計重量 | |
100席以上の航空機 | 115cm以内 | h55cm/w40cm/d25cm以内 | 10kgまで |
100席以下の航空機 | 110cm以内 | h45cm/w35cm/d20cm以内 | 10kgまで |
LCC7社の機内持ち込み規定サイズと重量
LCCを利用の場合は航空会社にもよりますが、例えばピーチエアーやジェットスターは総重量は7kg以内です。
ピーチエアー | 3辺合計が115cm以内 | 7kg | 公式サイト |
ジェットスター | 56×36×23cm / 115cm | 7kg | 公式サイト |
スカイマーク | 55×40×25cm / 115cm | 10kg | 公式サイト |
エアドゥ | 55×40×25cm / 115cm | 10kg | 公式サイト |
ソラシドエア | 55×40×25cm / 115cm | 10kg | 公式サイト |
春秋航空 | 56×36×23cm / 115cm | 7kg | 公式サイト |
アメリカンツーリスター アップライト スピナー 55/20 エキスパンダブル 38L のサイズは、高さ55cm x 幅36cm x 奥行き24cmなので、LCCを含めて国内線機内持ち込み手荷物としてはほぼ対応可能です。
7kgという重量は案外すぐに超えてしまうのでバッグ自体が軽いことが重要ですが、2kgという軽さは、我が家にある国内線機内持ち込みサイズ内のキャリーケース3つの中でも最軽量です。
参考までにとなりますが、宿泊数に対する容量は一般的には以下が目安で、38ℓの場合は2-3泊くらいまでが対応可能となります(あくまでも目安)。
1〜2泊 | 2〜3泊 | 4泊〜10日程度 | 2週間以上 |
---|---|---|---|
〜30㍑ | 〜40㍑ | 〜80㍑ | 81㍑〜 |
ダブルホイールの車輪が4つあり、安定性がある
私がキャリーケースを買うのに重要視する点の1つが車輪です。
夫が常用していた1代目のキャリーケースは見た目がカッコよくて機能性もすごくよかったので気に入っていました。でも、車輪がわりと早く壊れてしまった上に部品が海外からの取り寄せということで修理に時間も費用もかかったのは誤算でした。※夫が雑に扱っていたというのが問題だったというのはあります。
そのため、2代目を選ぶ時はリサーチして、最終的に選んだキャリーケースは日本製のACE(エース)の
アメリカンツーリスター アップライト スピナー 55/20 エキスパンダブル 38L は日本製ではありませんが、スーツケースの老舗サムソナイトと連携してつくられたブランドでありながら値段が良心的だということと、ダブルホイールの車輪が4つあることで安定性があるということで選びました。
機能性と見た目がしっかりしているわりには費用は他のキャリーに比べたら安く設定されているので、車輪が壊れたら買いなおす!(=使い倒す!)という意気込みで決めました(笑)。
ハンドルがペラペラしていない
私がキャリーケースを選ぶ時に重要視する2つ目がハンドルです。
街歩き用に作られたキャリーケースはハンドルが細く不安定なものも多く、ガラガラ転がして歩くのに不安を感じるものも多いです。
でも、アメリカンツーリスター アップライト スピナー 55/20 エキスパンダブル 38L は、実際にハンドルを持ってみても思った以上にしっかりしています。素材は軽いですが、ハンドルの幅は約2.3cmで約1.3cmと厚みもあるので安定しています。
ハンドルの位置は二段階調整が可能です。
アメリカンツーリスターアップライトスピナー55/20 エキスパンダブル38ℓの仕様
アメリカンツーリスターアップライトスピナー55/20エキスパンダブル38ℓの仕様
アメリカンツーリスター アップライト スピナー 55/20 エキスパンダブル 38L のつくりはシンプルです。
メイン収納部はケース内での荷崩れを防ぐクロスバンド付き、もう片側は大きなジッパー付き収納ポケットとなっています。
フロントにはポケットが2つあります。
フロントポケット(1)のサイズは約32x40cm(ジッパー部分は約21x24cm)なので、ジッパーは狭いけれど中身はA4サイズの書類も入る大きさです。内側にさらに小さなポケットがあります。
フロントポケット(2)はサイズは小さいけれどチケットや新聞が入る大きさです。
移動しているときにすぐに取り出したいものなどはこの前面のポケットに入れます。小さいからこそ迷わずに取り出せるところが便利です。
アメリカンツーリスターアップライトスピナー55/20エキスパンダブル38ℓの素材はポリエステル
アメリカンツーリスター アップライト スピナー 55/20 エキスパンダブル 38L の素材はポリエステルです。
防水加工はされていませんが、触った感じは撥水加工がされているような素材です。※撥水加工とは説明書には書かれていません。
カメラとレンズを入れる場合はインナーバッグ/ボックスを利用
カメラとレンズを入れる場合は、インナーバッグを利用しています。
私はETSUMIのインナーバッグを利用していますが、インナーバッグは探せばいろいろと出てくるので持っている数やサイズに合わせて選択すればいいのではないかと思います。
●インナーボックス
デメリットだと感じるのはストッパーがないこと
アメリカンツーリスター アップライト スピナー 55/20 エキスパンダブル 38L を実際に使ってみて「これがあったらなお便利だな」と思ったのは、車輪にストッパーがない点です。
電車で座れなかったときに揺れると動くので、私は足の間にしっかりと挟んでつり革につかまっていました(笑)。
合わせて使いたいグッズ
アメリカンツーリスターアップライトスピナー55/20 エキスパンダブル38ℓの使い心地
アメリカンツーリスター アップライト スピナー 55/20 エキスパンダブル 38L を実際に使ってみて感じたのは、とにかく軽いこと。軽いは正義だとしみじみ思います。
これまで一眼レフカメラにレンズ数本をリュックに入れて移動していましたが、帰る頃には重さで肩が痛くなり悩ましく思っていたのが、キャリーケースにしたことでかなりラクになりました。
つくりもシンプルなのでキャリーを横に倒してカメラやレンズを取り出しやすく、撮影の仕事でも使いやすいです。
色は、黒xグリーン以外や黒xイエロー、パープルと3色ありますが、選んだ黒xグリーンはテンションも上がり使っていて心地いいです。
旅行ではまだ使ったことがないですが、使ってみたらまた追記したいと思います。