SNCFとはフランス国鉄のことをいいます。
フランス国有鉄道(フランス語: Société Nationale des Chemins de fer Français, SNCF)は、フランスの国有鉄道事業を統括する鉄道事業者である。本社はパリ近郊サン=ドニ。Wikipediaより
事前に旅程を調べていたら時間のロスを防げるし、旅の範囲も広がって楽しいです。
ここではフランス国鉄(SNCF)のサイトで時刻表の見方や料金の確認方法・予約方法について紹介していきます。
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フランス国鉄(SNCF)列車の種類
フランス国鉄(SNCF)には大きく分けて3つの種類があります。
- TGV=新幹線のようなもの
- TER=在来線
- Intercity=特急や急行
TGVのほうが料金が高いイメージですが、長距離路線は事前に予約をすれば早割でTERやIntercityよりも格安で購入できることがあります。
時期や時間帯によっては当日窓口で購入したほうがプロモーションフェアでかなりお安くなることもあるので、私はTGV以外は当日駅で購入します。
SNCF(フランス国鉄)サイトの見方 / 料金の確認方法
予約はだいたい3ヶ月前くらいから予約&購入が可能です。
サイトの見方 / 料金の確認方法
SNCFのウェブサイトにアクセスします
Menuのボタンをクリックします
Itineraries & reservation【行程と予約】をクリックします
Reservation de billets【チケットの予約】をクリックします
画面が別ウインドウで開きます。
右上に言語切り替えがあるので、切り替えたい場合は好みの言語を選びます。サンプル画像では【英語(United Kingdom)】を選んでいます。
- 片道か往復かを選択
- どこから(例:Toulouse)
- どこまで(例:Saint-Emilion)
- 出発日
- 戻る日(片道だけのときは入力不要)
- 人数 ※+ボタンで人数を増やす / −ボタンで人数を減らす
- Searchボタンをクリック
必要項目を入力していきます。
ここではサンプルとして、(1)どこから:トゥールーズ(Toulouse) (2)どこまで:サンテミリオン(Saint-Emillion)を選びました。
必要項目を入力したら【Seach】ボタンをクリックします。
検索結果が表示されます。
- Non exchangeble = 払い戻し不可
- Exchangeble conditions apply = 出発の2日前は5ユーロ、前日は40%で払い戻し可能、出発以降は払い戻し不可
- Flexible = 出発後の2時間まで払い戻し可能
払い戻し不可のチケットのほうが格安になっているので、予約の際はスケジュールに応じて料金を選びます。
SNCF予約の方法
希望する時間帯の希望クラスをクリックします。
サンプルの行き先はシャルル・ド・ゴール空港からコルマールまでのTGVを例にしています。※2人分の合計金額で表示されています。
料金が3種類表示されるので、予約したい料金体系を選んでクリックします。
選択した内容が表示されます(サンプルでは一等で選択しています)。
- ルートを確認
- 座席を指定する ※指定しなかった場合は自動で指定されます。
- クリックして確定
詳細を入力していきます。
- チケットの受け取り方法を選択 ※e-ticketがおすすめです。
- 乗客情報を入力(名前・生年月日)
- 代表者の名前をメールアドレスを入力 ※チケット情報と印刷のリンク先が送付されます。
- 確定の場合はクリックして支払い画面へ
この後、支払い入力画面が表示されるのでクレジットカード情報を入力して確定→e-mailを確認します。
予約後の画面またはe-mailに届いた詳細情報からリンク先をクリックして、チケットを印刷します。
予約はこれで終了です。
印刷した紙にはQRコードが予約記録に記載されていることを確認します。スマホへ予約確認書を送る場合はQR画面を事前にスクショしておけば便利です。
もっと簡単に予約をするには?
フランス国鉄(SNCF)のサイトからの予約はちょっと不安..という場合は、Omioでヨーロッパの交通を一括で検索&予約できます。
鉄道だけでなくバスも検索できる上に、地図上で表示されるのでわかりやすくおすすめです。
- ヨーロッパ内の鉄道・バス・航空券が一括検索できる
- 地図上で表示されるのでわかりやすい
- 日本語で表示される
- 月に150カ国から2700万のユーザーが利用している
- ヨーロッパ圏で35カ国以上の目的地と及び10万以上の観光ルートを網羅
私も実際に利用してみたところサイトも見やすく、スケジュールがわかりやすいです。
SNCFやOui、BraBraBusなどどれも利用したことのある交通手段で、それを一括で検索できるのは本当に便利です。
SNCFの乗り方とチケット提示
フランスの鉄道は日本と違って改札がなくホームまでオープンです。※アムステルダムの中央駅やスペインの駅は誰でも入れるようにはなっていません。
行き先の鉄道が乗り入れるプラットフォームはわりと直前までわからないので、駅構内の電光掲示板でプラットフォームの番号が表示されてからホームへ向かいます。
掲示板に番号が出たら、ところどころにある刻印機でチケットに刻印をしてプラットフォームへ向かい列車に乗り込みます。※e-ticketの場合は刻印できないので社内で車掌さんに提示します。
刻印をしないとあとで車両に車掌さんがチェックで来たときに罰金をとられる可能性もあるので、忘れないようにしましょう。
事前に予約をした場合は列車の中で駅員さんがまわって来た時e-ticketの印刷したプリントのQRコードを見せるか、スマホへ送った場合はスマホ画面のQRコードをそのまま提示します。
大きな荷物(スーツケースなど)
各車両の入り口に荷物置き場があります。スーツケースなどの大きな荷物は入り口の荷物置き場に、小さいなキャリーやボストンバッグなどは座席の上の荷物置き場に置きます。
SNCF時刻表の見方と予約方法のまとめ
フランス国鉄(SNCF)のサイトの見方と予約方法について紹介しました。
時刻表を事前に確認して確定しておけば時間のロスなく、計画的にフランス旅行を楽しめます。
ただフランスではときどきストライキが行われるので、旅行が確定したらSNCFの情報は常にチェックしておくことをおすすめします。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
この記事が少しでも旅の参考になれば嬉しいです。
フランスの風景やフランスの田舎を目指している自宅のガーデンをインスタグラムでも発信していますので、よかったらインスタグラムも見てみてください。
ヨーロッパの交通手段を一括検索!
初めまして。
サンセバスチャンからビアリッツ空港へ行くための手段を探していて、ここに辿り着きました。11時半フライトのため、2時間前に空港に到着したく移動手段を探していたのですが、見つかりません。どのサイトでも紹介されているバスの午前の便が検索に出てこないのです、この日(12月20日(水))に限って!
なので、列車を利用する予定です。それでも便が少なく、Hendaye駅で乗換えに失敗するとアウトだなと思っています。
Hendaye駅は、複雑ですか? 調べたところ、乗換えに10分程しかありません。
ミキコさん、はじめまして。ブログの記事を参考にしてくださりありがとうございます。
記事に書いていたと思うのですが、私がバスク地方を訪れた時はSNCFのストライキ中で列車が使えず、サンセバスチャンからバイヨンヌまでバスを利用しました。Hendaye駅は通過しただけで利用していません。ちらっと見ただけなのでなんとも言えないのですが、、、大きい駅ではなかったように思います。複雑だったかどうかはわかりません…。
個人的にはフライトを利用する場合、当日の移動はリスクが大きく特に国から国への移動は何が起きるかわからないので、私だったら前日にビアリッツ空港近くの街に宿泊すると思います!