プロヴァンスは日本でも人気のある場所のひとつです。


私たちがイメージするプロヴァンスの家並みや町並みは、リュベロン地方と呼ばれる地域にある小さな村々にあります。
- アヴィニョン(Avignon)
- エクサンプロヴァンス(Aix-en-Provence)
- マルセイユ
- アルル
- ニーム(Nimes)
- ポン・デュ・ガール
- フォンテーヌ・ド・ボークリューズ
- リル・シュル・ラ・ソルグ
- リュベロン地方の村
- ユゼス(Uzes)
この記事では実際に行って良かったリュベロン地方の9つの村を紹介します。


- プロヴァンス地方へ行くのは初めて
- とりあえず雑誌で紹介されている村に行きたい
- プロヴァンスらしい風景を見たい
ここで紹介している村を訪れればプロヴァンス地方の中心となる場所を抑えたと言ってもいい場所を選んで紹介します。


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目次
プロヴァンスを代表するリュベロン地方のオススメの村9選
南フランスに位置するプロヴァンスが一躍有名になったのは、ピーター・メイルの「南仏プロヴァンスの12ヶ月」という本でリュベロン地方での生活が描かれていたことがきっかけです。
テレビや雑誌などのメディアでも取り上げられるようになり、プロヴァンス地方へのツアーは日本でも人気になりました。


- ルールマラン(Lourmarin)
- メネルブ(Ménerbes)
- ルシヨン(Roussion)
- ゴルド(Gordes)
- ボニュー(Bonnieux)
- セニョン(Saignon)
- セナンク修道院
- ミュールとヴナスク(Murs / Venasque)
「ルールマラン」「メネルヴ」「ルシヨン」「ゴルド」は「フランスの美しい村」加盟村でもあり、この4つ以外にも「レ・ボー・ド・プロヴァンス」や陶器の産地としても有名な「ムスティエ・サン・マリー」などプロヴァンスには合計20の美しい村が点在しています。




ルールマラン(Lourmarin)*美しい村
エクサンプロヴァンスから近く、割と行きやすい村の一つがルールマラン。
ルールマランは小さな村なのに村のどこをみても可愛くテンションが上がります。


この村のシンボルはルールマラン城。素朴なはちみつ色の色合いが素敵で、その周りに点在する家並みをゆっくり散策するのが楽しいです。
ルールマランは「フランスで美しい村」に加盟している村です。
メネルブ(Ménerbes)
メネルブがその名を有名にしたのは「プロヴァンスの12ヶ月」の作家であるピーター・メイルがメネルブに(実際はメネルブとボニューの間あたりに)住んでいたためです。
ひっそりとした佇まいが美しく慎ましい村です。
※私はツアーで行ったのですがツアーではメネルブには停まらず車窓だけでした💦メネルブをゆっくり観光したい場合はレンタカーかタクシーを利用することをおすすめします。
ルシヨン(Roussion)*美しい村
ルシヨンはプロヴァンスの他の村と違い印象的なのが、村全体の色合い。


この土の色はこの土地から発掘されるオークル(黄土色の土)というもので、他には見られない珍しい地質なんだそうです。
村を散策していたら絵描きのおじいさんに遭遇しました。
あまりにも素敵だったのでご本人から許可をいただいて撮影しました。※顔にはモザイクかけてます。
ルシヨンはかわいい雑貨屋さんも多くてどれもセンスがいいです。でも一番印象的だったのは、雑貨屋さんで売られていたパニエの中で熟睡していた子猫ちゃん!
こんな風景にも出会えるかもしれない素朴さが美しい村が、ルシヨンです。
ゴルド(Gordes)*美しい村
ゴルドはその全景が何より美しく、よくガイドブックにも掲載されているので見たことがある方も多いのではないでしょうか。
素朴な町並みにブルーグレーの鎧戸がプロヴァンスらしく素敵な村です。
ボニュー(Bonnieux)
ボニューは「フランスの美しい村」でもないし、ガイドブックで紹介されていた村でもありません。
行きたいと思ったのは「フィガロ」に紹介されている写真を見てあまりの美しさに行ってみたくなったからです。
古い石造りの家並みやブルーのヴォレーがプロヴァンスらしい村。ひっそりと佇んでいるかのような雰囲気がとても素敵でした。
ゆっくり散策しながら家並みを見るのも楽しいです。
私たちはボニューの郊外にあるメゾン・ドットに滞在しました。




プロヴァンスで滞在するならシャンブルドットやメゾン・ドットに宿泊すると、素敵なインテリアに出会える確率も高くなります。
セニョン(Saignon)
ガイドブックにはセニョン村のことがこう書かれていました。
「要塞のような巨大な断崖の陰に隠れて建つ小さな村、セニョン」
こんなふうに書かれていたらまるで希少価値があるようで興味をそそられ、行ってみました。ボニューからは平坦な道をひたすら進んでいきます。
とても小さな村なのであっというまに見終わってしまうけれど、ペールグリーンの鎧戸やレトロ感のある日常の風景がとても素敵な村でした。
セナンク修道院
ラベンダーの収穫時期は7月です。6〜7月の収穫前に訪れると一面ラベンダー畑を眺めることができます。
私が訪れたのは2度とも夏(8月と9月)だったので、ラベンダーを見ることはできませんでした。
ラベンダーが咲き誇る時期には圧巻の景色になります。公式サイトからその風景を確認してみてください。
- セナンク修道院
- 住所:84220 Gordes
- 公式サイト:https://www.senanque.fr/
ドライブなら立ち寄りたい:MURSとVENASQUE
ガイドブックや雑誌では紹介されていないのですが、私たちが宿泊したボニューのシャンブルドットオーナーから「素敵な村だからぜひ行ってみて」と教えてもらって行った村です。
MURSもVENASQUEもボニューからアヴィニョン(リル・シュル・ラ・ソルグ経由)方面に向かう方向にあります。
写真は、MURSの村と言いたいところなんですがこの村はMURSの手前にある村です。MURSは村の入り口が全面工事中で中へ入れませんでした。でもこの村もプロヴァンスらしいかわいい村でした。
工事中で入れず引き返す私たちにフランス人のお兄さんたちが手を振っていて、南仏の人のあったかさを感じながらVENASQUEへ移動します。
MURSからVENASQUEへ向かう道はくねくねした山道を通っていきます。
両側が大きな岩だったり見通しも悪く狭い道なので、このあたりを通るときは注意したほうがいいです。
混んでないぶんたまに通り過ぎる車はびゅんびゅん飛ばしていたので怖かったです。※フランスの人は運転は基本的に荒いです。
“VENASQUEは教会に特徴があるから立ち寄るなら行ってみて”と薦められた村。
村自体もかわいくプロヴァンスらしさが現れた村で壁につたうツタさえもかわいくて、インテリアや庭づくりの参考にもなります。
村を守るように十字架が外から見える位置にあるところがこの村の特徴です。
村を歩いていたら出会った猫。
気品のある人なつっこい猫ちゃん。穏やかな空気が流れている村だけに猫ものんびり過ごしているのかもしれません。こんな風景に出会えるのもプロヴァンスならではです。
おすすめ現地発ツアー
プロヴァンスのリュベロン地方の村はレンタカーを借りて行くのが一番いいのですが、海外で車を運転するのは不安がある方も多いと思います。


南フランスではエクサンプロヴァンスやアヴィニョン発の現地発ツアーも充実しているので、ツアーに参加するのもおすすめです。
ルールマラン、ボニュー、ルシヨン、ゴルドをまわる【リュベロン横断ツアー】が特におすすめです!
観光局からもツアーを申し込むことができます。※現地で直接申込も可能
エクサンプロヴァンス観光局オフィシャルサイト – ツアーをみる


私自身も1人旅をしたときにいくつか参加しましたが、リュベロン地方の村を巡るツアーやワイナリーツアー(アヴィニョン発)がすごくよかったです!
リュベロン地方のオススメ村9選まとめ
プロヴァンスのリュベロン地方を代表するおすすめの村を紹介しました。
- ルールマラン(Lourmarin)
- メネルブ(Ménerbes)
- ルシヨン(Roussion)
- ゴルド(Gordes)
- ボニュー(Bonnieux)
- セニョン(Saignon)
- セナンク修道院
- MURSとVENASQUE
茶色い瓦屋根にブルーグレーの鎧戸など、プロヴァンス地方では建てられているおうちの屋根や鎧戸のデザインを見るのも楽しいです。
フランスの風景やフランスの田舎を目指している自宅のガーデンをインスタグラムでも発信していますので、よかったらインスタグラムも見てみてください。



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岩肌も街並みも赤く染まる村ルシヨン、古城のふもとに石造りの家々が連なる村ゴルドなど、プロヴァンスのエッセンスたっぷりの名所を訪問するツアーです。
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旅行手配に利用しているおすすめサービス一覧
最後に、私自身が個人旅行で利用しているサービスを紹介します。


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私も現地発ツアーは何度か利用したことがありますが、公共交通機関で行けないような不便な場所へ行くときには本当に重宝しています。
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