リヨンでは隣町のVilleurbanneで蚤の市が週に3回開催されています。
リヨンのパール・デュー駅からはトラムとバスを乗り継いで行きますが、それほど遠くはなく治安も悪くはないので私はリヨンへ行くたびに必ず行きます。
ここではリヨンの常設の蚤の市【Les Puces du CANAL】を紹介します。
リヨンの交通については以下の記事も参考にしてみてください。
リヨンの隣町Villeurbanneで開催の【Les Puces du CANAL】
わりと大きな蚤の市で建物の中にある常設のアンティークショップ以外に、屋外で行われる蚤の市も合わせると100以上のショップが出店しています。※敷地内にトイレやカフェもあるくらいに大きいです。
木・土・日で開催されているといっても、出展数が一番多いのは日曜日です。
私たちは1度目は12月末の日曜日に、2度目は8月半ばの木曜日に行って来ました。
>> Les Puce du CANAL オフィシャルサイト(仏語)
【Les Puces du CANAL】への行き方
ここでは公共交通機関による行き方を説明します。
車での行き方は【Les Puces du CANAL】のオフィシャルサイトを確認してください。※駐車料金は3ユーロです。
>> Les Puce du CANAL オフィシャルサイト – アクセス(仏語)
蚤の市が開催されている【Les Puces du CANAL】の最寄駅はバス停の「Le Roulet」です。
リヨン市内からは地下鉄とバスを乗り継いで行きます。
- Laurent Bonnevay まで移動(メトロAライン)
- Laurent Bonnevay からLe Roulet へ(バス7番または37番) ※37番は日曜は運休
- バス停から徒歩
リヨン市内から向かう地下鉄駅は「Laurent Bonnevay」です。「Laurent Bonnevay」で「Vaulx-en-Velin」方面7番バスに乗り換えます。
「Le Roulet」へ行くにはトラム、地下鉄、バスを乗り継いで行くので往復で考えると1日チケットを買うほうがお得です。
- 単発チケット:1.90ユーロ
- 1日券:5.80ユーロ ※2018年5月現在
>> TCL(リヨンの地下鉄)オフィシャルサイト – 料金表
リヨン市内の交通やチケットの買い方については以下の記事を参考にしてみてください。
1. リヨン市内から「Laurent Bonnevay」へ
まずはリヨン市内の最寄駅から地下鉄駅「Laurent Bonnevay」へ向かいます。
私たちは朝8:30にホテルを出てリヨン市内の最寄駅からトラムと地下鉄を乗り継いで「Laurent Bonnevay」まで移動しました。
引用元:リヨン メトロオフィシャルサイト – 地下鉄路線図(PDF)
行き方はいくつかあります。
- 旧市街側のペラーシェ(Perrache)駅からはメトロA線で1本
- パール・デュー駅からはメトロB線でCharpennes乗り換えA線
- パール・デュー駅近くのThiers Lafayetteバス停から1本
私たちは初めて行ったときはペラーシェ駅近くのホテルに泊まっていたのでペラーシェ駅から、2度目はメトロB線でA線に乗り換えて移動しました。
パール・デュー駅からはバスを利用したら1本で行けることを後で知りました。
2. Laurent Bonnevay から Le Roulet へ
Laurent Bonnevay駅に着いたら地上に出て、駅前のバス停から「Vaulx-en-Velin」方面行きの7番バスに乗ります。私たちは9:30発のバスに乗りました(※2014年当時の時刻)。
バスに乗る際に一日券を運転手さんに見せてバスの中へ。
慣れない国でバスに乗るのは少し不安でもあるので、私はバスに乗り込む際にはいつも目的地の駅名を運転手さんに(ノートに書き留めた駅名を見せて)着いたら教えて欲しい旨を伝えます。
Vous pouvez m’indiquer quand an arrive a Le Roulet.(Le Rouletに着いたら教えてください。)※赤の部分を他の場所に置き換えても応用できます。
バスに乗り込むときに、「Bonjour!(ボンジュール)」と挨拶することを忘れないようにしましょう。フランスの方は挨拶が日常的なので挨拶をすればニッコリ笑って対応してくれます。
3. バス停から徒歩
「Le Roulet」に着いたらバスを降りて徒歩で移動します。
蚤の市には車で移動する人のほうが多いので、バス停で降りたのは私たちだけでした。バス停の付近も人通りはほとんどありません。
バス停は「Le Roulet」で降りましたが、1つ手前のバス停「Les Bruets」も少し歩きますが至近距離です。
目的の場所が近づいてくるにつれて、車を停めて会場へ向かう人がちらほら。しばらく歩いたら看板が見えてきました。
バス停からは徒歩数分で到着します。途中の要所要所で看板が出ているので道はわかりやすかったです。
37番バスは移民の多いエリアを通過する
実はバスは7番ではなくて37番バスも利用できます。※日曜は運休です。
「Le Roulet」から37番バスに乗ると終点が「Charpennes」でメトロA線もB線もあるので便利です。2度目に行ったときはバスを利用して帰りました。
ただ路線が移民も多いエリアを通るので、危険はないと思いますが途中バスの中の雰囲気が少し変わる点が怖かったです。
蚤の市の様子と戦利品
蚤の市は12月という季節だからか(冬の寒い時期は蚤の市は少ないです)常設のお店と青空市のお店が半々くらいでそんなには多くありませんでした。
夏に行ったときもフランスではバカンスシーズンだからなのか開いていたお店は少しで、常設の会場はシャッターが下りて閉まっているところもありました。
とはいえ常設の会場は大きくて、中へ入ると大きな家具類がメインで置いてあります。
時期的にオフシーズンとはいっても思った以上にお店はオープンしていて、常設のお店はなかなか大きいので見ごたえがありました。
小物類を扱っているお店はあまりなかったのですが、出店しているお店に出ている商品は食器も多くてわりと日本でも人気の商品も多かったです。
パリのヴァンヴやリル・シュル・ラ・ソルグのアンティーク市に比べるとお値段も格安です。
私はちょうど自宅のキッチンのゴミ入れに欲しいと思い探していたホーローの缶を購入しました。
30ユーロのところを値切って15ユーロ(約2000円)にしてもらいました♥︎
私たちは利用しなかったのですが、会場内にはカフェもあり軽食をとったりお茶することもできます。ひと休みしながら1日かけて掘り出し物を見つけるのも楽しいです。
まとめ
Lyon 郊外にある「Les Puces du CANAL」への行き方と蚤の市の様子を紹介しました。
- リヨン市内からLaurent Bonnevay へ(メトロA線)
- Laurent Bonnevay からLe Roulet へ(バス7番または37番) ※37番は日曜は運休
- バス停から徒歩数分
- Les Puces du CANAL
3 Rue Eugène Pottier, 69100 Villeurbanne
- 開催日:木・土・日
- 開催時間:7:00〜15:00(木・日)/ 8:00〜15:00(土)
- バス:7番または37番(37番は日曜は運休)
- Les Puce du CANAL オフィシャルサイト(仏語)
真冬で出展数も少なかったので私たちは11:30には会場を出てバス停へ戻りました。
リヨンはフランス第二の都市であり美食の街として世界でも有名ですが、蚤の市も各地で開催されているので少し足を伸ばして行ってみるのも楽しいです。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
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