2017年8月にボルドー地方のサンテミリオンへ行って来ました!
サンテミリオン(Saint-Émilion)はボルドーワイン産地の1つで、歴史地区は世界遺産にも登録されている茶色の屋根瓦や古い街並が美しい街です。
ボルドーワインの産地だけあって一面に広がるぶどう畑も印象的。
ボルドーからは1日に数本の列車があり、所要時間も約30分くらいで行けます。
私たちはサンテミリオン(Saint-Émilion)で1泊しました。
ここではサンテミリオンのひと味違う、夏ならではの過ごし方を紹介していきます。
ボルドーワインの産地サンテミリオン(Saint-Émilion)を3つのポイントから楽しむ
サンテミリオンはボルドーワインの産地なので、シャトー(ワイナリー)巡りをしたり世界遺産の街をぶらぶら歩いたり、街の至る所にあるワインショップでワインの試飲をしたり、楽しみどころはいくつかあります。
- 世界遺産の美しい街を散策する
- ぶどう畑を眺める(写真スポットを探す)
- 修道院跡の遺跡を見ながらワインを楽しむ
最後の「修道院跡の遺跡を見ながらワインを楽しむ」は、この日宿泊したシャンブルドットのオーナーから「オススメだから是非行ってみて!」と薦めらた場所(Cloitre des Cordeliers)で私たちも一番気に入りました!
地図の8番にある場所で、観光名所の1つにもなっています。
美しいサンテミリオン(Saint-Émilion)の街を散策する
サンテミリオンは石畳で急な坂道が多いので、散策する場合はスニーカーで行くことをオススメします。
世界遺産にも登録されている旧市街の街並みはうっとりするほど美しく、石の壁や石畳が中世の雰囲気そのものでタイムスリップしたかのよう。
坂道が多いのが難点ですが、自分にとっての絶景スポットを探して散策をすることもまた楽しいです。
家並みやちらっと見える庭先をのぞきながら散策。
くねくねした小さな路地を坂道を上ったり下ったり、坂道が多いのでキツイといえばキツイのですが見ていて飽きない景色があります。
サンテミリオンは小さな町ですが、歩いて行ける距離にさりげなくひっそりと(笑)小さなスーパーもありました。
8月半ばの日没は21時半頃でしたが、うっすら日が暮れるまで私たちは散策を楽しみました。
時間帯によって町全体の色合いが変わるところも美しかったです。
フランスの他の田舎の村や街同様に、サンテミリオンの治安もさほど心配するほどではないという印象でした。
周囲に広がるぶどう畑が美しい
サンテミリオンの駅に到着したら目に入るのは「ぶどう畑」。駅から街へ行く時も、街から少し外に出ても一面にぶどう畑が広がっています。
ぶどう畑の中にポツンと建つワイン農家の家もまた情緒があり美しい。
朝も早起きして朝陽が差し込む前のぶどう畑を散策。
キラキラと光に反射するぶどうもとてもキレイでした!!
修道院跡の広場で(Cloitre des Cordeliers)ワインを楽しむ
今回の見どころの中で、一番おすすめなのがコレです!
シャンブルドットのオーナーが薦めるので、行ってみたらすごくよかったのが「Cloitre des Cordeliers」。
中へ入ると広い敷地が広がっていて公園のようになっています。※入場料は無料
メニューには赤ワインもあるのですが、夏はやっぱりスパークリングワイン(Brut)が飲みたくなります。
暑いからなのか、ここを訪れていたほとんどの人たちがスパークリングワインを飲んでいました。
ひとり一杯5.9ユーロ(約750円)払って、グラスを持って中へ。各々が好きな場所でワインを飲みながらゆったりとした時間を楽しみます。
南西部の夏は陽射しが強く暑いので、昼間より夕方頃に行くことをオススメします。
私たちは17:30頃入って、30〜40分くらいゆっくり過ごしました。
入り口にあるショップには、サンテミリオンで生産されたワインなどのお土産やワイングラスが販売されています。
ここで販売しているワイングラスは小ぶりのグラスなんですが、3年くらい前にフランスのどこかで見かけてずっと欲しいと思っていたものでした。
▲写真は買ったものを自宅で撮ったものです。
探し始めてから3年越しに出会えたワイングラスは日本ではなかなか見かけないし大きさ的にもちょうどいいので、1つ5.80ユーロ(約750円)を6つ買いました。
- LES CORDELIERS
- 住所:2 bis Rue de la Porte Brunet, 33330 Saint-Émilion
- 営業時間:毎日 11:00〜19:00
- 公式サイト:http://www.lescordeliers.com/
サンテミリオンのレストランで食事を楽しむ
私たちはサンテミリオンでは昼も夜もレストランで食事をしました。
ランチで入ったのは、街のすぐ入り口にあるフレンチレストラン「Le Medieval」。ここ、すごく美味しかったのでオススメです!
▲街の入り口にあるレストラン「Le Medieval」
- 赤ワインハーフ 17.9ユーロ
- 鴨のコンフィ 15ユーロ
- 鴨のステーキ 17ユーロ
- サラダ 6.2ユーロ
- ガトー・バスク(デザート) 6.7ユーロ
- カフェ 2.2ユーロ
料金は合計65ユーロ(約7500円)でした。
このレストランにお願いして、長い時間は無理だけど大きな荷物をシャンブルドットのチェックイン時間16:00まで預かってもらいました。オーナーマダムもとても親切で雰囲気のいいレストランでした。
- Le Medieval
- 住所:Rue de la Porte Bouqueyre, 33330 Saint-Émilion
- 公式サイト:http://www.restaurantlemedieval-stemilion.com/
夕食は、街の中にある見た目がオシャレなイタリアンに入りました。
▲夕食で入ったイタリアンレストラン
- トマトのタルタル
- マッシュルームのリゾット
- カルボナーラ
- 白ワイン2杯
料金は合計:52ユーロ(約6000円)でした。
見た目は美味しそうなのですが…実は前菜以外は残してしまいました。
- Pixxeria du Vieux Lavoir
- 住所:19 Rue de la Grande Fontaine, 33330 Saint-Émilion
- 営業日:毎日 12:00〜15:00 / 18:00〜22:00
- 公式サイト:http://www.restaurant-st-emilion.fr/la-pizzeria-du-vieux-lavoir/
まとめ
ワインの産地サンテミリオンの見どころを紹介しました。
- 世界遺産の美しい街をぶらぶら散策する
- ぶどう畑を眺める(写真スポットを探す)
- 修道院跡の遺跡を見ながらワインを楽しむ
- サンテミリオンは急な坂が多く、石畳なのでスニーカー必須!
- レストランはフランス料理のほうが美味しい
サンテミリオンの感想を一言で言うならば、「ワインが美味しい!」これに尽きます。
また飲みに行きたいと思っています。もう1回くらいは行くかもしれません。
上記以外にも、街のメインストリートに並ぶワインショップでは試飲サービスがあるので、ぜひ試してみてください。お土産用に買ったサンテミリオン産の赤ワインもすごく美味しかったです!
最後まで読んでくださりありがとうございました。
この記事が、少しでも旅の参考になると嬉しいです!
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