冬のおすすめヨーロッパ

オランダ・アムステルダムのトラム駅で強盗に遭った経験から学んだことと対策を紹介

アムステルダムの運河

私はオランダのアムステルダムに1年ちょっと住んでいたことがあります。

アムステルダムの旅行会社で働いていました。

ヨーロッパでは夏は夜の9時頃まで明るい日が続きますが、夜8時頃仕事がたまたま遅くなり帰る途中のトラム駅で強盗の被害に遭いました。

もう15年以上も前のことですがあまりにもショックな出来事だったため、このときのことは今でも鮮明に覚えています。

私だけでなく海外に長く住んでいる友人でもスリに遭っているので、この経験をきっかけに私はどんなに慣れた場所でも対策を練って気をつけるようになりました。

ここでは被害に遭った時の状況や行動、その後私自身がとっている対策などを紹介していきます。

オランダ・アムステルダムで強盗に遭った場所と状況

被害に遭ったときの状況

夏のヨーロッパは夜9時頃まで明るいです。休暇明けだったのでたまたま仕事が遅くなり帰りが夜の8時頃でした。

夜8時といっても外は明るくて天気も良く気持ちのいい日でした。

私が働いていた場所はホテルオークラの近くにある旅行会社で、アムステルダム中心エリアからはほんの少し離れています。

私が住んでいたのはアムステルダムとアムステルダムフェーンという静かで治安のいいエリアのちょうど境目で、ホテルオークラがあるエリアから通勤するには2つの方法がありました。

アムステルダム市内地図

  1. 職場の最寄り駅からアムステルダム中心地経由でトラムで帰るルート
  2. 職場から駅までは遠いが最短で行けるルート

アムステルダム市内の鉄道やトラムルートを確認したい場合は以下のサイトを参照してください。

参照:アムステルダムの鉄道GBVオフィシャルサイト

アムステルダムのトラム

職場からはRAI Stationのほうが距離でいえば近いのですが、職場から駅までかなり歩くため(人通りも多くない)通勤はアムステルダム市内をぐるりとまわる方法を選んでいました。

この日は天気も良く気持ちがよかったので、RAI Stationから帰ることにしました。

RAI  Stationはわりと大きな駅で階段を上った上にホームがあります。近くにRAIという展示場もあるためイベントがあるときは人通りも多いです。

私がホームでトラムを待っていた時には反対側のホームにも人が多くいましたが、私が乗りたい方向のトラムはトラムがちょうど行ったばかりであまり人がいませんでした。

Amsterdam RAI Station

ぽつんと待っていたときに1人の感じのいいお兄さんがやって来て時間を聞かれました。時計を見て答えると「ありがとう」と言い去って行きました。

しばらくして反対側のトラムがやって来て人がいなくなったその瞬間、急に腕を掴まれて振り返ったら先ほど時間を聞いてきたお兄さんが形相を変えてナイフを向けていて「財布をよこせ」と英語で言っていました。

後から考えたら「財布をよこせ」とちゃんと聞こえているのですが、そのときは何が起きたのかわからなくて(さっき時間を聞いた感じのいいお兄さんが冗談でも言っているのかと思い巡らせ)何も言えずにただ立っていました。

そうしたらもう一度「財布をよこせ」と言われました。

動揺して動けずにいた私に痺れを切らしたのか、力づくでバッグを奪って走り去って行きました。

被害に遭ったらどうするか

バッグには財布や定期券、ちょっとした身の回り品が入っていましたが大金ではありませんでした。アパートの鍵はたまたま上着のポケットに入れていました。

私は動揺していたけれど戻ってナイフで脅されない位置だと判断した時点で「HELP ME!!」と咄嗟に大声で叫びました。

その叫んだ声を聞き付けて自転車で通りかかったオランダ人青年が追いかけてくれたのですが、追いつけず戻ってきて現金を持ってない私をそのままバスで警察まで連れて行ってくれました。

強盗に遭い警察へ

  • 被害に遭ったら警察へ行く
  • 警察へ状況の説明
  • 翌日再び警察へ行きモンタージュ写真を作成

警察から友人に電話したら車ですぐに駆けつけてきてくれて、友人の姿を見た途端にほっとして涙が出て来ました。

ナイフを向けられたという事実が意識していなくてもやっぱり怖かったです。

怖い思いはしたけれど怪我なく無事だったこと&たいしたものは盗られなかったこと、たまたま通りかかった青年が警察まで連れて行ってくれたことが不幸中の幸いでした。

バッグの中に入っていた定期券はその後、捨てられていたものを拾った人が定期の中に入っていた名刺を見て会社に届けてくれました。

警察でモンタージュ写真を作成したところ、日本人観光客を中心に狙っている常習犯だということがわかりました。

強盗に遭わないように出来得る対策

この出来事以来、生活していく上ではもちろんヨーロッパへ旅行に行く時はかなり気をつけるようになりました。

  • 観光客に見えない服装にする(わりと地味め)
  • 夜は人通りが少ないところはサマータイムで明るくても行かない
  • 現金は分散する
  • バッグは斜め掛けかリュックを手前に持つ

日本人というだけで狙われやすいので、とにかくヨーロッパの街を歩くときは周りを注視します。

私がとっている対策については以下の記事も参考にしてみてください。

海外旅行の盗難防止や対応策を実体験に基づいて紹介!

私は強盗に遭った後しばらくの間は、バス停などで時刻表を見たりしているときでも背後に気配を感じたら反射的にパッと避ける癖がつきました。

これは今でも同じで、地下鉄やトラムに乗る時は特にかなり気をつけています。

オランダはスリは多いですが基本的には親切な人が多いので、あまり神経質にならないようにもしています。

アムステルダムやヨーロッパで起きる強盗やスリ

私自身が遭った強盗以外でも、周りの友人や駐在していた知人・同僚もスリや泥棒の被害に遭っています。

  • アムステルダム市内トラムでスリ
  • アムステルダム市内アパートで窃盗団による泥棒被害(オーディオ系など全て盗まれる)
  • ベルギー・ブリュッセル / グランプラスでスリ(10万円以上入った財布をすられる)
  • フランス・エクサンプロヴァンスの教会内でパスポートをすられる

どれも在住歴3年や5年の会社の同僚や駐在していた友人が被害に遭いました。

フランスのエクサンプロヴァンスでパスポートを盗まれた件だけは日本在住の旅慣れた友人です。

友人の1人はアメリカにも数年住んでいたことがあり感覚は日本人とは違うのですが(油断してない。見た目もアメリカ人みたい。)、それくらいスリ犯の手際がいいということなんだと思います。

ただ彼女の場合は早めに気付いて盗られずに済んでいました。

ヨーロッパではスリは日常茶飯事で起きていると考えたほうがいいです。そしてスリや強盗に遭っても追いかけないことが大切です。

まとめ

オランダ・アムステルダムで強盗の被害に遭ったときの状況や、その後遭わないようにしている対策を紹介しました。

  • 目立たない服装でいる
  • 現金は分散する
  • 狙われにくいリュックやバッグを使う(肩掛けだと狙われやすい)
  • スキミング防止カードを使う

私は1人旅をするときは特にパッと見た目に女性に見えないようにニット帽やフードをかぶったりなど工夫をします。

どうしても早朝とか夜に移動しなければいけないときは防犯ブザーを持参していつでも取り出せるようにもしています。

スリが多いとはいえオランダは親切な人が多いので比較的安心して歩ける街です。

個人的にはパリの地下鉄のほうが怖いです。

最後まで読んでくださりありがとうございました!
この記事が少しでも旅の参考になると嬉しいです。

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