この夕陽が見れるスポットは、赤木名海岸を少し先に進んだ道路沿いにあります。
赤木名海岸までは奄美空港から車で約17分です。奄美大島内を走っているしまバスでも移動できますが、運行本数は多くありません。
赤木名海岸は湾に囲まれた小さな海岸です。
沖合いには、奄美では神様が立ち寄る場所と言われている立神(たちがみ)が見えます。
赤木名海岸からも夕陽を眺めることはできますが、今回紹介する場所はもう少し先にあります。
奄美大島、笠利町赤木名のタチガミが立つ海岸で眺めた夕陽が絶景!
名称がないので場所を特定できないのですが、伝泊 The Beachfront MIJORAを左手にさらに先へ進むと小さな展望台が見えてきます。赤木名海岸からこの場所までは、車なら約3分、徒歩なら約19分です。
小さな展望台ともいえるその場所には狭いけれど車を停める場所があり、海岸へ降りることができる小さな階段があります。
下へ降りると、日没の少し前には夕陽を眺めるためにスタンバイしている人もちらほら。
太陽が沈み始めると、周囲にいた人たちもお喋りをやめてあたりは静けさに包まれます。
聴こえてくるのは波の音と、シャッターを押すカメラやスマホの音だけ。
ここで見る夕陽は温かく空を包み込むかのように優しい、穏やかなもの。
運が良ければ地平線にグリーンフラッシュが見れるかもしれないと、最後の最後まで夕陽を見つめる人も少なくありません。小さいけれど、まるで映画館のプレミアムシートに座っているかのような特別感を味わえる場所。
夕陽が沈んだその後の景色も美しい。その場所を立ち去るのが名残惜しく思えました。
この海岸には砂浜の代わりに、波に削られて丸くなった石がゴロゴロ転がっています。
ハート型にも見える大きな石を見つけました。
奄美では石には魂が宿ると言われています。万が一持ち帰ると災いが降りかかると言われているので、軽い気持ちで石を持ち帰らないようにしましょう。
※丸い石が転がる海岸といえばホノホシ海岸が有名で、テレビドラマでも紹介されていました。
沈んだ後の空も美しく、ずっと見入っていたい風景がそこにはありました。
この場所は特にスポットして名前がついていないのでGoogle MAPにも表示されていません。伝泊 The Beachfront MIJORAを目標にしたら行きやすいです。
伝泊 The Beachfront MIJORAなら、部屋から直接夕陽を眺めることができます。
参考までに、赤木名海岸以外で美しい夕陽が見れるスポットならここ。
▲奄美在住の妹による撮影
奄美の南側に位置する瀬戸内町にある、西古見 三連立神です。
ここで見る夕陽は力強く、パワーを感じます。少し行きづらい場所なので、もし行くなら事前に調べてから行くことをおすすめします。
赤木名の夕陽を眺めることができる周辺の宿泊施設
伝泊 奄美 古民家 (港と夕陽の見える宿)
近くの郷土料理が食べれるお店 / 元祖鶏飯が人気の「みなとや」