ル・ピュイ(ル・ピュイ=アン=ヴレ)へ行く目的は主に3つあると思います。
- 黒いマリア像と崖の上に建つ教会を見る
- 世界遺産でもあるサンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路に行く
- 美しい村巡りの拠点の1つにする
ル・ピュイは小さな街ですがその不思議な景観やマリア像を観るために訪れる観光客も多いです。またレース編みでも有名な街として知られています。
私たちはフランスに点在する美しい村巡りの拠点の1つとしてだけでなく、レンタカーを借りる場所としてル・ピュイを選びました。
ここではル・ピュイ=アン=ヴレへの行き方について紹介していきます。
サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼とは
サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路はフランス各地からスペインへ通る路のことを言います。
サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路とは:キリスト教の聖地であるスペイン、ガリシア州のサンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路。おもにフランス各地からピレネー山脈を経由しスペイン北部を通る道を指す。Wikipediaより
この巡礼路には4つのコースがありそのひとつが『ル・ピュイの路』と言われていて、そのスタート地点がル・ピュイ=アン=ヴレ(Le Puy)です。
サンティアゴ・デ・コンポステーラへの路:ウィキペディア より
Le Pey – Conques – Moissacと続くのが【ル・ピュイの路】です。
Moissacはトゥールーズから鉄道(SNCF)でも行くことができます。
ル・ピュイ(ル・ピュイ=アン=ヴレ)への行き方
日本からル・ピュイへ行くには主に2通りの方法があります。
- パリから飛行機またはTGVでリヨンへ行き、鉄道でル・ピュイへ移動する(約2時間半)
- パリから飛行機または鉄道でクレルモン・フェランへ行き、ル・ピュイへ移動する(約2時間強)
私たちはリヨンに行ったことがあり多少慣れていたので、リヨンからル・ピュイへ行く方法をとりました。
リヨンから鉄道で行く
日本からリヨンへ直行便はないのでパリのシャルル・ド・ゴール空港経由で飛行機またはTGVでリヨンまで移動します。
サン・テグジュベリ空港からリヨン市内まではローヌ・エクスプレスで移動します(約20〜30分)。
シャルル・ド・ゴール空港からTGVで行く方法については以下の記事を参考にしてみてください。
リヨンからル・ピュイまではフランス国鉄(SNCF)で移動します。
- 日に6〜10本の鉄道がある ※土日は本数が減るので注意
- 料金は2等25.80ユーロから
- 所要時間は約2時間半
夏のバカンスシーズンには通常運転(2時間半)のルートが1週間くらい運休となり5〜6時間かかるルートになる時期があるので、夏に行く場合は注意が必要です。
私たちはまさに8月のバカンスシーズンに行ったのですが、2018年は8/14からの1週間が5〜6時間かかるルートになっていました。
クレルモン・フェランから鉄道で行く
クレルモン・フェラン(Clermont-Ferrand)は4つの空港からの発着があります。
- パリ / オルリー空港
- パリ / シャルル・ド・ゴール空港
- リヨン / サン・テグジュベリ空港
- アムステルダム(オランダ) / スキポール空港
情報元:Wikipediaより
日本からの直行便はリヨン同様ないので、行くならエールフランス航空でパリ(シャルル・ド・ゴール空港)経由で移動するほうが便利です。
パリから鉄道で移動する場合はGare de Bercyから約3時間半、料金は58ユーロからあります。
クレルモン・フェランからル・ピュイへは鉄道で移動します。
- 日に6〜10本の鉄道がある ※土日は本数が減るので注意
- 料金は2等25.80ユーロから
- 所要時間は約2時間強
フランス国鉄(SNCF)
リヨンまたはクレルモン・フェランからル・ピュイへの移動はフランス国鉄(SNCF)を利用します。
フランス国鉄の予約の仕方については以下の記事を参考にしてみてください。
まとめ
フランスの中部ローヌ・アルプ地方にあるル・ピュイ=アン=ヴレへの行き方を紹介しました。
- パリから飛行機またはTGVでリヨンへ行き、鉄道でル・ピュイへ移動する(約2時間半)
- パリから飛行機または鉄道でクレルモン・フェランへ行き、ル・ピュイへ移動する(約2時間強)
私たちはル・ピュイの中心地にあるHeartzでレンタカーを借りて周辺の村をまわったのですが、レンタカーを借りるにもル・ピュイの街はさほど大きくなくちょうどよかったです。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
ル・ピュイの街の見どころについては以下の記事を参考にしてみてください。