エノテカショップが運営するレストラン「エスプリ・ド・タイユヴァン」は、東京・丸の内ビル街の一角にあります。
エノテカとは東京に本社を持ち、独自のビジネスモデルでワインの買い付けから、小売り、通販、卸売、国際事業までを展開しているワインショップです。
エスプリ・ド・タイユヴァンは、フランスを代表する老舗グランメゾン、タイユヴァン・パリの品質を気軽に楽しめるカジュアルダイニングレストランです。
滅多に外食をしない夫が自ら行きたいと言ってくるのは珍しいので、結婚記念日である11月に行ってきました。
結論からいうと、
エスプリ・ド・タイユヴァン@東京・丸の内でスペシャルランチを楽しむ
東京・丸の内にあるエスプリ・ド・タイユヴァン
エスプリ・ド・タイユヴァンは、パリの歴史あるレストラン、タイユヴァン・パリの品質を気軽に楽しめるカジュアルダイニングレストランです。ワインショップエノテカがパリのタイユヴァンとパートナーシップを締結し運営しています。
タイユヴァンといえば1973年から33年間三つ星を守り続けた最も予約が難しいレストランのひとつで、ワインのセレクトも高い評価を受けています。パリ、レバノン・ベイルート、東京・日本橋髙島屋に「レ・カーヴ・ド・タイユヴァン」というワイン専門店を展開しています。
ワインショップも併設されていて(そのワインはエノテカオンラインショップでも購入可)、レストランで飲んだワインを購入することや、購入した商品をレストランで楽しむことも可能です。※1,100円の抜栓料が必要となります。
エスプリ・ド・タイユヴァンで検索すると、オフィシャルサイトと
メインのブフ・ブルギニョンをオーダーしたが、牛の大きな塊肉をブルゴーニュの赤ワインでじっくり煮込んでデミグラス風のソースがたっぷりかけてある。(中略)付け合わせのマッシュポテトのバターの香りがうっとりするほど美味しく、滑らかな舌触りが素晴らしい。これだけの料理をランチコースで気軽に頂けてこの価格は安いと思う。
グランメゾンの前菜やメインをリーズナブルな価格で楽しめる。前菜で出てきたオニオングラタンスープが美味しくワインが進む。またワインの品揃えが素晴らしく、料理とワインのマリアージュが最高。ランチで行ったがディネでまた訪れてみたい。
ビジネスランチで行く場所としても楽しめる。ワインは30種類くらいのグラスワインから選ぶのが基本だが、タイユヴァンではオリジナルセレクションボトルがずらりと並んでいる。
ここがお得感があるのは、エノテカ系ということでお店のセラーで販売しているボトルワインをコルケージとして1100円払うことだけで、食事に合わせて飲めること。通常であれば小売価格の2-3倍となるワインをお家感覚で楽しむことができるのは良いと思う。
▲口コミにもあるブフ・ブルギニョンは看板メニューです。
口コミを読んでさらに気になり調べてみたら、2020年11月にオープンしたときに紹介された記事が出てきました。
- パリの名店「タイユヴァン」が、110種類のグラスワインと食事のペアリングが楽しめる「Les 110 de Taillevent」を2015年秋にロンドンで開業した際、フランス大好き人間に向いている、とメディアで紹介された。
- ワイン好き美食好きには天国と思えるようなタイユヴァンの新業態「エスプリ・ド・タイユヴァン」が、2020年11月5日開業の「丸の内テラス」1階にオープンした。
- 目玉のひとつは約260種類のタイユヴァンセレクトのフランスワインが飲めること。
- 仏のタイユヴァンは専門家チームが750もの契約ワイナリーを定期的に訪問し、ワインがよければ小さな生産者のものも扱う。同時に、選ばれた生産者による限定「コレクション・タイユヴァン」も有名で、東京でも40銘柄ほど扱う。
参照元:GQオフィシャルサイトより
- エスプリ・ド・タイユバン
- 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1丁目3−4 丸の内テラス 1階
- オフィシャルサイト:enoteca.co.jp
どんな服装で行ったらいいのか?
エスプリ・ド・タイユヴァンは、カジュアルなダイニングレストランというコンセプトで運営しています。
私たちが行ったのは平日だったからか、丸の内で働いているんだろうと思われる人たちが数名(一人は女性でカウンター席、もう1人はサラリーマンで外のテラス席)、ランチをしていました。
女性の服装はオフィスカジュアル系、男性はスーツではなくさらにカジュアルな服装。スタッフの方達もフレンドリーで優しいので服装を咎めるような雰囲気は全くありません。
私はワンピース、夫はカジュアルなシャツとパンツで行きました。
ディナーに行く場合はもう少しおしゃれしていくと気分も盛り上がっていいかもしれません。
通常メニューとスペシャルメニュー
エスプリ・ド・タイユヴァンではランチとディナーでメニューの内容が少し異なります。
- ランチ:4種類から選択のセットメニュー+アラカルト(※要確認)
- ディナー:通常メニューとスペシャルメニュー
※時期によって提供できるスペシャルメニューがあります。例えば今この記事を書いている1月は、仏アルザス地方のスペシャルメニューがあります。
曜日により異なる事前予約制のペアリングセミナーも開催していて、料理に合わせたワインを一緒に楽しむこともできます。
エスプリ・ド・タイユヴァンでスペシャルランチを楽しむ
エスプリ・ド・タイユヴァンは丸の内にあるビル群の一つ、丸の内テラスに入っていて、店内はあまり広くはありません。
9人くらいが座れるカウンター席に、テーブル席が3つ。お店に併設して外からも見える大きなワインセラーがあります。
入り口にあるメニュー板はフランスのビストロふうで気軽に入りやすい雰囲気です。
私たちが予約したのは11月22日の結婚記念日です。
平日の13時に予約したからか店内は空いていて、カウンター席に女性が1人、テーブル席にあとから入ってきたサラリーマンが1人いただけでほとんど貸し切り状態でした。
ジビエの季節でもあり、ランチには通常メニューとは別にスペシャルメニューが用意されていました。
私たちが選んだのはスペシャルメニュー。メインは2人ともジビエ料理の蝦夷鹿のロティを選びました。
通常メニューでも蝦夷鹿のロティを選べますが、通常コースとスペシャルメニューのコース内容は少し異なります。
スペシャルランチメニューは4品+ドリンク付きで、珈琲、紅茶、オレンジジュース、ジンジャーエール又はグラスワイン(泡、白、ロゼ、赤)から選ぶことができます。
本日のスープ
合わせたワインはボジョレーのロゼ。
このロゼがすごく美味しくて、食事の後にも1本買って帰ったくらいに気に入りました。
バゲットも美味しい。
季節のサラダ
お花も食べれる季節のサラダは美しく、美味しかったです。
夫がメインの前にオーダーした赤ワイン。
と、メインに合わせて選んでもらった赤。
メインの蝦夷鹿のロティとフランス産フォアグラ(晩秋の実りのロッシーニ〜1周年記念スタイル〜)
メインは5種類あった中から蝦夷鹿を選びました。
- ポルチーニ茸と旬のキノコのクリームリゾット
- サーモンのヴァプール
- 豚と栗のカイエット
- 和牛ホホ肉の赤ワイン煮込み
- 蝦夷鹿のロティとフランス産フォアグラ
これが、もう本当に美味しくてほっぺたが落ちるくらいに美味しかったです。
とろけるようなフォアグラも美味しかったですが、付け合わせのお野菜と、そしてソースも絶品!
デザート
さっぱりとしたムースのデザートは目で満足、食べて満足。コースのいいところはお腹いっぱいになりすぎず、でも満足するところだと思います。
どれも美味しかった。そして記事を書いていたら、また行きたくなりました(笑)。
紅茶と一緒に最後までぺろり、満足のコースでした。
エスプリ・ド・タイユヴァンへ行くなら事前予約が必須
エスプリ・ド・タイユヴァン は座席数が少ないので、事前予約したほうが無難です。
食べログで2週間先まで予約が可能です。
エスプリ・ド・タイユヴァン@東京・丸の内のスペシャルランチが最高だった
スタッフの方は優しく親切で、メニューやワインのことを聞いたら楽しく快く教えてくれました。食べて満足、見て満足、そして雰囲気も最高のお店でした!
食事の後は丸の内を少し散策。
パリのカフェのような雰囲気のレストランがあちらこちらに。
雨じゃなければもっと散策したかった!
エスプリ・ド・タイユヴァンは料理もワインも美味しいので、また行きたいお店の一つです。