フランスにはサルグミンヌやジアン・サンタマンなど、日本では見ないようなデザインや柄が魅力的な窯元があるのですが、日本にも同じように窯元があるにもかかわらず今まで興味を持ったことがありませんでした。
それから益子焼について調べたらアンティークふうの器を作陶している人気の作家さんがいるということや、陶器市ではあっというまに売れてしまうほど陶器が人気があるということなどを知りました。
コロナの影響で海外へ行けない時期が長く続いていることが、日本の陶器の良さに気づくきっかけになったのかもしれません。実際に手にしてみたら、特別な日ではなくふだんの食卓に使ってみたいと思いました。
作家さんや窯元について調べたら、いろいろあってわからなくなりそうなので(笑)自分の備忘録を兼ねて書いてみたいと思います。
おうち時間を楽しく
益子焼とは
益子焼は栃木県益子町周辺を産地とする陶器です。
益子焼は江戸時代末期、笠間で修行した大塚啓三郎が窯を築いたことに始まると言われます。以来、優れた陶土を産出すること、大市場東京に近いことから、鉢、水がめ、土瓶など日用の道具の産地として発展をとげます。
現在、窯元は約250、陶器店は50。若手からベテランまでここに窯を構える陶芸家も多く、その作風は多種多様です。春と秋には陶器市が開かれます。引用元:益子町観光協会ホームページ
益子焼のリム皿。ぽってりとして可愛いです❤︎
アンティークふうの人気のある益子焼きの食器たち
アンティークをモチーフとして作られた、益子焼の窯元と作家さんを紹介します(※敬称略)。
- よしもと窯(on the table)
- 広瀬佳子
- 内山太郎
- 猪原朱乃
- 佐藤敬
- 豊田雅代
- 町田裕也
よしもと窯(on the table)
私が益子焼を調べていて最初に見つけたのが、よしもと窯(on the table)でした。
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このぽってりとした八角プレートがほしい・・・!
インスタで、 #onthetable #よしもと窯 というハッシュタグを見たらすっかり夢中になってしまったほど見入ってしまうような素敵なプレートがたくさんあります。
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よしもと窯は「器好きな人たちにもっと気軽に陶器を買って欲しい」と、on the tableとしてウェブショップを始めたそうで、お値段も比較的手頃で手に入れやすいです。現在は30名ほどで運営しているそうです。
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西洋皿は人気が高く、入荷と同時にすぐ売り切れてしまうことも多いですが、新作が出る頻度も高いのでじっくりと探しながら増やしていくのも楽しいと思います。
よしもと窯(on the table)のオフィシャルサイトをみる
広瀬佳子
インスタで益子焼の器を探していて目に留まったのが広瀬佳子さんの器でした。オーバル形のアンティークふうリム形がうっとりするほど素敵です。
フランス製サルグミンヌ社のリム形のアンティークプレートを実際に持っているのですが、それよりもぽってりと厚みがあるデザインです。
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そこに置いておくだけでその場の雰囲気が変わるような美しいリム皿。一枚欲しい…。
他にもコレクションしたくなるような素敵な作品がたくさんありますが、広瀬佳子さんの陶器の中ではこのリム皿が大人気で一つは手に入れたいです。
内山太郎
内山太郎さんの作品は柔らかな曲線と直線を使った作品が多く、個人的には曲線のオーバル形とオクトパル(八角)が好きです。
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カレーを食べるときに使いたい器って書いてありますが、この器で食べるカレーはちょっと贅沢でウキウキワクワクしそう。
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黒いリムプレートもシックで存在感があって素敵です。
猪原朱乃
猪原朱乃さんも人気のある作家さんです。オーバル形のプレートやオクトパルに、ほんのり色が入ったプレートが雰囲気があってかわいいです。
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こんな可愛い豆皿に小松菜の和え物など入れたら、ふだんの食卓がどんなに素敵になることでしょう。
佐藤敬
佐藤敬さんの器は北欧インテリアにも合いそうなほっこり優しい作品が多いです。
私が最初に買った益子焼が佐藤敬さんのスープ・マグ。表面のざらっとした手触りと優しい色あいに一目惚れして購入しました。
ざらっとした土の風合いや、ところどころに入っているコーヒー色の素朴な色合いがなんともいえないです。
スープだけでなくカフェオレボウルとして、又はシリアルボウルとしても使えると書いてありますが、お粥を入れるのにもちょうどいい大きさでした。
佐藤敬さんのスープマグはよしもと窯(on the table)で不定期に販売されています。
他に気になっているのはお茶碗。ほっこり優しい色合いを揃えたくなります。
豊田雅代
豊田雅代さんの作品はデザインがエレガントで、クリスマスや誕生日など特別な日に使いたくなる器です。
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グレーも藤色も陶器だからこその美しい色合い。さりげなく入ったモチーフデザインが品があり、一枚あったらテーブルが華やかになりそうです。
町田裕也
町田裕也さんの器はほっこり優しく、インテリアを選ばずふだん使いに集めていきたくなるような陶器です。
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このワンプレートがほしい!!スイーツをのせたり、この器を使うだけでカフェのようなお洒落なテーブルになりそうです。
益子焼以外のアンティークふう西洋皿
益子焼以外で気になった洋皿をメモ代わりに記録します。※気になるものを見つけたら追記していきます。
萬古焼 土本製陶所
萬古焼(ばんこやき、万古焼)は、陶磁器・焼き物の一つで、葉長石(ペタライト)を使用して耐熱性に優れた特徴を持つ。陶器と磁器の間の性質を持つ半磁器(炻器)に分類される。
三重県四日市市の代表的な地場産業であり、1979年(昭和54年)1月12日から経済産業大臣指定伝統的工芸品に指定されている。Wikipediaより
臼杵焼 USUKIYAKI研究所
臼杵焼(うすきやき)は、豊後国臼杵藩 (現在の大分県臼杵市)内で、稲葉氏の藩政時代のごく限られた期間に焼かれていた焼き物である。Wikipediaより
まとめ
益子焼のアンティークをモチーフにした、西洋皿が可愛い窯元と作家さんを紹介しました。
有名な作家さんの作品は素敵で素晴らしいのですが、お値段が高価な作品は庶民の私は使うのに躊躇してしまうので(笑)、手頃に買える窯元を探してみるのも楽しいかもしれないと思いました。
お気に入りの陶器がある生活はほっこり優しく、生活に少し潤いが得られるような気がします。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
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