フランス語を勉強したほうがいいと実感したのは、2011年にひとり旅で南仏を訪れたとき。
エクサンプロヴァンスからアヴィニョンへ行くバスに乗る予定で出発30分前にバスターミナルでチケットを買ったのですが、フランス語が全く理解できず英語も通じなかったためバス乗り場の番号がわからなくて乗ることができず..。目の前にバスが並んでいるにも関わらず、です。
そのとき初めて、「un(アン)、deux(ドゥー)、troix(トワ)」しかわからないフランス語ではフランスを旅することは(田舎へ行くならなおさら)厳しいと感じました。
このときは親切な台湾人の学生に出会い助けてもらって、なんとか次のバスに乗ることができてアヴィニョンまで移動することができましたが、この旅の帰国後からフランス語を勉強することを決めました。
結論から言うと、私は飽きっぽくて勉強がなかなか続かないので万年初級レベルですが( ;∀;)、かろうじて日常会話の初歩的なことは聞き取れて話せるようになりました。
現在も(ゆっくりと)一応進んではいるので、使っているテキストなどを記録のために書いておきたいと思います。
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全くの初心者からフランス語を学ぶのにおすすめの学習本
私のフランス語レベルは現時点では、まだまだ入門に近い初級レベルです( ;∀;)。
現在はNOVAのフランス語会話を週に1度習っていて、入門から少しだけ脱出したような初級レベルをなんとか保っている状態です。NOVAのフランス語のレベル分けは以下のような感じです。
LEVEL 1 | 挨拶からスタート! |
LEVEL 2 | 挨拶、自己紹介 |
LEVEL 3 | 何とか意思疎通 ←今ココ |
LEVEL 4 | 決まったフレーズで受け答えできる |
LEVEL 5 | リラックスして日常会話を続けられる |
LEVEL 6 | 不自由なく日常会話ができる |
LEVEL 7 | ビジネスの場でも使える |
せめてLEVEL 5までは行きたい!と思いますが、とりあえずLEVEL 4を目指そうと、今ブログを書きながら思いました( ̄▽ ̄)。※ちなみに英会話は一応LEVEL8(仏語でいうLEVEL7)まではいきました。
NOVAで仏語会話レッスンを始めるまでは、約3年間、NHKのフランス語講座を繰り返し観ていました。その後にフランス語をちゃんとやろうと思い、重い腰を上げて参考書を探しました。
フランス語の基本を学ぶための3冊
飽きっぽい私がこれは使いやすいと思っている、超基本の一冊です。
アルファベットの読み方から数の数え方、発音の仕方、フランス語の綴り字(文字の上にある記号みたいなもの)、文法など必要な基本が書いてあります。これはフランス語を話せるようになるには、全て必要なことです。
正直フランス語の基本を勉強するのは楽しくないです( ;∀;)。文法だけを見ているとどうもやる気がなくなってくるので、私は仏検の公式問題集をやりながら、わからない点が出てきたら見るというふうにして使っています。
フランス語のABC
私が持っているのは旧版ですが、今は新版が出ているようです。
文法に関してはさらに2冊を使っています。※フランス語のABC一冊でも十分だと思いますが、私は飽きっぽいのであらゆる角度から自分を飽きさせないためにさらに使っています。
新・リュミエールフランス文法参考書
新・リュミエールフランス文法参考書は、フランス語のABCと違う点は、練習問題が多い点です。繰り返し問題を解くことでフランス語の基礎の力がつくように感じます(続けられれば)。
ケータイ万能 フランス語文法
ケータイ万能 フランス語文法は、ちょっと小ぶりの文法書なのでその名の通り携帯して勉強するのにおすすめですが、知りたい文法を探しやすく構成されているので見やすい上に使いやすいです。
私はケータイ万能 フランス語文法を参考にしていますが、増補版もあるようです。※口コミには増補版は初心者には少し難しいとも書かれています。
単語を覚えるならこの1冊
私と夫が愛用しているのが「これなら覚えられる!フランス語単語帳」。
この単語帳のCDは、フランス語→日本語→例文 の順番でちょうどいい速さのテンポで流れます。
- 初心者から中級者向け
- 約1500語(動詞190、形容詞150、名詞940、前置詞35、副詞90、その他120)
- 意味の関連性・類似性に従ってグループ分けされている
- 約800の見出し語に例文あり
流して聴いているだけで自然に頭に入っていくので、個人的にはこの単語帳はすごく使いやすくて気に入っています。
これなら覚えられる!フランス語単語帳
聴き流しにおすすめの参考書(旅行向け)
観光旅行に特化していますが、意外とおすすめなのがこの参考書です。
CDは、タイトル(例:紛失・盗難)→フランス語→日本語訳→複数の例文 の順番で読み上げます。これが不思議なもので、繰り返し聴いていると自然に覚えていたりします。
- 基本表現(挨拶など)、飛行機、ホテルなど旅行に必要なシチュエーションで構成されている
- フランス語の発音が自然に身に付く
シチュエーションは以下で構成されています。
- 基本表現(挨拶)
- 飛行機、そして空港で
- ホテルで
- 乗り物に乗る
- 食事をする
- 街を歩く
- 買い物をする
- エンターテイメントを楽しむ
- コミュニケーションをとる
- トラブルに遭遇したら…
試しに買ってみた朗読CD(2021年10月〜お試し中)
「耳を慣らす」ためのリスニング用に最近手に入れたものです。
星の王子さま
超音読レッスン フランス語で読むシャルル・ペローのおとぎ話
電車移動やウォーキング、仕事をしながら聴き流しています。聴き流す目的は「フランス語のリズムと韻を憶えること」。以下の3つを目的にしています。
- フランス語の発音を聴きとる
- 何度も繰り返して、聴いてリズムを叩き込む
- 気に入ったフレーズは暗記するまで聴き込む
まとめ
全く知識のない状態から、かろうじて日常会話の入り口までは話せるようになった私が使っている参考書を備忘録として紹介しました。
私自身も仏検5級→4級までは取得しました。仏検対策は公式問題集1冊で十分ですが、辞書引き代わりに上記に挙げた参考書を併用するとわかりやすいです。
最近では積極的にフランス語を勉強していなかったので、この記事を書きながら、勉強を再開しようかなという気になってきました。
進捗があったらまた追記したいと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
この記事が少しでも参考になりましたら嬉しいです。
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