家を購入するときには火災保険もセットで加入することが住宅ローン借入時の条件となっています。
住宅は大きな買い物なのでほとんどの方が住宅ローンを組んで火災保険に入ると思いますが、手続きの多さに詳細まで調べなかったりその時は調べても時間と共に内容を忘れていく方も多いと思います。
私たちが住む地域は神奈川県で滅多に雪は積もりませんが、数年前に大雪で屋根に設置している落ち葉ネットが雪(氷)の重さで曲がって落ち葉が詰まり雨どいが壊れてしまったことがありました。
大雨の度にちゃんと流れない水がドボドボと雨どいの上から直接地面に打ち付けて、大きな音がすることが気になっていました。
雪災による修理費用は火災保険でカバーできます。
ここではセコムのマイホーム保険(火災保険)を例として、補償内容から保険請求のために実際に行った手続きの手順を紹介していきます。
一般的には火災保険と呼ばれていますが、実際は「マイホーム保険」「住まいの保険」などという名称になっている商品が多いです。→家に関わるものの保険という認識です。
火災保険の補償内容の例(セコムの場合)
我が家はセコムのマイホーム保険(火災保険) に加入しています。
セコムのマイホーム保険(火災保険)は価格コムの比較ランキングでは2位です(2018年現在)。
私たちが住宅ローンを組んだときには銀行から薦められた保険会社がありました。
でも金額が高かったので他社も含めて比較検討していたところ、セコムのホームセキュリティを入れている場合はセットで加入すると割引があるということを知り、補償内容も他社とさほど変わらないためそれが決め手で加入しました。
セコムのホームセキュリティに入るならセコムのマイホーム保険(火災保険)はおすすめですが、そうでない場合は数社に見積もり依頼をして比較検討することをおすすめします。
※セコムのマイホーム保険
- チャブ保険
- AIG損保
- AIU保険
- 共栄火災
- セコム損害保険
- 日新火災
- 三井住友海上
- 楽天損保
- 損保ジャパン日本興亜
- あいおいニッセイ同和損保
- 東京海上日動
- NIA(ニューインディア)
セコムマイホーム保険(火災保険)の補償内容
セコムのマイホーム保険(火災保険)には3つの補償タイプ(ワイド・ベーシック・スリム)があります。
基本の補償内容と保険の対象を選んで特約をオプションで付けるかどうかを決めていきますが、大抵の火災保険では下記の1〜3の災害・被害は基本補償になっていることが多いです。
※風災等の補償の有無は保険会社によって選べる場合もあります。
- 火災、落雷、破裂、爆発
- 風災、雹(ひょう)災、雪災
- 盗難、通貨等の盗難(保険の対象に建物を含む場合)
我が家の場合は家の裏に裏山があり秋から冬にかけて落ち葉の量が多いため、屋根に落ち葉ネットを設置しています。
設置した落ち葉ネットが大雪の際に氷の塊となりネットごとぐにゃりと曲がって中途半端に外れてしまった結果落ち葉が雨どいに詰まってしまい、雨どいの修理が必要になりました。
雨どいの破損は雪災によるものなので、補償内容に【雪災】と記載があることを確認して申請手続きを行っていきました。
申請から工事終了までの手順と流れ(セコムの場合)
申請をしてから工事終了までの手順や手続きと流れです。
手続きの流れ
- 災害に遭う
- 保険会社へ連絡&確認
- 施行業者選定&見積もり依頼
- 書類を揃えて保険会社へ送る
- 保険会社による調査&審査(2〜3週間)
- 通知後保険金振込
- 工事開始
- 工事完了後支払い
私が手続きをした際はこの流れで行いました。
必要な書類
保険会社へ送る書類の一覧です。
- 保険会社から送付されてくる依頼書
- 修理にかかる見積書(業者へ依頼)
- 破損箇所の写真
送る書類には【修理にかかる見積書】と【破損箇所の写真】が必要なので、手順(3)にあるように施行業者の選定が必要になってきます。
業者を捜すポイント
我が家は地元にある外壁や塗装専門の施行会社へ依頼しました。
住んでいる場所で信頼のある地元の修理専門の施行会社があれば、個人的には地元の会社にお願いしたほうがいいと思っています。
地元にどんな会社があるかどうかわからない&面倒な場合は近所で聞いてみたり、ネットで検索して問い合せるのも1つの方法です。
業者選定では支払い時期(工事完了後の方が安心)もチェックポイントの1つです。
セコムから支給された保険金額
修理に伴う保険金は全額が支給されない場合もあるらしいのですが、セコムの火災保険の補償は見積もりした金額の全額+見舞金として+αの金額が振り込まれました。
- 修理にかかる見積額全額(約40万円)
- 見舞金
見舞金の内訳は契約内容にも記載されているのですが、臨時費用保険金補償特約と残存物取片付け費用保険金が損害保険金の約10%支払われました。
申請から工事完了までの期間
- 保険会社へ連絡してから書類が届くまで約1週間
- 施行会社へ依頼して見積もりを受け取るまで約1〜2週間
- 保険会社の審査から振込まで約2〜3週間
- 施行工事 2〜3日(足場の設定から取り外しまで含めると約1週間)
申請から工事完了まで間を空けずに手続きをすれば1ヶ月〜1ヶ月半くらいで終了します。
我が家は書類の提出が遅れたり工事自体の日程が決まらなかったりしたこともあり、申請から完了まで3〜4ヶ月かかりました。
雪災で被害に遭った雨樋の修理に火災保険で手続きをするまとめ
雪災により破損した雨どいの修理の保険会社への申請から工事完了までの流れと詳細を紹介しました。
雨が降るたびにボトボト大きな音で落ちる音が気になっていたので、それがなくなっただけでもかなり安心しました。
火災保険に加入していても実際に請求する事例は少ないと思うかもしれませんが、火災以外の風災や雪災・盗難に遭った場合なども適用される可能性があるので加入している保険の補償内容を1度見直してみることをおすすめします。
家作りに関しては以下の記事も参考にしてみてください。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
この記事が少しでも参考になると嬉しいです。
ホームセキュリティを選ぶならセコム