その姿は見るのも想像するのも嫌なんですが、そのGをまさか連日見ることになるとは思わなくて(1匹見たらその50倍はいると言われますよね)、これはまずいと思い対策をすることにしました。
最低限の侵入口を塞ぐ対策をしつつ、Gが嫌いな環境を整える努力をした方がストレスも少ないので、実際にやったこと&調べたことをここでは紹介したいと思います。
追記:対策をした後はGを見かけることはなくなり、その後2度見かけたGはひっくり返って弱っていた状態でした。対策したホウ酸団子が効いたんだと思われます。
※Gそのものの画像は載せておりませんので安心して読み進めてください。
ゴキブリの侵入経路と防ぎ方
敵を知る(ゴキブリの生態)
Gを見るのはトイレやキッチンが多いです。水や食品カス・アンモニア臭があるこの2つの場所に集まります。
Gは成虫と幼虫で大きさが異なります。成虫の場合は隙間5mm、幼虫の場合は0.5mmの隙間でも入ってこれるらしいです。
ゴキブリの侵入経路と防ぎ方
今まであまり気にしたことがなかった隙間ですが、実際に我が家の隙間や侵入経路をリストアップしてみました。
- 玄関のドア
- 窓
- 台所・風呂場・トイレ・室内の換気扇と換気口
- 台所・風呂場・キッチンの流し・洗濯機の排水口と通し穴
- エアコンの室外機・排水ホース・通し穴
- モノ(段ボール・観葉植物・プランター)にくっついてやってくる
玄関のドア
我が家の場合…内側からゴムのような留めるものがついていて気密性優先になっていますが、経年による若干の歪みから小さな隙間がありました。
この隙間を防ぐにはパッキンや隙間テープを利用します。100均でも買えますが、近くに100均がなければ以下から探してみてください。
隙間テープは隙間風対策にもなるので冬は断熱効果にもなると思っています。
窓
我が家には上げ下げするタイプと外に開くタイプの窓があります(画像は上げ下げ窓)。
窓の気密性は玄関ドアよりもしっかりしていて、さらに内側か外側のどちらかに目の細かい網戸があるので窓からの侵入は(窓を開けていない限り)難しいのではないかと思います。
心配な場合は玄関同様に隙間テープを利用します。
換気扇 / ロスナイ(24時間換気)
各部屋にある24時間換気は、基本的には電源を入れっぱなしです。
ここはどうなっているかというと、外側から見ると上下にギザギザのわりと大きめの換気口があって、中は穴が空いていて室内までつながっています。
内側からは目の細かいフィルターがかかっています。
とはいえGは5mmの隙間があれば入ってくるのでフィルターのハジから入れないこともない気がします。※換気扇が回転している状態であれば普通は入ってこないらしいです。
この箇所には念のために換気扇・通気口フィルターを使いました(セリアで買いました)。
汚れ防止ですが、防虫対策にもなりそうです。
セリアで買ったフィルター用のテープは少ししか入っていないので、定期的に取り換えることを考えたら別途で購入した方が結果的には節約になるかもしれません。
ちなみにロスナイは短期間ですぐに真っ黒になるので、定期的に取り換える必要があります。それだけ外からの汚れが入ってきやすいんだと改めて知りました。
キッチンの換気扇
我が家のキッチンの換気扇は画像のようにギザギザした穴が空いたステンレス製の板が2重になっています。
これだけ細かいと家の中には入れないんじゃないかと思うのですが、5mmの穴でも入ってくるというのならここも侵入経路の一つになります。
※フィルターで対策予定なので、対策したら追記します。
またGは油も餌にするということなのでフィルターを貼ってマメに清潔にすることで、近寄るのを防止することも重要です。
洗面室やトイレの換気扇
洗面所やお風呂の換気扇は24時間使っているわけではありません。
外側から見るとわりと細かい網目の金属のフィルターがかかっているので外から侵入できるんだろうか?と思うのですが、ここも侵入経路の一つになるそうです。
ネジを外してみるとしっかりとした網目の金属フィルターが入っているのが見えます。
5mmあるかどうかなのでGは入って来れるのかなあ…と思いつつも一応穴なので、内側からの対策をしました。
セリアで買った粘着フィルターシートを4つに折ってカットして利用しました。
ダイソーやCan Doにもありそうですが、100均ショップが近くにない場合は各メーカーから出している粘着シートを利用してもいいと思います。
お風呂の排水溝
お風呂には水もあるし、排水溝も侵入経路の一つです。
ここにはセリアで買ってきた排水口ネットを使いました。
網目は3mmくらいなのでたぶん大丈夫でしょう。。願。
排気口を掃除した後に排水口ネットを使います。これなら二重になっているので、しっかりガードできるんじゃないかと思います。
お風呂の排水口は汚れやすい場所な上に詰まると困るので、あまりマメでない私もここだけは定期的に掃除しています。臭い防止には洗浄丸を使っています。
排水口ネットは100均でなくても各メーカーから販売されているものの方が1枚あたりの金額はお安くなるものもあります。
エアコン室外機のドレンホース
意外だった侵入口はエアコン室外機のドレンホースからの穴。ここは「入ってください」と言わんばかりの状態になっていることを初めて知りました。
ドレンホースの役割は結露を防ぐために水を流すものですが、設置時に特にリクエストをしない限りはそのままの状態なんだそうです。まさかGの侵入口になるとは知らなかったので我が家もそのままでした。
ドレンホースには防虫キャップを使います。これもわざわざ電車に乗って行く距離にあるセリアで購入しましたが、近所のCan Doでも売っていました。
エアコンのドレンホース(排水ホース)は一般的には14mmか16mmが多いようで、このキャップはどちらにも対応しています。
キャップを差し込んだらカチッとはめ込むことができました。
穴のサイズが3-4mmなので成虫したGは侵入は難しいと思います。我が家はエアコンが3箇所にあるので、3箇所に設置しました。
セリアが近くにない場合はネットでも販売しています。
防虫キャップが見つからない場合は、ホースの先端に排水口ネットやストッキングを被せてゴムで留めてもいいみたいです。要は排水できる状態で塞げばいいということです。
洗濯機の排水口
洗濯機の排水溝は開けてみるとわかるのですが、このギザギザの蓋の下は排水ホースを通す穴になっていてわりとしっかりと固定されています。
ここからGが入れるんだろうか?っていうくらいしっかりと固定されているんですが、ここは汚れたときに手入れをしやすいように、防虫対策は気持ち程度にフィルターシールを貼りました。
セリアで買いました。
洗濯機の排水溝は手入れがしづらいので、見える部分だけに貼っています。
段ボール
段ボールに成虫がくっついて侵入するということは普通の家庭ではまずないと思いますが、卵がついていることはたまにあるみたいなので外から届く段ボールは早めに処分する癖をつけた方がいいです。
何が目的なのか、どこに集まるのか
Gの目的は「水」と「食べ物」です。
- 水のあるところ
- 食品カスのあるところ
考えてみたら我が家でGを見た場所もキッチンとトイレでした。また、Gは基本的になんでも食べます。
- 油
- タマネギやじゃがいもなどの野菜、パンくず
- 砂糖(お菓子のくず)
- ビール
- 肉や魚類・チーズ
- 髪の毛
- ペットの餌
- 食器を洗うスポンジ洗剤がついたままの状態
私は食器を洗うスポンジを洗剤がついたままにしていることが多かったです。これは洗った洗剤に食品のカスがついていることからGが好むらしいです。
侵入したGへの対処法とGが来ない空間づくり
侵入したゴキブリへの対処法
既に侵入したGは見つけたら殺虫剤でやっつけるか、知らない間にどこかへ行ってもらうか、或いは業者に駆除をお願いするかの方法をとります。
- ホウ酸団子などの毒餌
- ゴキジェット
- バルサン
- 駆除サービス
その場で見つけたら殺虫剤は止むを得ず使っていますが、使った後は窓を開けて部屋の換気をしっかりやります。
またGを見つけたら叩き潰すのは絶対にNGです。理由はGは雑菌を持った害虫なので、つぶすことで菌が周辺に広がるためです。
ホウ酸団子などの毒餌タイプはGが好きな餌に毒を混ぜたものなので、知らない間にやっつけるのに最適です。※ペットがいる場合は置き場所に気をつけてください。
それでも発生する場合は、バルサン→駆除サービスという方法もあります(ただ個人的には化学物質を使った薬剤はあまり使いたくないです)。
駆除サービスは以下の2つが有名どころなので、実際にお願いする場合はこの中から見積もりをとって決めたいと思っています。
侵入しづらい空間づくりを心がける
Gは水と食品カスを目的にやってくるので(特にタマネギや腐敗臭・アンモニア臭が好きらしい)、近寄りたくない環境づくりも大切です。
- 生ゴミが入った袋には蓋をする / 消臭する
- 飲んだ後のビール缶は捨てるまで洗って管理
- Gが嫌いな香りのものを置く(ハッカやミントなどの天然のハーブ、スプレーを使う)
- マメに掃除する(部屋やキッチン・洗面室などに髪の毛を残さない、男性がいるならトイレでは座って用を足してもらう)
- 洗剤をスポンジに残さない(寝る前、外出前)
- アロマ(ミント・ハッカ系、柑橘系)の香りを習慣的に使う
私はハッカスプレーを定期的に使ったりアロマをたまに焚いたりはしていますが、反省して掃除はもっとマメにするようにしようと思いました。
ハッカオイルスプレーについては以下の記事も参考にしてみてください。
アロマディフューザーはタイマー付きを選ぶと、ある一定の時間香りを部屋中に漂わせることができるのでおすすめです。
香りはハッカ・ミント系や柑橘系の香りを使います(Gが嫌いな匂いです)。
いくつかをブレンドして使ってもいいと思います!
まとめ
Gが出た時の実際にやっている対策や、これからやろうと思っている対策を紹介しました。
まとめるとG対策は以下の2つに尽きると思います。
- Gの侵入経路を塞ぐ
- Gが嫌いな空間づくりをする
今の所はホウ酸団子を各所に設置することが効果的だとわかったので、我が家はホウ酸団子でG対策をしばらく続けます。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。