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海外旅行(主にヨーロッパ)で「Apple Pay」を使うためにiPhoneで行う設定

「Apple Pay」は、スマホをかざすだけで支払いができる決済サービスです。「コンタクトレス決済(非接触型決済)」が普及している国や地域であれば利用できます。プカードや現金を出す手間が省けるメリットがあり、「NFC決済マーク」か「Apple Pay」のロゴが店頭にあれば海外でも使えます。

「コンタクトレス決済(非接触型決済)」

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✔︎本記事の内容

  • 「Apple Pay」を海外で使うための設定
  • 「Apple Pay」に登録できるクレジットカードの種類
  • 「Apple Pay」を海外で使うときはどうするのか

この記事を書いている私はフランスが大好きで、渡仏歴17回。フランスを含めてヨーロッパでは日本よりも電子マネー化が進んでいます。できれば海外では財布を出さないようにしたいので、完全な電子マネー化を進めているところです(2024年2月時点)。

小田急ポイントカード

iPhoneの「Wallet」にクレカを追加して「Apple Pay」を使う

iPhoneの「Wallet」にクレジットカードを追加する

「Apple Pay」を使うには、iPhoneの「ウォレット」にクレジットカードを登録します。「Wallet」にクレジットカードを追加するやり方については「電子マネー「QUICPay」や「iD」をiPhoneで使えるようにする設定」を参考にしてください。

海外で「Apple Pay」が使えるかどうかを確認する

日本で発行されるカードの中で「Apple Pay」に設定が可能な国際ブランドは4つです。※VISAは一部使用不可のカードがあります。

  • American Express
  • JCB
  • MasterCard
  • VISA(一部)

Apple Payに対応しているクレジットカードをアップルのサイトでみる

所持しているクレジットカードが使えるかどうかを確認するには、iPhoneの「Wallet」から登録したクレジットカードの詳細を確認します。

1.右上の「…」をタップして、「カードの詳細」をタップ

iPhoneでQUICPayが使えるようにするやり方

2.カード情報を確認

iPhoneでQUICPayが使えるようにするやり方

「QUICPay」の下に「Visa」が表示されていれば海外で「Apple Pay」として利用できます。※日本以外の国で「QUICPay」は規格が異なるため使用できません。

私自身は、小田急ポイントカード【OPクレジット(JCB)】と、セゾンマイレージプラスクレジットカード(VISA)の2枚を登録しています。どちらも日本国内ではQUICPayとして利用可能です。

ヨーロッパはVISAやMastercardの方が多くJCBが使える店舗は少ないので、2枚は登録しておくことをおすすめします。

海外で「Apple Pay」で支払いをするときは?

「コンタクトレス決済(非接触型決済)」ができるかどうかは、以下のロゴが店頭にあるかどうかを確認します。ロゴがあれば「Apple Pay」での支払いが可能です。

「コンタクトレス決済(非接触型決済)」

  1. 「NFC決済マーク」か「Apple Pay」のロゴがあることを確認
  2. クレジットカードで支払う旨を伝える
  3. Face ID / Touch ID解除後に、お店の端末にiPhoneをかざす

万が一盗難に遭った時はicloud.comにアクセスして使用を止める

万が一iPhoneが盗難に遭った時は「紛失としてマーク」すると、リモートでロックできます。iPhoneを「紛失としてマーク」することでApple Payで使用しているカードは無効になります。

  1. icloud.comに自分のアップルIDでアクセスする
  2. デバイスリストの中からiPhoneを選んで「紛失としてマーク」をクリックする

登録しているクレジットカード情報を守るには、Touch IDや顔認証を登録していることが大前提です。

最悪の事態を想定して事前にやっておくことは以下の3つです。

  • 「iPhoneを探す」はオンにしておく
  • Touch IDや顔認証は必ず登録しておく
  • iCloud.comに事前にログインして把握しておく

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